〈目次〉
【ドムジンスパイスカフェさん】
【行き方】
【自己紹介】
ハァ〜〜〜♪ ジモトミンミン ジモトミン♪(あ、ソーレ)
変な出囃子で始まりましたが、こんな感じで参りますのでどうぞよろしくお付き合いください。
さて、ジモトミン初投稿で緊張しております。(←そんな人間は出囃子で歌わないというツッコミはおやめください……)
早速ご紹介したいのは、堺市南区にある私がイチオシのスパイスカレー屋さんです。
【ドムジンスパイスカフェさん】
お店前の看板には「SINCE 2015.06.07」と書かれており、8年以上スパイスを扱ってきておられるのが分かります。
カレーが大好きな筆者。「今年もカレーにお世話になりました」の感謝の気持ちを込めながら、美味しいカレーを噛み締めて一年を終わりたい。なので、年の終わりに「カレー納め」しに伺うお店なんです。
駅から少し離れているのですが、普段から徒歩と電車生活の私は「歩いて」食べに行ってます。
(GoogleMap参考:栂・美木多駅から18分、散歩です♪)
今回は最近使いはじめたシェアサイクルサービス(HELLO CYCLING)で駅から7分で楽チンに行けました。※めちゃめちゃ便利でオススメ! 駅方面からは下り坂なのでほとんど漕ぎません(笑)スピード出し過ぎにご注意ください。お車の駐車場情報は後述あり
車でこの道路を通る地元民の方も多いと思いますが、スパイスカレー屋の存在を知っている方は少ないのではないでしょうか。ちょっと待って! それはとてももったいないから!
【ドアを開けたら】
木製のドアを開けて一歩足を踏み入れると、おかみさんの「いらっしゃいませ」の掛け声と一緒に店内いっぱいに広がるスパイスの香りが歓迎してくれます。この瞬間がたまりません。生きてて良かった……(←本気)
店内はそれほど広くなく、二人掛けのテーブル席が5つほどあるお店です。
座席には冬仕様で寒い外から入ってくるお客さんのため、椅子用電気マットを敷いてくださっています。(※私はこんな気遣いのある飲食店を他に見たことがありません)
促されるままにテーブル席についてメニューを見ます。
【注文】
こちらのセットメニューを見たはじめての方は少し戸惑うかもしれません。
基本メニューとして「ドムジン・シングル・プレート」があります。
ドムジンチキンカレーと3種類のマサラ料理(混合香辛料料理)・サラダ・ピックル(アチャール)・ターメリックレモンスープ・サービスドリンク(ランチタイムは無料!)のセットコースになっています。
さらにもっとカレーを満喫したい人向けに「Wプレート」と「トリプルプレート」があります。それぞれチキンカレー+本日のカレーから1種類もしくは2種類選択できる『カレー大好き星人(※メニューに書いてあるw)』を満足させるバリエーションが用意されています。
今まで「本日のカレー」のメニューを何度も拝見してきて感じるのは、
季節の旬の食材を大切にされている姿勢と、いつも新しいチャレンジをされているマスターの探究心が垣間見えてきます。
【動き出す】
一番にテーブルに出てくるのはこちら。
ターメリックレモンスープ。
香辛料と酸味の効いたレモンスープなのですが、ひとくち飲んだ瞬間から動き出します。
何が、って? 胃です。いや、胃だけではありません。
「さぁこれからメインのカレーが来るぞっ!体中の細胞たちよ、準備はいいか!?」という号令のような体の中の何か、が。
飲み進めていくうちに胃に落ちていくスパイススープが体を少しずつ温まるのを感じる、いわゆる「食前酒」のような役割を果たしてくれます。
【食べ始めたら】
ゆっくりとスープを飲んでスパイスと対話していると、「ザ・ドムジンワールド」が乗っかったワンプレートが運ばれてきます。スパイスの香りを漂わせながら目の前に置かれるスパイスワンダーランド、ドドン。(ヨッ! 待ってました♪)
私自身も久しぶりにお伺いして食べ始めたのですが、「あ〜コレコレ!」とすぐになりました。
カレーをスプーンに乗せてじっと見つめると……細かいスパイスが何種類も混ざり合っています。これぞ家庭では簡単に作れないお店の味です!
買ってみたら分かるのですがスパイスって実は安いものではありません。
こだわりの強い料理初心者男性あるある(※自分のことですw)なんですが、最初にスパイスを何種類も買い込んで一度作って満足してしまう。カレー以外の使い道を模索せず、大量に余らせて賞味期限を迎えるスパイスたち……(スパイスの神さま、ごめんなさい)
【混ぜる楽しみ】
もちろん食べ方は人それぞれ。
ドムジンチキンカレーのゴロっとチキンを頬張ると柔らかくほどけていく……
Wプレートで「牡蠣と山椒のWA!カレー」を選んだのですが、大きな牡蠣を口いっぱいに頬張って食べると山椒の和ピリリ、カレースパイスの印ピリリがハーモニー。まさに「ワッ!」とおどろく新しい味でした。
紫キャベツのアチャールや副菜それぞれをアクセントにしながら、チキンカレーや本日のカレーを混ぜて食べるのも「ワンプレートカレー」の醍醐味です。
どんどん混ぜてみていろんな組み合わせをお楽しみください。
カレーは無限のユニバース(宇宙)。あ〜ごはん大盛りにしておいて良かった☆
【ご注意】
「スパイスカレー」は市販のカレールーからつくる「欧風カレー」とはまったく別物の料理です。
イギリス由来の欧風カレーは煮込み料理であり、まろやかな食感と混ざり合った具材の味の深みを楽しみます。
対して、インド由来のスパイスカレーは炒め料理(!)であり、スパイスの特性である「香り、辛味、色」で包み込まれた具材の味と、形あるスパイスそのものの食感も一緒に楽しみます。
もしかすると「スパイスカレー」に慣れていない人にとっては「想像と味覚とのギャップ」が大きくて驚いてしまうかもしれません。
ちなみに、生理学的な味覚の仕組みとして「甘味」「旨味」「塩味」「苦味」「酸味」の5つの基本味があります。
マスターご自身もおっしゃっていましたが、「酸味」も大切にしたカレー(※もちろん辛味は自分で選べます)だそうです。
個人的にも「カレーとしては珍しいかも」と思いますが、おかげで味の奥行きが出ていてまた食べたくなる味なんだと感じています。
【すっきり】
今回はセットになっているICEの紅茶(セイロンティーとミントティーの自家製ブレンド)を頼んだのですが、おどろくほど口の中をスッキリとリセットしてくれるのでオススメです。
おかげで頭のてっぺんから流れ出たナイアガラの滝のような発汗(※汗っかきでスミマセン……)が止まって「爽やかな風」を感じた気がしました。
ごちそうさまでした☆(合掌)
【おまけ情報】
店名をずっとドムジンスパイス「カレー」さんだと間違えて覚えていたのです。マスターにそう伝えたら「食べ終わったあともゆっくりくつろいでもらいたいので」というマスターの想いがこもった店名で「カフェ」にしたそうです。
マスターが若い頃に世界一周旅行をされたとき、インド・パキスタンで知ったスパイスの魅力に驚いたそうで、料理人としていろいろな料理に触れてきたけれどやっぱり「スパイス」に戻ってきたそうです。
そんなマスターのオリジナルスパイス料理をどうぞ食べに行ってみてください。
【行き方】
住所:〒590-0155 大阪府堺市南区野々井683
お店の前に駐車スペースが1〜2台分ありますが、すぐに埋まってしまいます。
店舗から少し先に有料駐車場がありますので、実際の場所を写真付きでご紹介しておきます。
参考になりましたらどうぞ。
→近隣駐車場 アットパーク赤坂台6丁
ナビ検索用住所:堺市南区赤坂台6丁8-1
料金:100円/60分(2023/12/29時点)
→シェアサイクルサービスについてはまた別の機会にご紹介します
【自己紹介】
最後までお読みいただきありがとうございました。
あらためて最後に自己紹介をさせていただきます。
ワタクシ「たつのこ龍次郎(りゅうじろう)」と申します。
大阪生まれ大阪育ち、結婚を機に堺・泉北へ移り住んできて2024年で14年目になります。
街づくり活動にも地味に参加していたり、地元以外でもイベント活動したりするフツーの会社員・四十代の男で、本記事でも分かるようにカレーライスが大好物です。
妻を愛し、昭和ネタとダジャレに浮気する男でございます。
以後、どうぞお見知りおきください。
ドムジンスパイスカフェ
- 堺市南区野々井にあるスパイスカレー屋さん。2015年6月7日からご夫妻で営まれておられます。
ランチ :月曜日〜日曜日(11時半〜14時半L.O)
ディナー:水曜日〜日曜日(18時〜20時L.O)
※休日は不定休(SNS情報をご参照ください)
※駐車場は1〜2台
大阪府堺市南区野々井683
☎︎0722983766
URL:https://www.instagram.com/domjin7273.a?igsh=MW1ueHJjNjcwbWxneQ==
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この記事を書いたのは…
ジモトミンたつのこ龍次郎(りゅうじろう)
AIには書けない、体温とユーモアを大切にした文章を書きたい四十歳代後半の男です。ジモトミンならではの超ローカルな有益情報だったり、面白いものを見つけたらここでシェアさせていただきます☆