【豊中市】令和8年 消防出初式に行ってきました|強風の中で見た、子どもと消防の力

【豊中市】令和8年 消防出初式に行ってきました|強風の中で見た、子どもと消防の力

毎年家族で足を運んでいる、豊中市消防局の消防出初式。
令和8年も親子で会場を訪れ、地域の「安心・安全」を支える消防の姿を間近で見てきました。

この日は強風が吹き荒れ、寒さも厳しい一日。
そんな中でも続けられた訓練や行進からは、消防の現場力と、次の世代へとつながる防災への想いが強く伝わる、印象に残る出初式となりました。

会場入口の「豊中市消防出初式」のアーチ前で。 我が家にとっては、親子で6回目の出初式参加となりました。

会場入口の「豊中市消防出初式」のアーチ前で。 我が家にとっては、親子で6回目の出初式参加となりました。

強風の中で迎えた、令和8年の豊中市消防出初式

我が家はこの日、開始時刻の1時間以上前となる8時50分頃に会場へ到着。
毎年参加している出初式ですが、今年も少し早めにスタンバイしました。

当日の豊中市は、気温6度。
さらに風速10メートルほどの強風が吹き続け、雪がちらつく時間帯もあるほどの厳しい寒さでした。
屋外で行われる式典としては、これまで参加してきた中でも、特に過酷なコンディションだったように感じます。

安全を最優先とした判断のもと、今年はドクターヘリの飛行展示が中止に。
残念ではありましたが、強風の中でも着実に進められる行進や訓練展示からは、
「どんな状況でも市民の安全を守る」という消防の姿勢が強く伝わってきました。

厳しい天候だからこそ際立った、現場力と判断力。
令和8年の出初式は、そんな消防の姿を強く印象づける一日となりました。

強風の中、開式を待つ大門公園の会場。 令和8年の豊中市消防出初式は、凛とした空気の中で幕を開けました。

強風の中、開式を待つ大門公園の会場。 令和8年の豊中市消防出初式は、凛とした空気の中で幕を開けました。

今年の主役はマチカネ消防隊。小学生たちの真剣な訓練展示

今年の豊中市消防出初式で、特に心を打たれたのが「マチカネ消防隊」の活躍でした。

マチカネ消防隊は、豊中市内の小学生が現役の消防士さんから防火・防災を学ぶ、児童・少年消防クラブです。
出初式では、入場行進に参加したあと、訓練展示にも登場し、消火訓練やSDR(ストップ・ドロップ・アンド・ロール)を披露していました。

小学生とは思えないほど真剣な表情で、一つひとつの動きを確認しながら訓練に取り組む姿。
その様子に、会場からは自然と温かい視線が集まっていました。

消防の訓練展示に、子どもたちが“参加する側”として立っていること自体が、とても印象的です。
防災を学ぶこと、人を守る仕事を知ることが、こうして次の世代へと受け継がれているのだと実感しました。

消防が大好きな息子も、マチカネ消防隊の姿を目を輝かせながら見つめ、
「ぼくも早くやりたい!」と何度も口にしていました。

来年はいよいよ、マチカネ消防隊に参加できる4年生。
その日を、親子で心待ちにしています。

マチカネ消防隊による消火訓練の様子。 小学生とは思えないほど真剣な表情で、訓練に取り組む姿が印象的でした。

マチカネ消防隊による消火訓練の様子。 小学生とは思えないほど真剣な表情で、訓練に取り組む姿が印象的でした。

豊中市消防局による迫力ある訓練展示

マチカネ消防隊の活躍とあわせて、豊中市消防局による訓練展示も見応えのある内容でした。

出初式では、実際の災害現場を想定したさまざまな訓練が披露され、
消防隊それぞれの役割や連携の大切さを、間近で感じることができます。

今年も、災害対応ドローンを運用する「ドローン隊KITE」の展示では、
上空からの情報収集や状況把握の様子が紹介され、
最新の消防活動の一端を知ることができました。

ドクターヘリの飛行展示は中止となりましたが、
安全を最優先に判断しながら進められる展示や行進の一つひとつに、
日頃から備え続けている消防の姿勢を感じます。

要救助者を想定したレスキュー隊の訓練。 現場さながらの緊張感の中、声を掛け合いながら連携して進められていました。

要救助者を想定したレスキュー隊の訓練。 現場さながらの緊張感の中、声を掛け合いながら連携して進められていました。

はしご車を使った高所での訓練。 空に向かって真っすぐ伸びるはしごと、その高さに、思わず見上げてしまいました。

はしご車を使った高所での訓練。 空に向かって真っすぐ伸びるはしごと、その高さに、思わず見上げてしまいました。

会場を包み込むような放水訓練。 強風の中でもぶれない動きから、現場で培われた判断力と技術の高さを感じました。

会場を包み込むような放水訓練。 強風の中でもぶれない動きから、現場で培われた判断力と技術の高さを感じました。

災害対応ドローンを運用する「ドローン隊KITE」の展示。 上空からの情報収集や状況把握など、最新の消防活動の一端が紹介されていました。

災害対応ドローンを運用する「ドローン隊KITE」の展示。 上空からの情報収集や状況把握など、最新の消防活動の一端が紹介されていました。

6回目の出初式で感じた、息子の変化

赤ちゃんの頃から参加している、豊中市消防局の出初式。
今回で、息子と一緒に訪れるのは6回目になりました。

これまで何度も見てきた光景のはずなのに、
今年は訓練展示を見つめる息子の表情が、少し違って見えました。
ただ「かっこいい」と感じていた頃から、
「どんな役割があるのか」「誰が何をしているのか」へ。
出初式の受け取り方が、確実に変わってきていることを感じます。

今年は特に、マチカネ消防隊やドローン隊KITEの訓練展示を、
一つひとつ真剣な表情で見つめている姿が印象的でした。
訓練の動きや説明に耳を傾けながら、
「これは何をしてるん?」「どういう役割なん?」と、
自分なりに理解しようとしている様子が伝わってきます。

災害対応ドローン隊KITEの展示を見たあとには、
「ぼくは将来、豊中市消防局に入ってKITEになりたいねん」
と話してくれました。
ただ“かっこいい”から、“こうなりたい”へ。
憧れが、少しずつ具体的な夢に変わってきているように感じます。

また、出初式の会場では、豊中市長や消防局長から
「いつも来てくれてありがとう」「一緒に働こうね」
と声をかけていただく場面もあり、
息子は少し照れながらも、とても嬉しそうにしていました。

毎年同じ場所で、同じ行事を見ているようでいて、
その受け取り方は、少しずつ変わっていく。
今回の出初式は、そんな息子の成長をあらためて感じる一日となりました。

マチカネ消防隊の行進を、真剣な表情で見つめる息子。 「かっこいい」から、その先へ――見え方が少しずつ変わってきているように感じました。

マチカネ消防隊の行進を、真剣な表情で見つめる息子。 「かっこいい」から、その先へ――見え方が少しずつ変わってきているように感じました。

実際どうだった?寒さ・混雑・持ち物のリアル

今回の出初式は、これまで参加してきた中でも特に寒さが厳しく感じられました。
当日の気温は6度、さらに風速10メートルほどの強風が吹き続け、体感温度はそれ以上に低かったと思います。

我が家はヒートテックの重ね着に加え、背中や足元にカイロを貼って参加しましたが、それでもギリギリ。
寒さのため、途中で帰られる方の姿も多く見かけました。
防寒は「少しやりすぎかな?」と思うくらいが、結果的にちょうど良さそうです。

また、強風の影響で砂ぼこりが舞いやすく、目を開けているのがつらい場面もありました。
ドクターヘリの展示が中止になった年でも、ゴーグルやメガネは目の保護としてあると安心だと感じます。

混雑については、寒さの影響もあって例年より少し落ち着いている印象はありましたが、
観覧席はほぼ埋まり、立ち見の方も多く見られました。
小さなお子さん連れの場合は、早めの到着がおすすめです。

強風と寒さの中、防寒対策をして参加した出初式。 立っているだけでも体が冷える一日でしたが、 親子で敬礼したりしながら、全力で楽しみました。

強風と寒さの中、防寒対策をして参加した出初式。 立っているだけでも体が冷える一日でしたが、 親子で敬礼したりしながら、全力で楽しみました。

強風の中で改めて感じた、消防の力と次の世代へのつながり

厳しい天候の中でも続けられた行進や訓練展示からは、
地域の「安心・安全」を支える消防の現場力を強く感じました。

印象的だったのは、訓練展示の配置が工夫されていたことです。
昨年は消防車両の位置によって見えづらい場面もありましたが、
今年は全体の流れが分かりやすく、落ち着いて観覧できました。

こうした工夫からは、
来場者が安心して見られるよう、毎年試行錯誤しながら準備されていることが伝わってきました。

強風の中でも、安全を最優先に判断しながら進められた式典。
そして、マチカネ消防隊の真剣な姿を含め、
防災の想いが確実に次の世代へとつながっていることを感じた出初式でした。

強風の中でも、低い姿勢で放水にあたる消防団員の姿。 その一つひとつの動きに、命を守る現場の緊張感と覚悟を感じました。

強風の中でも、低い姿勢で放水にあたる消防団員の姿。 その一つひとつの動きに、命を守る現場の緊張感と覚悟を感じました。

何台もの消防車が並ぶ、出初式ならではの光景。 その一台一台が、私たちの暮らしを支えていることを、あらためて実感しました。

何台もの消防車が並ぶ、出初式ならではの光景。 その一台一台が、私たちの暮らしを支えていることを、あらためて実感しました。

令和8年 豊中市消防出初式(イベントは開催済み)

★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください

  • facebookシェア
  • twitterシェア
  • LINEで送る

ライター一覧

この記事を書いたのは…

author avatar

ジモトミンゆっけ

太陽の塔が見える街で、車椅子生活をしながら子育て中。小学生の息子は警察・消防・自衛隊が大好きで、週末は北摂のイベントに出没しています!車椅子でも安心して楽しめるお出かけスポットや親子での体験を発信しながら、北摂の魅力を一緒に見つけていけたら嬉しいです!

公式LINEバナー

north