【豊中市】大阪大学21世紀懐徳堂が開催する講義やイベントに参加しませんか？

2025年1月8日

教育

大阪大学阪大21世紀懐徳堂スタッフ

こんにちは。
大阪大学21世紀懐徳堂です😊

2025年がスタートしました！皆さま、明けましておめでとうございます。

2024年はまちっと北摂を通してたくさんの方々に、21世紀懐徳堂の取り組みを知っていただき、
また、イベント等にもご参加いただきありがとうございました✨

今年最初の投稿は、昨年の振り返りと2025年の21世紀懐徳堂の動きや取り組みについてご紹介します。

「21世紀懐徳堂」とは？

大阪大学豊中キャンパスにある「21世紀懐徳堂」は、大坂の商人たちが1724年に創設した学問所である「懐徳堂」の向学の気概を今の時代に伝え、つなぐために創設された知のネットワーク拠点です。

21世紀懐徳堂は、大学での研究内容や成果をひろく一般の方々に伝えるアウトリーチ活動を通して、社会や地域のみなさんと共に学び・考え、支援する役割を果たす組織で、2008年から講演、講座、カフェなどを実施しています。

これまで、ご紹介してきた「大阪大学公開講座」や「阪大ワニカフェ」等、市民の方が参加できるイベントの開催や運営を行っている部門です。

詳しくは、21世紀懐徳堂のウェブサイトでもご覧いただけます。
URL：https://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/

大阪大学公開講座

大阪大学21世紀懐徳堂の大きな取り組みの一つとしてまずご紹介するのは、「大阪大学公開講座」！

大阪大学の研究者たちが教育研究の成果を社会に還元する活動で、半世紀を越える歴史を刻みます。

昨年2024年は第56回目で、今年も秋頃に第57回を開催予定です。
既に、第57回へ向けて検討を進めており、どんな講義になるのか今から楽しみです🎵

昨年、12月14日(土)に箕面キャンパスで開催した第9回講義の様子をチラリとお見せします。
この日の講義は、人文学研究科外国学専攻　井上さゆり教授による「暗記と創造性～ミャンマー音楽伝承にみる自由と即興性～」。暗記が大きな軸となるミャンマーの教育や文化の伝承と、暗記の持つ力や創造性について講義いただきました。

当日は、井上さゆり教授によるビルマの竪琴の演奏もあり、竪琴の美しさや澄んだ音色に魅了された受講者も多く、穏やかな回となりました。

講義中の様子（@大阪大学箕面キャンパス記念ホール）

受講者からの竪琴についての質問に答える井上さゆり教授。楽しそうな様子が印象的ですね

講義終了後に、竪琴のレクチャーを受ける受講生と井上さゆり教授

「第56回大阪大学公開講座」の開催概要や講義内容については、以下の特設サイトよりご覧いただけます。
（URL：https://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/koukaikouza_r06/）

「中之島」での活動

21世紀懐徳堂のもう一つの大きな取り組みとして、大阪大学発祥の地である「中之島」を舞台とした活動があります。

2025年はいよいよ万博イヤー🎉ということで、中之島でも大阪・関西万博に合わせて様々な企画を予定しております。

その一つとして、2021年度から科学技術振興機構（JST）と開催している「サイエンスアゴラin大阪」。
昨年は、11月24日(日)に「ラウンドテーブル　Playable Island―中之島で実装する創造的なアイディアの提案」をクリエイティブアイランド中之島、JSTサイエンスアゴラ、中之島パビリオンフェスティバル2025共同企画として開催しました。

当日、第1部は中之島周辺企業の若手社員、大学の研究者や学生たち約60人が、グループに分かれてワークショップを実施。自由な発想で中之島の魅力を掘り起こし、それを発展させ、発信していく展望を出し合いました。

第2部では、クリエイティブアイランド中之島の実行委員長である西尾章治郎・大阪大学総長が「様々な組織や人々が、『オール中之島』としてネットワーク化されれば、大きなシナジー効果が生まれ、大きな面へと拡がり発展していくことは間違いありません。皆さんとともに、是非とも力強く実現していく所存です」と主催者あいさつを行いました。

続いて各グループの発表の後、菅谷富夫・大阪中之島美術館長と堀越礼子・朝日新聞社大阪本社代表がクロストークを行い、堀越代表は「2025年を『アート元年』として、中之島の魅力を発信していきましょう」と述べました。

2025年は、中之島のさらなる魅力が開花する一年となりそうです✨　ますます目が離せません👀