高槻市長 濱田 剛史さん
「まちっと北摂」では、高槻市長の濱田剛史さんに、2026年に向けてのメッセージをお願いしました。
「将棋のまち高槻」を盛り上げる施策から、子育て・教育のトップランナー都市にふさわしい施策の実現まで、昨年の取り組み、2026年の展望を聞きました。

高槻市長 濱田 剛史さん(画像は同市提供)
府内で初めて子ども医療費を完全無償化するなど、市民のための施策を積極的に推進
明けましておめでとうございます。
旧年中は市政各般にわたり、温かいご理解とご協力を賜り、心から御礼申し上げます。
昨年は、「関西将棋会館」の移転を契機に、将棋に広く親しんでいただけるイベントの開催や事業者と連携した様々な取組を通じ、「将棋のまち高槻」を盛り上げてまいりました。また、国に先駆けて実施した小中学校給食費の完全無償化に続き、府内で初めて子ども医療費を完全無償化するなど、子育て・教育のトップランナー都市にふさわしい施策を実現いたしました。
本年も、健全財政を基盤として、市民生活の安全・安心の確保や豊富な歴史・文化・自然をいかしたまちづくりを積極的に展開してまいります。とりわけ、物価高騰が続く中、第8弾となるプレミアム付商品券の発行をはじめ、高校生等への地元産米の配布、水道料金基本料金の無償化など、更なる物価高騰対策に取り組んでまいります。防災については、災害時における対策の中枢拠点、平時には防災の普及啓発等に活用する「危機管理センター」を4月に供用開始いたします。「健康医療先進都市」の確立に向けては、大阪医科薬科大学等の関係機関と連携し、専門的・科学的知見に基づく施策を推進してまいります。
進化する高槻 暮らしを支え、歴史を次世代へ
一方、高槻城公園北エリアについては、令和9年春の一次開園に向け、城下町らしい風情ある歴史空間となるよう、火見櫓などを再現するとともに、「和食レストラン」や「まちやカフェ」の出店事業者と連携した公園整備を進めてまいります。さらに、日本の伝統芸能の源流である雅楽を支えてきた「鵜殿のヨシ原」の保全や、雅楽を核とした日本の伝統芸能文化の振興を図り、魅力と活力あふれるまちづくりに取り組んでまいります。
高槻を更に成長させ、全国に存在感を示す「日本の高槻」への飛躍を遂げるべく、全力を尽くしてまいりますので、本年も一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、幸せで実り多い年となりますことを、心から祈念申し上げます。
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この記事を書いたのは…

まちっと北摂編集部りんご
大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、りんごです。 大阪生まれ、大阪育ち。結婚後、家族4人で北摂暮らしに。空が広く、緑が豊かで、子育てもしやすい北摂の街の雰囲気がとても大好きです。お気に入りの風景は、新御堂筋から見える夕焼け。アイコンの画像はお気に入りの2歳の頃の私です。











