【東葛】2022.01.04絶好の条件!しぶんぎ座流星群を観察しよう

みなさん、こんにちは。ジモトミンの村島由夏です。
本格的に寒くなってきましたね。その分空気が澄んで、夜空を見上げれば星がよく見える季節になりました。

ペルセウス座流星群・ふたご座流星群とともに三大流星群と言われる、しぶんぎ座流星群が年明け早々に極大を迎えます。
今回は、しぶんぎ座流星群とは何か、それがいつ・どこで見られるのか一緒にチェックしてみましょう。

そもそもしぶんぎ座流星群って??

毎年一年の最初を飾る流星群です。三大流星群のひとつとして数えられていますが、流星の出現数は年によってかなりムラがあり、どのくらい流れるか予想するのが難しい流星群でもあります。

このため、熟練した観察者によって1時間あたり100個程度の流星が見られた年もありますが、通常は1時間あたり20個〜50個程度の出現です。

流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、かつて、この流星群の放射点の近く(牛飼い座とりゅう座の境界付近)にフランスの天文学者ラランドが「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座を設定していたため、「四分儀座流星群」と呼ばれていたことに由来しているそうです。

活動時期・極大

しぶんぎ座流星群の一般的な出現時期は12月28日から1月12日頃、極大は1月4日頃です。流星数が比較的多く観察されるのは、極大の前後1日程度です。
また、際だって流星数が増加するいわゆる極大は、数時間程度です。極大が夜間ではなく昼間の時間帯にあたると、流星はほとんど見ることができません。

見やすい時間帯はいつ??

しぶんぎ座流星群の放射点は、うしかい座とりゅう座の境界付近にあります。放射点が上ってくる真夜中頃からが観察のチャンスで6時頃に空が白み始めるまで、観察することができます。

今回のしぶんぎ座流星群の極大は、1月4日明け方5時から6時頃と予想されています。この時間帯は放射点の高度が高く、観察に適した時間帯にあたっていて、とても良い条件です。
また1月3日が新月で、月明かりの影響を全く受けずに観察ができます。近年まれに見る絶好の観察条件と言えそうです。

しぶんぎ座流星群の流星が見え始めるのは、放射点が昇ってきた後の1月4日1時頃(3日深夜過ぎ)です。その後、極大に向けて流星群の活動が活発となることと、放射点が高くなり見える流星が増えることとが重なり、流星数は急激に増加していきそうです。
最も多く見られるのは、空が白み始める直前であり、極大時刻でもある4日5時台と予想されます。この時に実際に見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり50個以上となる可能性があります。

ただし、年によって流星数が変化することも知られているので、1時間あたり30個程度にとどまる可能性もあります。両方の可能性があることに注意して観察してみてください。

どの方向を見ると良い?観察の仕方は?

流星は、放射点を中心に放射状に出現します。ただ、放射点付近だけでなく、どちらの方向にも現れますので、なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。

また、屋外の暗さに目が慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けると良いでしょう。レジャーシートを敷いて地面に寝転んだり、背もたれが傾けられるイスに座ったりすると、楽な姿勢で観察できます。

さいごに

たいへん寒い季節ですので、寒さ対策をしっかりおこなってください。事故に遭わないように十分注意し、マナーを守って観察をしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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  • ジモトミン村島由夏

    2022年01月04日 08時24分

    今朝5:00〜5:30頃、家のベランダに出て空を見上げていたら、2つ流れ星を見ることができました。 他の方は見れたでしょうか。 寒いので風邪ひかないように気をつけてくださいね。

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ジモトミン村島由夏

生まれも育ちも出会いも住処も千葉県松戸市出身の松戸ラヴァー。実際に見て、行って、体験して、良いなあ!誰かにおすすめしたいな!というお気に入りスポットやお店、イベントなどを中心に記事を書こうと思います。

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