本日紹介させていただくのは、自家製天然酵母でパンを焼く”ほっこりbakery”田村ゆみさん。
にっこりとほほ笑む笑顔が優しい、”ほっこり”という屋号がぴったりな方です。
田村さんは元々、趣味で自宅用のパンを作っていたそうですが、その頃はまだ市販のイーストを使っていたそう。
4人の子育てに多忙な日々を送っていたある日、
末っ子さんから「ママのようになりたくない」と衝撃のひと言を受けたのがきっかけで
自分自身のために何かしよう、と図書館へ向かった田村さん。
何気なく見ていた本棚の中に、天然酵母のパンの作り方の本を見つけたのが運命の出合いでした。
自宅で試しにレーズンを発酵させ、それを使って焼いたパンの香りは今も覚えているというほど、
それまでにないおいしさだったそうです。
季節の旬を大切に
レーズンのほか、いろいろな果物を発酵させて
自然の持つチカラ、おいしさに目覚めて以来
天然酵母のパンを作ることの虜になった田村さん。
自分や家族のためだけでなく、販売するようになり、
そのおいしさが好評となり、段々と活躍の場を広げていきました。
田村さんのパンのもうひとつの特徴は、
そのときどきの旬を取り入れていること。
3月にはつくし、4月にはよもぎ、金柑など。
身近にある野のめぐみを、自ら摘みに出かけたり知り合いの農家さんから仕入れて
パンにすてきな季節のエッセンスを添えています。
また大蓮公園LiPの出店ではその場で焼くワッフルも人気。
もちもちとして、子どもにも食べやすいです。
そして、パンのほかに
スープやサラダ、マリネ、ラペといった
野菜を活かしたお料理も得意な田村さんのランチが
食べれるところがあります。
南区檜尾の「ゆっくりばこ」さんでは、
お花のワークショップと同時に”ほっこりbakery”さんのパンランチが頂けます♪
(開催の有無、日時についてはInstagramの”ほっこりbakery”さんの予定をご確認下さい。)
ライターのつぶやき
田村さんのすてきなところは、
あくまでもマイペースに、
「けっして無理せずパンと向き合っているところ」だと思います。
人気があって、
たくさんの人に求められたら
”もっと出店を増やさなきゃ、もっと数をたくさん作らないと”と、
つい急き立てられるような気持ちになってしまっても仕方ないのに
まわりに合わせるために無理をするんじゃなく、
自分にできる事をゆっくりと丁寧にやる。
と決めておられる感じがして、
その姿勢が好もしいと勝手に受け取っています。
そんな”ほっこりbakery”さんのパンが買える場所は、大蓮公園LiPのほかにも、いくつかあります。
堺市内では、前述の南区檜尾にある「ゆっくりばこ」さん。
こちらでは、パンの作り方レッスンもあるそうです。
また南区釜室にある「Organic 畑 kitchen 結」さんでも、パンを販売されている日があります。
堺市以外にも、道の駅ちはやあかさか、和泉市青葉台の「月の木カフェ」、貝塚市のキタノヴィレッジなどすてきな場所での出店が多いので
是非お出かけがてら”ほっこり”さんのパンに"会い”に行ってみてくださいね。
※買いに行くのが難しい…という方には、
「季節のパン箱便」という、宅配でパンが届く方法もやっておられるそうです♪
こちらもInstagramからご確認、ご注文頂けますので見てみて下さいね。
自家製天然酵母パン”ほっこりbakery”
LIFE is PARK 大蓮公園
- 堺市南区若松台2丁目5
URL:https://www.instagram.com/lifeispark?igsh=MTZqZWZ1ZjFpYTU3cg==
ゆっくりばこ
- 堺市南区檜尾149-2
Organic 畑 kitchen 結
- 堺市南区釜室122
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンにし
泉北ニュータウン(のはしっこ)生まれ育ち。約5年のブランクを経て泉北へ戻りました。子どもの頃は気づかなかった泉北のいいところを最近あれこれ発見して、毎日が楽しくなっています。 泉北で暮らす人に、もっともっと、このエリアのすてきな人・お店・場所が知られてここが好きと感じる人が増えていったらいな。