突然ですが、
小学校って好きでしたか?
日本では、6歳になると当たり前のように小学校に行く子がほとんど。
人それぞれに出会った先生や友達がいて、
好きだった教科、苦手だった教科、係や給食当番、掃除、
休み時間にした遊び、運動会や遠足、修学旅行…。
まだやわらかい心で経験し刻まれた、いろんな出来事の積み重ねが
人生の土台となっていると思います。
増え続ける不登校
文部科学省のホームページによると
「令和4年度の国立、公立、私立の小・中学校の不登校児童生徒数が約29万9千件(過去最多)」
となっています。
中学校を含むとはいえ、
こんなにたくさんの子どもたちが学校に行きたくない、
行けていない現状がある事。
ひとりの大人として、子どもを持つ親として、
このままほっといていいの?と何だか気になる…。
だけど、
1人ひとりの理由は様々だろうし、
家族でもない第三者が踏み込めないデリケートな問題。
簡単に解決する訳はないし、
どうすればいいのかな。
学校に行かない子どもたちに対して、大人は何をしてあげられるのかな。
映画『夢見る小学校』を観て
そんな風に感じていた一年ほど前、
『夢見る小学校』という映画を観ました。
映画に登場するいくつかの小学校では
時間割はなく、子どもたち自身が決めて学んだり、何かを作ったり。
決めごとをする時は、児童全員の話し合いで、大人は口を出さない自主運営、など。
そんな事できるんだ!
とびっくりすると共に
”学校って、決められた事をしないといけない場所”
と無意識に思い込んでいた事に気づきました。
今回の映画のテーマは”子どもファーストな公立学校の作り方”
6/30(日)に上映される『夢見る校長先生』は、
前述の『夢見る小学校』の続編になります。
今作では
・通知表を廃止
・校則ゼロ
・宿題ゼロ
・時間割なし
これらの事をやった、すべて実在の公立の学校長たちが登場します。
…え?
ほんとに?
そんなの出来るの?
と、子どもから歓声が上がりそうな
(一部の親からは反対もありそう…)
学校のアップデートは
どうやって出来るのか、
どんな思いでやっておられるのか。
学校がもっと自由な場所になったからといって
不登校の子が学校に行きたくなる、という単純な話ではないだろうし
自由になる事で、学習に遅れが出るのでは?
という指摘もあるかもしれない。
大切なのは、
誰もが「未来を生きる子どもたちにとって、学校はどうあるべきか」
を自分事として意見を持つこと、出し合うこと。
ではないかな、と思います。
そうやってみんなが考えるためのヒントがここにあります。
気になった方は是非、
ご自分の目と耳で確かめてみて下さいね。
上映会情報
★日時:6月30日(日)
★会場:「ビッグ・アイ」大研修室(泉北高速鉄道「泉ケ丘」駅徒歩3分)
★午前の部:開場9:30 上映10:00 お話会11:40~12:20
★午後の部:開場13:30 上映14:00 お話会15:40~16:20
★前売り券:1200円 (当日券:1500円) ※高校生以下無料
★主催&申込:「夢見る校長先生」上映実行委員会
e-mail:QYD04504@nifty.com 電話番号:090-3995-0666
上映実行委員会のInstagramアカウントからも、チケットの申込が可能です。
※チラシ裏面に記載があった、昼食のご用意については会場の都合により中止となっております。申し訳ありません。
※キッズスペースでお子様と一緒にご覧いただけます。
国際障害者交流センタービッグ・アイ
- 堺市南区茶山台1丁8-1
「夢見る校長先生」上映実行委員会のInstagram
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この記事を書いたのは…
ジモトミンにし
泉北ニュータウン(のはしっこ)生まれ育ち。約5年のブランクを経て泉北へ戻りました。子どもの頃は気づかなかった泉北のいいところを最近あれこれ発見して、毎日が楽しくなっています。 泉北で暮らす人に、もっともっと、このエリアのすてきな人・お店・場所が知られてここが好きと感じる人が増えていったらいな。