おはこんばんちわ。
まちっと編集部のナタリーです。
どうかしている暑さが連日続いておりますが、皆様ご無事ですか?
私はだめです。
まさか6月中に夏バテになる日が来るなど誰が予想したでしょう。
自宅のベランダから見える中学校では例年より少し早くプール開きをしたようで、時折聞こえてくる水音とはしゃぎ声を羨ましく思う今日この頃です。
そうこうしているうちに間もなくやって来る夏休み。
工作や観察日記も魅力的ですが、ちょっと渋めに、地元の歴史を紐解いていくのはどうでしょう?
【7月16日(土)~】松戸市立博物館で館蔵資料展「古文書をみる、絵図をよむ 江戸時代編」開催
毎年館蔵資料を調査した成果を披露する展覧会を開催している松戸市立博物館。
今年度は7月16日(土)から、市内の旧家から寄贈された古文書(こもんじょ)を中心に、絵図や浮世絵も展示をするそうです。
なんでも、展示できるほどたくさんの古文書が残されているのには、当時の行政の在り方が関係しているそう。
江戸時代の松戸市域には60近い村があり、それぞれの村は、名主(なぬし)・組頭(くみがしら)・百姓代(ひゃくしょうだい)の三役人によって運営されていたとのこと。
地域全体を納める領主との間でやり取りされる命令や要望は文書で行われていたため、その多くが残されているんだとか。
今回の展示では、山村(現、松戸市秋山)と大谷口村(現、松戸市大谷口)を中心に、納税や借金・離婚など(生々しい!笑)に関する様々な種類の古文書や、当時の村の様子を描いた絵図・浮世絵などから、江戸時代の人々のリアルな生活に迫っていきます!
【展示構成】
①村の日常
当時の戸籍である宗門人別帳、離縁状、借用証文など、村の日常に関する古文書を展示します。
②村の事件
大地震・流行病・外国船の来航など、村に起こった大事件を伝えた古文書を展示します。
③絵図をよむ
江戸時代は、絵と文字を使った絵図が多数残されています。
道や川、野山や田畑が描かれ、いまでは無くなった字名が書かれていることもあります。
また、外国船の来航や名所の伝説を伝えた印刷物などの絵図を展示します。
開催概要
■展示会期:
2022年7月16日(土)~8月28日(日)
午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
※休館日:月曜日(7月28日祝日は開館)7月19日(火)、8月26日(金)
■展示会場:松戸市立博物館 企画展示室
■交通アクセス:
①JR新八柱駅・新京成線八柱駅より徒歩約15分
または同駅から新京成バス3番乗り場より小金原循環・新松戸駅行「森のホール21・公園中央口」下車すぐ
②JR新松戸駅から新京成バ3番乗り場より新八柱駅行「森のホール21・公園中央口」下車すぐ
■観覧料:無料
【会期中の開催事業】
<学芸員講演会>
日時:2022年7月31日(日)13時~15時
講演名:「古文書からさぐる松戸の江戸時代」
講師:富澤 達三(当館学芸員)
<歴史を語る>
日時:2022年8月6日(土)13時~15時
講演名:「(仮題)近世松戸の村とくらし」
講師:出口 宏幸氏(江東区文化財主任専門員)
URL: 【松戸市立博物館】館蔵資料「古文書をみる 絵図をよむ 江戸時代編」
松戸市立博物館
- 【住所】
〒270-2252 千葉県松戸市千駄堀671番地
【電話番号】
047-384-8181
【FAX番号】
047-384-8194
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この記事を書いたのは…
まちっと編集部ナタリー・ティエン
「まちっと」コンテンツプロデューサー。三度の飯と酒をこよなく愛する、ソロ活の求道者。宝くじが当たったらラム酒の風呂に入りたい。三千世界の酒場を巡り、いつか運命の一杯と相まみえる日が来ることを願ってやまない夢見がちな三十路です。よろしくお願いします。