こんにちは。まちっと北摂編集部のさっちーです。
「ニャー」と可愛らしい鳴き声とともに、いろいろな面で人間を癒やしてくれる猫ちゃん。
吹田市では毎年、けがや病気で衰弱した猫が保護されている一方で、
所有者のいない猫に関する、糞尿被害などの苦情や相談が寄せられているそう。
まちっとでもスペシャリストのSUITA Colorsさんが「地域猫活動支援事業」などについて詳しく紹介しています。
わが家のアイドル「さっちー」(アイコンの子です)も、もとは捨てられていた子だったのですが、
不幸な命となってしまう猫を減らして、人と猫が共存できる地域をつくり出すためには、
「避妊・去勢手術を進めて猫の数が増えないようにすること」が重要な活動のひとつ。
“人と猫が幸せに暮らせるまちをつくりたい”と吹田市が進めているプロジェクトをご紹介します。
人と猫が共生していくために大切なこと
吹田市・衛生管理課(吹田市保健所)では、飼い犬登録・狂犬病予防対策や犬・猫の動物相談、
所有者のいない猫の避妊・去勢手術の補助金の支給、動物愛護教育などを行っています。
日々の業務の中で、所有者のいない猫が街中で幸せに暮らすためには
どうすればいいか、考える機会が多くあると言います。
「地域猫活動支援事業や小中学校の出前教室での動物愛護教育に取り組む中で、
少しずつ市民の方々の意識が共生に向かって変化しているように感じています。
普及啓発もそうですが、これからも避妊・去勢手術を
ボランティアの方々の協力をいただきながら続けていくことが、とても重要だと思っています」と力強く話します。
ボランティアで活動する人たちの経済的負担を減らしたい
吹田市では、2024年度から補助金額や頭数を増やすように補助制度を改正。
吹田市の所有者のいない猫、240匹分の避妊・去勢手術を進めるため、
140万円は財源から確保しましたが、不足する100万円分を確保するため、
今回のプロジェクトを提案、クラウドファンディングを実施することになりました。
「実際に所有者のいない猫を保護し避妊・去勢手術を行っている
多くのボランティアの方々の経済的負担を減らしたいと考えています。
“人と猫が幸せに暮らせるまち”の実現に向けて、
新たな補助制度で避妊・去勢手術を推進していくとともに、
地域猫活動支援事業の普及や小中学校での出前教室などを通して、
動物愛護や適正飼養の啓発活動に力を入れていく予定です」とのこと。
開始から2週間で50万円以上の寄付が集まり、今も支援の輪が広がっているそうです。
今回のクラウドファンディングを知ってもらうべく、
ビエラ岸辺建都(2階エスカレーター前)にて、展示コーナーを設置(6月30日まで)。
実際に吹田市内で活動されているボランティアさんに話を伺い、地域猫活動の様子なども紹介しているそうです。
「少しでも力になりたい・・・」と思った方は、ぜひプロジェクトを応援してみてくださいね。
“吹田(すいた)市“ 人と猫が幸せに暮らせる街をつくりたい
- プロジェクト締切:2024年7月15日(月)午後11時まで
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この記事を書いたのは…
まちっと北摂編集部さっちー
大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、さっちーです。 北摂の“いいところ”をあらゆる方面から発掘!ホットな話題、最新ニュースなどをしっかりキャッチし、もっともっと北摂が好きになる情報をお届けしていきます。