こんにちは！

カガクでネガイをカナエル会社、株式会社カネカ　ZEH（ゼッチ）担当の今西浩司です。

私は、「SENBOKUスマートシティコンソーシアム」の“パートナー会員”

「まちっと堺・泉北」の“まちのスペシャリスト”として参加しています。

脱炭素社会、カーボンニュートラルって何だろう？太陽電池による創エネ技術と、断熱材による省エネ技術を駆使した住宅システムを通して、持続可能な社会のつくり方を考える記事を発信していきます。

ZEHってなんだ？

みなさん、ZEH（ゼッチ）をご存じでしょうか？ネット・ゼロ・エネルギーハウスの略称で、簡単に説明すると、使う電力より、創る電力の方が多くなっているお家のことです。断熱工法や省エネ設備で電力の消費を抑え、太陽電池などで電力を発電することがポイントです。

もう少し詳しくお伝えすると、ZEHにするためには、３つの要素を満たす必要があります。

それは、高断熱化（高気密高断熱工法）、高効率設備（給湯器等）、再生可能エネルギー（太陽電池）の導入です。

高断熱化と高効率設備によって消費する電力を少なくして（省エネ）、その消費電力を上回る電力を太陽電池で発電する（創エネ）という仕組みなので、プラスマイナスゼロのエネルギーになるということです。

これらの技術は、価格が高いイメージがあるかもしれませんが、ZEHを建てると国や堺市から補助金がもらえます！（条件クリアと申請が必要です）なぜなら、国は2030年までに新築住宅の平均でZEHとなることを目指しているからです。

また、昨今の電気代高騰に備え、日中に発電した電力を日中のうちに効率よく消費できる給湯器や、余った電力を売電するのではなく、夜間に消費するために蓄電池や電気自動車に蓄電できるシステムが普及し始めています。

これらを設置することで、台風や地震などで停電になった時でも、日中は太陽電池の電力が使え、余りは蓄電池に貯めることができます。

さらに、高効率設備で消費電力を抑えることができ、非常時であっても安心感を得ることができるのです。

SENBOKUスマートシティコンソーシアムでは、府営住宅跡地のZEHによる街づくり構想が議論されています。
今後の取り組みにご期待ください！

※「カネカのお家」、「ソーラーサーキット」は株式会社カネカの登録商標です。