阪急曽根駅近くでケーキ屋さんを探したりしながら、ウロウロ。焼き菓子がおいていそうなお店を見つけ、ふと近くの立て看板に目をやると「器と暮らしの道具 HIYORI」。ん?どこに器屋さん?
ここ!ここが入り口!お店は2階にあるみたい。これは…正直…、入りにくい(苦笑)。
でも、表に立てかけられていた「沖縄 やちむん 深貝工房 特集」が見てみたくて、思い切って階段を上がってみました。
穏やかなオーナーとの器の話を楽しみに
階段を上がる途中「ピンポーン!」とセンサーの音が鳴ったので、「これはもう引き返せまい」と覚悟を決めて2階まで。
上りきったら、思っていたのと全然違う素敵な空間が広がっていました!
たまたまお客さんがいらっしゃらなかったので、オーナーさんに思わず「2階に上がるの、勇気がいりましたー」と正直に話すと、「そうですよねー(笑)。入り口も分かりにくいですよね。インスタグラムを見てこられたのに、素通りしてしまいました!ってお客さまも結構いらっしゃいます(笑)」と、とても穏やかな笑顔で答えてくれました。器屋さんで、窓が大きく取られていたのも意外で、「以前は、ここでカフェをされていたようなんです。そのまま大きな窓なのですが、夏は器も熱くなって大変です」。
器屋さんって、入りづらかったりするのですが「HIYORI」は、オーナーさんの雰囲気がとっても穏やかなので、すぐに緊張もほぐされ「ゆっくり見ていいのだ」という気持ちにさせてもらえました。
お料理が楽しみになる器との出会いを
「HIYORI」は、昨年の7月にオープン。器好きが高じてお店を出されたそうですが、30人くらいの作家さんの作品を入れ替えで展示されています。
伺っていた時に展示されていた「沖縄の陶器」について、イメージと少し違っていたことを話してみると、深貝さんの作品は“いわゆる唐草模様”とは少し異なるのだそう。お料理を盛りつけた時に良く合い、「器を変えたら、子どもたちがおいしいおいしいって、たくさん食べるようになったんですよ♪」って、ほんまかいなーって。よくよく聞いたら素敵なお料理…。でも私も器に盛りつけてみたいな。
ところで、作品ごとに作家さんの名前や作品名を出していないのはなんでかな?と不思議に思って聞いてみると「陶器とは出会いだと思うので、いいなと思うのを手に取ってほしいんです」とオーナーさん。なるほど、確かに、有名無名関係なく、自分が求める雰囲気ってありますもんね。色の出方も一つ一つ異なるのだそうです。ちなみに、私はやちむんの急須と、立杭焼の小皿がとっても気になりました。
長くオーナーさんを独占していると、次のお客様が。リピーターさんで、池田市からいらっしゃっていました!器が好きなことはもちろんなのですが、オーナーさんとのお話も楽しみに何度も足を運ばれるのだそう。その理由納得です!私も、器とオーナーさんとのお話を楽しみに、再訪させていただきます。
器と暮らしの道具 HIYORI
- 豊中市曽根東町1-10-34、2階
11:00〜17:00
木曜休
※深貝工房特集は3月9日まで。現在の個展は「齋藤十郎 陶展」3月21日(祝・月)まで。作品展についてはインスタグラムで確認を
インスタグラム(https://www.instagram.com/hiyori___osaka/)
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この記事を書いたのは…
ジモトミンひまわり
スイーツ大好き、北摂ママ。たまーに服部緑地をウオーキングしたり、家族で箕面滝道をハイキングするなど、北摂の自然も満喫中。お買いものはせんちゅうパルがお気に入りです。