【柏】「バナナdeビール」でSDGs！？麗澤大学の学生チームがクラウドファンディングに挑戦！

2023年9月29日

まち・ひと応援

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まちっと編集部ナタリー・ティエン

おはこんばんちわ。
まちっと編集部のナタリーです。

突然ですが、私の一番好きな飲み物はビールです。
そして、一番好きなフルーツはバナナなのです。

このたび、なんとバナナでビールを作ってしまおうという私にとって夢のようなプロジェクトの存在を聞きつけたので、半ば私利私欲に駆られてご紹介いたします…！

バナナにまつわる諸問題…”規格外未利用バナナ”とは？

現在日本で食べられているバナナの多くが、海外の産地から輸入されています。
その中には、はるばる海を越えてやってくるその輸送過程で傷がついてしまったりして、その後の選別時に「規格外」とされ販売されず廃棄されてしまうものもあります。

それだけでなく、バナナの輸入を巡っては、生産地におけるバナナ農家の過酷な労働問題や貧困問題、健康被害などの問題もあり、それらを少しでも解消すべく、

「規格外未利用バナナを皮ごと使ってバナナビールを開発・販売⇒売り上げの一部バナナ農家に寄付することはできないか」

と思いついたのが、麗澤大学の学生さんたちなのです！

麗澤大学・経済学部の近藤明人教授のゼミナールに所属する5人の学生グループは、このアイデアを「SDGs 探究 AWARDS 2022」に応募。
総計1,671 件の応募の中から学⽣部⾨優秀賞を受賞したそうです。

試作したビールは、地元柏市にある醸造所を始め様々な企業･行政･専門家の皆様の協力のもと、何度も打合せを重ねて完成したそうです。

「バナナdeビールプロジェクト」が発足！

この取り組みを一過性で終わらせず着実にSDGsに貢献できるよう、2年目である2023年は本格的に「バナナ de ビール」の商品化に着手。

麗澤⼤学⽣のアイデアを形にし市場に流通させるため、麗澤大学と千葉県内に事業所をもつ事業者を中心に4社が連携し、⼤学⽣が中⼼となり活動する「バナナ de ビールプロジェクト」が⽴ち上がりました。

バナナの仕入れを行うのは、バナナの産地フィリピンや日本を含むアジア各地で「農を軸にした地域自立」をめざす人びととの交流・協働を続けている特定非営利活動法人APLAさん。
（★APLA　webサイト）

そしてビールを醸造するのは、千葉市初のクラフトビール醸造所であり、ビールを通した地域コミュニティハブ機能も有する幕張ブルワリー株式会社さんです。
（★幕張ブルワリー　webサイト）

また、クラウドファンディング伴走支援・広報 PRには幕張 PLAY 株式会社さん、商品企画⽀援には千葉県内の共創プラットフォームである⼀般社団法⼈ Co-Design CHIBAさんがプロジェクトに参画しているとのこと。

まさしく千葉県内を巻き込んでの一大プロジェクトが立ち上がりました！

クラウドファンディングへ挑戦

今回の「バナナ de ビールプロジェクト」を立ち上げた麗澤大学のみなさんは、大学入学後、長引くコロナ禍によりオンラインで講義を受けてきました。
講義を直接受け、友人と意見を交換しながらの学習が困難な大学生活を過ごす中では「20歳になったら乾杯しよう！」という約束を叶えることも難しかったそう。

そこで今回、「バナナdeビール・877人乾杯プロジェクト」と銘打ち、彼らがクラウドファンディングに挑戦します！

「バナナdeビールプロジェクト」を通じ、支援してくれたみなさんとサステナビリティの課題解決に貢献し、完成した「バナナdeビール」で一緒に乾杯しよう、という試みです。

【クラウドファンディング概要】

■募集サイト：
　CAMPFIRE（ https://camp-fire.jp/projects/view/693482）

■募集期間：
　2023年9月15日(火) 10:00 〜 2023年10月30日(月) 23:59

■目標：支援金額 120万円

【返礼品について】

・バナナビール6本
・バナナビールSTORYBOOK
・お礼のお手紙 or お礼のメッセージ
・幕張ブルワリーご飲食チケット　など

★支援コース（リターン）は全３コース
①バナナビールとバナナビールSTORYBOOKをお届け：支援額8,200円
②オンラインでプロジェクトメンバーとバナナビールで乾杯：支援額8,200円
③大切な方とご一緒にバナナビールで乾杯（幕張ブルワリーさんでのペア飲食チケット）：支援額10,200円