こんにちわ!車椅子で北摂のお出かけを楽しんでいる、ゆっけです。
3月2日(日)、豊中市消防訓練場で開催された「消防訓練場開放デー」に、小学2年生の息子と一緒に行ってきました!
このイベントは、普段は入ることができない消防訓練場が特別に開放され、火災時の煙体験や放水体験、高度救助隊の救出訓練などを見学できる貴重な機会。毎年楽しみにしているイベントのひとつです。
今回は、その様子をレポートします!
普段は入ることができない「豊中市消防局 消防訓練場」に潜入!
火災を防ぐためにできることは?春の全国火災予防運動
このイベントは、春の全国火災予防運動の一環として開催されました。
春は空気が乾燥し、風が強い日が多いため、火災が発生しやすい季節。そこで、火災を防ぐための意識を高めるために、毎年3月1日から7日までの1週間、全国で火災予防運動が実施されます。
豊中市消防局でも、消防訓練場を地域の皆さんに開放し、消防に興味を持ってもらおうとこのイベントを開催。普段は消防隊員の方々が訓練をする場所に特別に入れる貴重な機会で、子どもも大人もワクワクするイベントです。
消防訓練場に到着!ワクワクが止まらない息子!
大勢の人でにぎわっていました
すぐ近くを飛ぶ飛行機!消防訓練とダブルで楽しめます!
放水・煙・救出…リアルな消防体験に親子で大興奮!
会場に入ると、さまざまな体験コーナーが用意されていました。
まずは、バッテリーカーの乗車体験。まるで消防士さんのように乗り込んで運転できるので、息子も大喜び!
次に、放水体験。消防ホースを持たせてもらい、水を勢いよく放つ体験ができます。息子も「結構、力がいるねんけど、大丈夫!」と得意げに話してくれました。
さらに、煙体験のコーナーでは、実際の火災時に発生する煙の中を歩く訓練を体験。私は車椅子で参加しましたが、前が全く見えず、息子に助けてもらいながら恐る恐る進みました。煙の怖さを再認識しました。
他にも、水消火器を使った消火訓練やチェーンブロックを使った救出体験、消防服を着ての記念撮影など、学びながら楽しめる体験がたくさん!子どもだけでなく、大人にとっても貴重な学びの場になりました。
バッテリーカーで出動!消防士気分でハンドル操作もバッチリ!
水圧に負けずにしっかり放水!消防士さんもびっくりの腕前!
炎に向かって放水開始!リアルな訓練にドキドキ!
煙に包まれると前が全く見えない……視界ゼロの恐怖を体験!
挟まれた人を救え!ジャッキで持ち上げるレスキュー体験
チェーンブロックを使って重たいタイヤを軽々持ち上げました
消防訓練のリアルを体感!高度な技術と連携に感動
体験コーナーを楽しんだあとは、消防隊員の方々による訓練の見学へ。
この日は、救助訓練隊の障害突破訓練や、化学車隊の放水救出訓練など、4つの訓練が披露されました。
最初に行われたのは、高度救命救急隊による人命救出訓練。高所からロープを使って救出する隊員さんの姿は、まるでアクション映画のワンシーンのよう。迅速で正確な動きに、観客からも感嘆の声が上がりました。
続いて、救助特別訓練隊の訓練。隊員さんたちは壁を素早く登り降りし、高い場所に設置されたロープをスイスイと移動。スピーディーで力強い動きに、「すごい!どうやってあんなに早く動けるん?」と息子も興味津々でした。間近で見ると、その体力と技術の高さに驚かされます。
最後に行われたのは、化学車隊による消火活動訓練。建物内に閉じ込められた人を救出するという想定で、隊員さんたちは息の合った連携で動いていました。化学車の上部に設置されたホースから勢いよく放水される様子や、救助活動の緊迫感に、大人も子どもも釘付け。息子も思わず前のめりになって見入っていました。
間近で見る消防訓練は、想像以上の迫力。普段はニュースや映像でしか見ることのない場面を目の当たりにし、改めて消防隊員の皆さんのすごさを実感しました。一つひとつの訓練には、日々の努力や積み重ねた技術が詰まっていて、それがあるからこそ私たちの暮らしが守られているのだと感じました。
高所からロープを使って救出する隊員さんの勇敢な姿
壁を素早く登り降りする隊員さんのスピーディーで力強い動きに驚き!
ビルの間をロープで移動!素早い動きに驚きの声が上がっていました!
ボンベを背負い、トンネル内へ突入!隊員たちの息の合った連携が光る瞬間!
化学車から勢いよく放水!迫力の消火訓練
息子の消防士熱、燃え上がる!家族で学んだ防災の大切さ
訓練を見た息子はすっかり影響を受け、「消防士さんのまねっこ訓練」を開始。
帰り道では、わざとデコボコ道を歩いてみたり、後ろ向きに歩いてみたりして、「バランス感覚を鍛えるねん!」と意気込んでいました。
「ロープも結べるようになりたい!」と新たな目標もできたようで、「ロープ買って!」とお願いされました。消防士になるには、まず靴紐を結べるようになるところから始めようか、と話しながら帰宅しました。
消防士さんに「どうしたら消防士になれますか?」と聞いてみたところ、「いっぱい食べて、いっぱい遊んでたら大丈夫!」とシンプルだけど力強いアドバイス。息子も「それならできる!」とニッコリしていました。
今回のイベントを通して、消防士さんのかっこよさを改めて実感し、家族で防災について考える良い機会になりました。
途中、小雨が降る場面もありましたが、最後まで大満喫!豊中市消防局の皆さん、貴重な体験をありがとうございました!
ジグザグ道を走る息子、消防士を目指して自主練習!
「どうしたら消防士になれますか?」「いっぱい食べて遊んでたら大丈夫!」
豊中市のマスコットキャラクター「マチカネくん」にも会えました
令和7年 豊中市消防局 消防訓練場開放デー(イベントは開催済み)
- ◾️日時:令和7年3月2日(日曜)午前10時開始
◾️場所:豊中市消防局 消防訓練場 URL:https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kurashi/bosai/toyonakafiredept/
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンゆっけ
太陽の塔が見える街で、車椅子生活をしながら子育て中。小学生の息子は警察・消防・自衛隊が大好きで、週末は北摂のイベントに出没しています!車椅子でも安心して楽しめるお出かけスポットや親子での体験を発信しながら、北摂の魅力を一緒に見つけていけたら嬉しいです!