本日紹介させていただくのは、”おやつ屋 onneli(オンネリ)”さおりさん。
昨年秋ごろから、ご自身で作った焼き菓子の販売を始められました。
泉北ニュータウンで生まれ育ったさおりさんが
幼少の頃、学校から帰るとお母さんがホットケーキやスイートポテトを作って
待っていてくれたそうです。
「お店のような綺麗なお菓子じゃないけれど、
お母さんの愛情がこもっていて特別おいしかった」と振り返ります。
その影響か、自分でもお菓子を作る事が好きでよく作っていたそう。
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自作のお菓子をディスプレイするonneli・さおりさん(写真は提供です)
子どもへの愛、北欧への愛
さおりさんは子どもを育てる中で、お子さんの食べムラから
ごはんの代わりにお菓子を食べる事が多い、という悩みを経験します。
市販のお菓子の材料を見ると、砂糖が多かったり添加物も入っている…。
「もっと、安心して食べさせられるお菓子が欲しい。」
という想いから、
米粉やきび砂糖、大豆バター、米油などを使ったお菓子を手作りするようになりました。
保存料も使用しないそうです。
特に、小麦粉の代わりに米粉を使う事で、アレルギーを持つ人でも食べられる
”グルテンフリー”のお菓子に力を入れているそうです。
また、
お子さんの子育てをしていて初めての事やわからない事があるたびに
悩み、調べて学び、ついに独学で保育士免許まで取得してしまったそう!
さおりさんの真面目な人柄がわかるエピソードですね。
ちなみに”onneli”(オンネリ)という屋号は、
フィンランドの言葉で『幸福』という意味だそうです。
さおりさんは学生時代からフィンランドに惹かれ、
なんと10回ほど訪れているそう!
あちらで出会ったお菓子に影響を受けて出来たレシピもあるんだとか。
「私の作ったおやつを食べて笑顔に、
 幸せな気持ちになってもらえるように」
という意味で名づけられたそうです♪
はじめての対面販売
3/10(月)に、堺市中区伏尾のシェアキッチン・ポルカさんにて
onneliさんのお菓子の対面販売があると知って、行ってきました。
この日購入したのは、
・抹茶と発酵あんこのマフィン
・塩キャラメルバナナのマフィン
・スノーボール
・ココナッツサブレ
の4つ。
マフィンには米油と有機豆乳が使われているそうで、
軽やかな食感。
抹茶の香りと、甘さ控えめなあんこがマッチしています♬
スノーボールは、ころんと丸い形のものが主流ですが
onneliさんのは平たい、クッキーのようなかたち。
ポルボロンなど、ヨーロッパのほかのお菓子も参考にアレンジしたそうです。
スパイスが入っていて、塩気もありもう一つ手を伸ばしたくなるおいしさ♬
ココナッツサブレは、
ホワイトチョコレートやドライクランベリーがアクセントになり
見た目も可愛い♪
プレゼントにしても喜ばれそうですね。
お店のロゴもキュートです。
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昨年出来たばかりの、おしゃれなお店。菓子製造許可付キッチンで、店内で作りたてをすぐにショーケースに並べて販売できるようになっています。日替わりでいろんなお店が販売されていますよ
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どれから食べようか、迷っちゃう…
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onneliさんのロゴ
ライターのつぶやき
育児とお仕事もしながら、お菓子作りをしているさおりさん。
じゅうぶん多忙なのに、
「もっと製菓の理論と技術を本格的に学びたいんです。
 そして、将来的に堺市内のマルシェに出店したり
 カフェやフリースクールなどで委託販売させてもらったり、
 地元で展開出来たら、と思います。
 それと保育士の勤務経験を活かして、子育て世帯のパパ・ママに寄り添った
 食育活動もやってみたいです。
 まだお客さんは少ないんですが、夢は大きく!です」
と笑う姿は、なんとも頼もしいです。
onneliさんのお菓子が買える場所は
先述のポルカさんのほか、
堺市南区の「ゆっくりばこ」さんでも今後予定されているそうです。
また、おやつ便を月に一度ペースで実施されています。
ぜひチェックして下さいね。
(出店予定etcについてはInstagramで”おやつ屋 onneli”さんのアカウントをご確認下さい。)
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塩キャラメルバナナマフィン(写真は提供です)
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苺と紅茶のマフィン(写真は提供です)
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スノーボール(写真は提供です)
おやつ屋 onneli(オンネリ)
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…

ジモトミンにし
泉北ニュータウン(のはしっこ)生まれ育ち。約5年のブランクを経て泉北へ戻りました。子どもの頃は気づかなかった泉北のいいところを最近あれこれ発見して、毎日が楽しくなっています。 泉北で暮らす人に、もっともっと、このエリアのすてきな人・お店・場所が知られてここが好きと感じる人が増えていったらいな。




