保護犬・保護猫と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?
タレントさんが保護猫を預かって関係を築き、人馴れしたら里親を探す様子に
カメラが密着するテレビ番組を見たことがある方も多いと思います。
私も、番組を見て「かわいい~」と呟いている1人ですが
人生で一度も犬・猫などの動物をペットとして飼った経験がありません。
いつか飼ってみたいな…と漠然と考えていますが、
子どももいて毎日の散歩やエサやりなど、ちゃんとお世話ができるのか?
と自信が持てないまま、一歩踏み出すきっかけもない、現在です。
きっかけはお店のInstagram
そんなある日、インスタを眺めていて知人のストーリーズに目が留まりました。
それはワンちゃんを膝に乗せ抱っこしている写真で、
ハッシュタグで#保護犬 #ふれあい などの文言が入っていました。
メンションされたアカウントを見ると、
「保護犬カフェ堺店」とあり
愛らしいワンちゃんの写真投稿が一日何件も。
それ以来、3か月ほど経ちますが
そのアカウントのストーリーズをチェックして癒されるのが
日課になりました😊
いつからか娘も覗いて「ワンちゃん見せて❗」と言ってくるようになり
2人でワンちゃんの写真と動画を楽しんでいたある日、
今日は土曜日だけど予定がないね、何しよう?という話になり、
「そうだ!あのワンちゃんたちに会いに行ってみよう」と思いついて
初めてお店へ行ってみました。
いざ、初めてのふれあい
説明を聞いて、ドアを開けてカフェの中へ入ると
10匹くらいのワンちゃんが一斉にこちらを振り向いてくれます🐶
どの子もインスタで見ていたお顔で、
かわいい!と感激💗
でも、寄ってきてくれるわけでもなく、
すぐにそれぞれの行動に戻ります😊
とりあえず空いている席につき、ドリンクを注文してから
ワンちゃんを眺めます。
ほかのお客さんのお膝で撫でられている子、
ベッドで寝そべる子、
ワンちゃん同士で遊んでいる子、
スタッフさんの近くで何かおねだりしている子…
思い思いに過ごしてリラックスしている感じ。
椅子やソファがあるのですが、
どのお客さんもフローリングの床にじかに座ってワンちゃんと
近い目線で過ごしておられます。
みんなそれぞれの性格があるんだな~
私はパグが好きなので、
お目当ての”ミッピー”ちゃんとふれあってみたいと考えていたのですが
実際の彼女は見ていると抱っこが苦手な様子。
近くを通ってくれた時に、そっと背中を撫でてみたら
ちらっと振り返るものの、立ち止まらずそのまま去ってしまいました…。😂
でも、ここではワンちゃん達の気持ちを尊重して
無理やりふれあおうとしないことがマナーとして
約束事になっているようで、
どのお客さんも穏やかに接しておられたのが印象的でした。
私は子どもを連れて行ったのですが、
こちらから近づいて行かなくても子どもに対して
ワンワン吠えるワンちゃんが1匹だけいました。
その時はすぐにスタッフさんが制止に入ってくれ、
ワンちゃんを抱き上げて離れたところへ連れて行ってくれたので
子どもも泣いたりする事なく過ごせました。
(事前に、そのワンちゃんは子どもが苦手で吠えてしまう事がありますと
説明も聞いていたので、心の準備も出来ていました)
ほかにも、
人やワンちゃんが大好きで人懐っこい性格の子は
ごろんとお腹を見せて寝そべってくれ、撫でるとぶるぶる身震いしたり
おとなしい性格の子はそーっとお膝に乗せると、
じーっとそのまま抱っこさせてくれたり
と、いろんな様子が見れて楽しかったです。
ライターのつぶやき
こちらのカフェを運営している”NPO法人ラブファイブ”さんのホームページによると、
日本では約12000頭近くの犬猫が殺処分されているそうです。(令和4年度)
多頭飼育崩壊や飼育放棄などの結果、罪のない犬猫たちの命が奪われてしまう。
ラブファイブさんでは、そのような環境にある犬猫を保護し、
お世話をしながら里親さんと出会えるようにカフェでのふれあいを提供しています。
大変な活動だと思いますが、
スタッフさん達はワンちゃんへ愛情を注いで接しているのが
インスタの投稿からも、ワンちゃんに対する様子からも伝わります。
私もいつかワンちゃんを家族に迎える時は、
保護犬の中から相性の合う子を探したいと思います。
ワンちゃんを家族に迎えようと思っている方だけでなく、
ふれあい体験だけの利用もOKだそうなので
ぜひ一度遊びに行ってみて下さいね。
※登場しているワンちゃんは、取材時点での在籍であり
掲載時に卒業している可能性があります。
保護犬カフェ堺店
- 住所:堺市北区東雲東町3丁6−20
電話番号:072-230-4800
営業時間:12:00〜20:00(年中無休)
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンにし
泉北ニュータウン(のはしっこ)生まれ育ち。約5年のブランクを経て泉北へ戻りました。子どもの頃は気づかなかった泉北のいいところを最近あれこれ発見して、毎日が楽しくなっています。 泉北で暮らす人に、もっともっと、このエリアのすてきな人・お店・場所が知られてここが好きと感じる人が増えていったらいな。