【柏市】柏市内の香取神社巡り　その３　柏市南部編～箕輪、鷲野谷、高柳、藤ケ谷、布瀬～

2025年12月17日

こんにちは。柏市在住の地元民（ジモトミン）、「まちっと柏」ライターのKOJI-KOJIです。

柏市内で一番数が多い神社、香取神社を全部回ろうと試みており、ある程度まとまったのでそのご報告レポートです。
（柏市の北部、中部、南部の３つに分けて5社ずつ計15社の香取神社をご紹介）

香取神社とは？

香取神社（かとりじんじゃ）とは、「香取」を社名に持ち経津主神（ふつぬしのかみ）を祭神とする神社です。

千葉県香取市の香取神宮を総本社とし、関東地方を中心として全国に約400社あります。

香取神宮は、伊勢神宮や鹿島神宮と並び、日本三大神宮の一社。

また、鹿島神宮や鳥栖神社と並び、東国三社の一社でもあります。

実に格式高いところなんですね。

香取神社はおもに利根川・江戸川沿いを中心に分布しており、柏市をはじめ東葛エリアにも数多く存在。

柏市教育委員会が発行している柏市文化財地図には15か所の香取神社が記載されています。

1年位かけて柏市内の全15社を回り、北部、中部、南部それぞれ5社に分けてまとめました。

今回は南部の5社のご紹介になります。

①箕輪香取神社

箕輪香取神社は、手賀沼の南、箕輪の地に鎮座する香取神社です。

住所は柏市箕輪２８９。

鳥居は１つで、社殿に続く参道は直線です。

鳥居には「香取神社」の扁額が掲げられていますが、社殿には扁額はありません。

境内には青面金剛（しょうめんこんごう）が彫られた石塔、庚申塔をはじめ、石碑が多数あります。

青面金剛は、中国の道教思想に由来し、日本の民間信仰である庚申信仰の中で独自に発展した尊格で、庚申講の本尊として知られています。

扁額の掲げられた箕輪香取神社の鳥居

社殿に向かって真っ直ぐな参道

社殿

社殿に扁額はありませんでした。

精巧な龍の彫刻が施されていました。

②鷲野谷香取神社

次は、柏市鷲野谷の地に鎮座する鷲野谷香取神社。

住所は柏市鷲野谷７６。

国登録有形文化財（建造物）の染谷家住宅から徒歩5分位のところにあります。

精巧な龍の彫刻は必見です。

鷲野谷香取神社の社殿の入口

社殿。扁額はありますが、文字が判別しにくいです。柱の龍の彫刻は見事。

柱に巻き付くように彫られた立体的な龍の彫刻。

③高柳香取神社

続いては、柏市高柳の地に鎮座する高柳香取神社。

住所は柏市高柳７１２−１。

参道入口の鳥居には扁額はなく、鳥居から社殿に続く参道は直線ですが、直進ではなく、突き当ったら一度右折して囲いを回り込むように入って社殿の前に進みます。

社殿にも扁額はありませんでした。

ここ高柳香取神社も龍の彫刻が見どころです。

高柳香取神社の鳥居には扁額はありませんでした。

社殿

社殿にも扁額はありませんでした。

柱に施された龍の彫刻

④藤ケ谷香取神社

高柳香取神社の次は、柏市藤ケ谷の地に鎮座する藤ケ谷香取神社。

住所は柏市藤ケ谷字城之堀６８６−１。

国道16号線沿いにあります。

社殿の正面に向かう表参道の入口の鳥居には「香取神社」の扁額が掲げられており、鳥居から社殿に続く参道は直線です。

社殿に向かって左側、国道16号線の方にも参道があり、その入口にも鳥居があって、そこにも「香取神社」の扁額が掲げられています。

社殿は木の柵で囲われています。

正面の鳥居

社殿に向かって左側の参道の鳥居

木の柵で囲われた社殿

⑤布瀬香取神社

柏市内の香取神社巡り南部編の最後は布瀬にある香取神社。

住所は柏市布瀬１３７７。

ここは「香取鳥見両神社」として、鳥見神社と共に祀られている香取神社です。

参道入口の鳥居の扁額には「香取」の文字と「鳥見」の文字に横に並び、その下に「両神社」の文字が記されています。

参道は100ⅿ程の距離があり、若干曲がりくねりながらも概ね道なりに真っすぐです。

社殿にも、「香取」の文字と「鳥見」の文字に横に並び、その下に「両神社」の文字が書かれた扁額が掲げられていました。

このこんもりとした鎮守の森の中に香取鳥見両神社があります。