【池田】織姫伝説のMVに出演&ダンス振り付けを担った、池田高校ダンス部を直撃!

【池田】織姫伝説のMVに出演&ダンス振り付けを担った、池田高校ダンス部を直撃!

こんにちは!まちっと北摂編集部りんごです。

先日まちっと北摂で紹介した【池田】7月6日、池田駅前公園で交通パレード初開催!クレハとアヤハを歌った有咲りんさんも登場

こちらで、有咲りんさんと大阪府立池田高等学校ダンス部とのコラボダンスMVもご紹介したのですが、

このコラボダンスの振り付けを考えたのも、この池田高校ダンス部なのだそう。

池田高校ダンス部といえば、ダンスドリル全国大会で3位を飾るなど大阪屈指の強豪校。

振り付けを中心になって考えた3年生はすでに引退したそうなのですが、文化祭に向けて練習に来る日があるとのことで、

ワタクシ、その日を狙って、池田高校に行ってきました!

阪急石橋阪大前駅から上り坂をずー-っと歩きます!

振り付けは全て生徒が考案

正門入ってすぐのグランド横の屋外で1・2先生が練習中。顧問の福井優子先生がいらしたのでお話しを聞きました。

池田高校のダンス部の創部は今年で28年目。創部からの一貫したテーマは「振り付けもテーマ曲もスケジュールも全て部員が行う」こと。顧問の先生は少しのアドバイスをするくらい。4年前に顧問に就任した福井先生も「社会に出た時に必ず役に立つ」と確信し、この伝統を基本とした指導を行っています。

池田商工会議所から「クレハとアヤハ」のコラボダンスMVの話が来た際も、
振り付けは全て生徒が考案しました。

3年生は入部と同時にコロナ禍となり、
有観客での舞台など、予定されていた地域との触れ合いはすべて中止になっていたこともあり、

本格的なMV撮影などは「いい経験になったのでは」と福井先生は振り返ります。

小さな子どもでも覚えやすい動きに

コロナ禍のまま引退した3年生。
ダンス部での活動を振り返ってもらいました。

「ダンスは表情も大切なのですが、マスクをつけたまま踊ることもあった」(3年生・竹内涼乃さん)、「練習時間も思うようにとれなくて…。1つの作品を仕上げるのにも時間がかかりバタバタしていました」(3年生・田上桃愛さん)。

コンテストなどは開催されたものの、無観客や保護者以外の方にダンスを見てもらえる機会がほぼない状態であったとも。

そんな状況の中でMVの依頼を聞いた時は、
「ありがたい、やりたいという気持ちになった」(3年生・中村にこさん)と明るい話に、前向きになれたと笑顔を見せます。

振り付けは、池田商工会議所の「地域の方に広めたい」という意向を汲み、
「小さい子どもさんも覚えやすいように、歌詞に合わせた動きにしています。曲調がゆったりとしていて、歌声がきれいなので、それらに合うようになめらかな動きにしました」と3年生の三好愛美さん。

また、MV撮影は、有咲りんさんとともに校内で行われたのですが

「撮影は今までにな緊張感がありました。動画サイトで配信されたので、親戚やおばあちゃんも見てくれたのは嬉しかったですね」(中村さん)と、参加した3年生や2年生。大きな喜びと成長を手にしました。

実は、ここだけの話…。
この池田市に伝わる「織姫伝説」を知っていたのは、池田市出身の生徒のみだったそう!!

クレハとアヤハのMVをきっかけに、池田の物語がもっと大きく広がっていくといいですね。

今は有志で出演する秋の文化祭に向けて練習を重ねています。

生徒たちで何度も話し合いを重ねながら、ダンスを形にしていきます。

3年生全員で記念撮影!コロナ禍でよくがんばりました…涙!!(←母目線)

現在ダンススタジアムに向けて奮闘中!

現在、1・2年生は、8月3日(水)グランキューブ大阪で開催される、ダンススタジアム近畿大会に向けて奮闘中!

2年生と1年生の選抜で構成されたビッククラスに挑みます。

2年生が中心となって指導します。

もちろん、同大会でも振り付けやテーマ曲、構成を決めるのは部員たち。2年生で部長の石橋結乃花さんは、「大変ですが1人1人の個性が生かせるのでやりがいはあります」と笑顔を見せます。
石橋さん自身も、中学生の時は音楽部で、ダンス部では音源を担当。まさかダンス部で音楽部の経験が生かせるとは思いもしなかったそうです。

ダンススタジアムでのテーマは「蝶」。

詳しいことはナイショですが、「1年生をひっぱりながら最大限努力して、入賞を狙いたいです」と石橋さん。

手前が石橋さん。鏡を前に真剣に練習する姿が印象的でした。

8月の大会が終われば、秋の大会と文化祭。文化祭では、1年生のみで出演する機会もあるそう。

「今は文化祭に向けて、先輩に教えていただいています」(1年生・弘永遥香さん)。「衣装も音源も振り付けもすべて1年生だけで考えるので、間に合うか不安はありますが楽しみです」(1年生・高橋海碧さん)。

1年生から、自分たちで考えて形していく経験があるからこそ、クレハとアヤハのMVのような振り付けができるのでしょうね。

コロナの制限も少しずつ緩和されつつあるので、
経験をたくさん積んで、池田のダンス部を大きくしていってくださいね!応援しています!

正門入ってすぐ。「中等学校タッチフットボール・高等学校アメリカンフットボール発祥の地」ですって!気になるけれど、こちらはまた次回に!

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まちっと北摂編集部りんご

大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、りんごです。 大阪生まれ、大阪育ち。結婚後、家族4人で北摂暮らしに。空が広く、緑が豊かで、子育てもしやすい北摂の街の雰囲気がとても大好きです。お気に入りの風景は、新御堂筋から見える夕焼け。アイコンの画像はお気に入りの2歳の頃の私です。

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