こんにちは、ジモトミン・やまの ふゆかです。
2022年8月27日、流山に築130年の古民家を再活用した日本茶カフェ「葉茶屋 寺田園」がオープンしました。今回ご縁をいただき、オープニングセレモニーから参加させていただきましたので、その様子をご紹介します!
舞台は国登録有形文化財「寺田園茶舗」
今回オープンした「葉茶屋 寺田園」は、1889年に建てられ、当時はお茶などを販売していた「寺田園茶舗」を再活用しています。2011年には国登録有形文化財に登録され、これまでは「万華鏡ギャラリー寺田園茶舗 見世蔵」として市民に親しまれてきたそう。
流山本町にはこのような古民家が点在していますが、中でもこの「葉茶屋 寺田園」は今後ランドマークになりそうな予感です!
建物は1963年まで実際に店舗として使用されていて、流山本町の大通りに唯一残る黒漆喰磨仕上げ土蔵造り。今回のオープンにあたって、外装には一切手を加えず、内装の壁や天井、梁なども当時のまま残しているそうです。
店内は落ち着いた雰囲気で、くつろげる空間。見回してみると土壁などに目が行き、大変趣があります。
オープニングセレモニーには井崎義治・流山市長も来賓として参加されました。
近年注目を集めている流山市。中でも江戸情緒を感じられる流山本町に新たなくつろぎスポットが誕生したと、市長も大きな期待を寄せていらっしゃるそうです。特に、元々お茶を売っていた店舗が日本茶カフェとして生まれ変わったことで、さらにこの建物に日本茶の香りが吹き込まれ、よりいっそうその価値を高めていくのではないでしょうか?
キーワードは「日本茶」
“日本茶カフェ”と銘打っているだけあって、「葉茶屋 寺田園」では煎茶、焙じ茶、紅茶を提供しています。またそれらをベースにした3種のオリジナルブレンド茶も楽しめます。
実際に煎茶と、煎茶をベースにスペアミントやレモングラスを合わせた「CLEAR」を試飲させていただきました。想像以上に甘みを感じる煎茶はとても飲みやすく、「CLEAR」はミントなどでさわやかさがプラスされ、今の時季にもぴったりだなと感じました。
また、レモネードと炭酸、濃い目に抽出した日本茶の3層のグラデーションが印象的なクリームソーダも提供しているそう。ちょっと気になりませんか?(*^^)
“白みりん”を使ったスイーツは必食
流山は言わずと知れた“白みりん”発祥の地。その昔、みりんは甘みのあるお酒として楽しまれていたとか。そんな白みりんを使ったシュークリームやシフォンケーキが味わえます。
このシュークリームが驚きのボリューム! 中には甘さ控えめのカスタードクリームがたっぷりと入っています。
とてもおいしくて、フォークを持つ手が止まりませんでした(笑)。そのフォークも、木でできているので手馴染みがよく、こんなところでもほっこり。
おともに選んだドリンクはこちら。
このレモネードは、手搾りで作っています。訪れるたびに新しい味を楽しめるんだとか。さっぱりとしたレモンの味が、暑さを忘れさせてくれました。
このほか、地元・流山の野菜や卵を使った「TERADAZEN(1,430円)」(数量限定)など、こだわりあるメニューが味わえます。“地産地消”も意識しているだなんて、どれだけ地元愛にあふれたお店なんでしょう!
各地から選りすぐりの商品の販売も
店舗入ってすぐの棚には、店内でいただけるお茶の茶葉や、実際にカフェで使われている茶器、カトラリーなども販売されています。
手土産としてはもちろん、自宅用に購入しておうちに帰ってからもこの「葉茶屋 寺田園」での体験が続く…なんだか素敵です!
2階には万華鏡ギャラリーがリニューアルオープン
カフェでおなかを満たした後は、ぜひ2階の「流山万華鏡ギャラリー&ミュージアム」へ。見たことのないような珍しい万華鏡の数々が並びます。
世界的な万華鏡作家で、流山市に工房を構える中里保子さんの作品を実際に見ることができます。2022年11月27日(日)まで、オープン記念として個展も開催しています。会期中には作品の入れ替えもあるそう。ぜひ光の魔法に癒やされてみてください。
URL: 中里保子さん公式サイト
個人的に何度も訪れている流山本町ですが、これはまたうれしいスポットが誕生したなぁと実感しました。歴史を感じながら、日本茶をゆっくりと味わう。街歩きの途中にひと息ついてみてはいかがでしょうか。
葉茶屋 寺田園
- 住所:流山市流山2-101-1
アクセス:流鉄流山線「流山」駅から徒歩約5分
営業時間:10:00~18:00(LO17:30)
定休日:第2、第4月曜日(祝日の場合は翌日定休)
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この記事を書いたのは…
ジモトミンやまのふゆか
新松戸歴30年以上。自分が育った街で子育て真っ最中♪ 自転車で、徒歩で、子どもと楽しめるところ、大人だけでも楽しめるところを日々探索中です。