【豊中】古民家ブックカフェの手作りおはぎに癒される♪豊中「つぐの庭」

【豊中】古民家ブックカフェの手作りおはぎに癒される♪豊中「つぐの庭」

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<豊中発>こんにちは。北摂地域特派員のにこです。
今回は、じめじめした梅雨の季節でも、ほっこり癒されるブックカフェ「つぐの庭」さんにお出かけして参りました。

家具もお庭も手作り再生!レトロな懐かしさあふれる店内へ

お店の最寄りは、阪急宝塚線の蛍池駅。駅前の喧騒からのがれるように西側の細い道に入り、住宅街を歩くこと約7分。昔ながらの平屋の一軒家が見えてきます。


昭和にタイムスリップしたような佇まいの一軒家です

「つぐの庭」さんは、オーナーさんと妹さん、ご姉妹お二人で昨冬にオープンされたお店。
空いた古民家を潰してしまうのがしのびなく、訪れた人がくつろげる場所になればと、ブックカフェの出店を決められたのだそうです。


キッチン前には掘りごたつの席も

店内の本棚やテーブルの大半は、DIYがお好きなオーナーさんのご主人が時間をかけて作られたもの。古民家の改修時に出た廃材を利用されたものもあるそうです。すっきりしたデザインながら、レトロな建物になじむ家具の数々。手作りならではの温かみが溢れた店内は、どこに座ってもホッと安心できそう。


常連さんには、それぞれ「お気に入りの席」のある人もいらっしゃるとか。分かります~!

毎日手作りのおはぎは、コーヒーのお供にも♪

ちょうど、おやつの時間帯だったので、お店の一番人気、手作りおはぎとホットコーヒーを注文しました。


コーヒー(ホット・アイスとも400円)、おはぎ(200円)。写真はよもぎ

こちらのお店のコーヒーは、同じ豊中市内にある「MAHOT COFFEE」さん(以前のYumiさんの記事はこちら)から豆を仕入れられていて、味わいの違う4種類から選べます。ホットコーヒーのおかわりを200円(アイスコーヒーのおかわりは300円)でお願いできるのも、カフェで長居しがちな私には嬉しい(笑)

そして、おはぎ!
もち米のもちもちした食感と、粗く残った粒々のバランスがとても良く、さらにお米の甘さがしっかり感じられて、かむごとにしみじみと美味しい!
お話によると、使っているのは四国の仁井田米で、オーナーさんが昔から親しんでいたお米なんだそう。特にもち米は流通量が少ないところを、お願いして仕入れているのだとか。
おはぎの中に入っているあんこも、お米の味を邪魔しない優しい甘さ。お土産に買って帰る方が多い、というのもうなずけます。

店内では他にも、仁井田米のおにぎりとスープ、小皿がセットになった「むしやしない」(和の軽食)セット(600円)などもあり、お米の美味しさをお腹のすき具合に合わせて堪能できますよ。

本と人、人と人を「つぐ」場所へ。魅力的なワークショップもいっぱい!

ところで、店内の大きな本棚には、絵本から美術書、マンガまで、さまざまなジャンルの本がそろっており、閲覧用・販売用問わず、店内でゆっくり読むことができます。

子ども用の絵本については、販売用の新本が比較的多いそうですが、その他の本に関しては、今までのご縁で集まってきた古本も多いのだとか。
「つぐの庭」という店名も、古民家を縁あって「継いだ」この場所が、本と人、人と人を「つぐ」ことのできる、疲れた時にほっと休める居場所でありたい、とのオーナーさんの願いに由来しています。


お店のマスコットも、娘さんが描かれた「つぎはぎ」のくまちゃん。かわいい!

オーナーさんの思いが形となって、お店では、編み物やウクレレ、陶芸など、日々の暮らしの癒しになるようなワークショップが多く開かれています。
その中でも、私が気になったのは、毎月第4土曜日に開かれる「よりそいTime」。公認心理師・特別支援教育士などの資格を持ったカウンセラーの方が、子どもの発達や自身の不安など、心に引っかかった気持ちに寄り添ってくれる場所だそう。

お店とは別に、すぐ近くの別棟にもレンタルスペースがあり、お店の営業日に関わらず、少人数でのサークル活動や展示会、教室としての貸し出しができるそうなので、人とつながりたい、自分の得意分野を活かして何かをはじめたい、という人におすすめです!

一人で、友達同士で、グループで。どんな場面でも温かく迎えてくれる「つぐの庭」さん。オーナーさんのお人柄と、美味しいコーヒーにすっかり癒された午後でした。

つぐの庭
住所:豊中市蛍池中町4-5-23
TEL:06-4400-3826
営業時間:10:30~17:30 (LO17:00)
定休日:日曜日・月曜日・木曜日
つぐの庭(インスタグラム):https://www.instagram.com/tsugunoniwa/

(リビング北摂Web特派員:にこ)

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