【箕面】箕面市の学校給食で「北摂スパイス研究所」と考案した“さば缶スパイスカレー”が登場

【箕面】箕面市の学校給食で「北摂スパイス研究所」と考案した“さば缶スパイスカレー”が登場

こんにちは!まちっと北摂編集部だんだんです。

学校の給食で「あげパン」が出る日はウキウキだったワタシ。

箕面市では、箕面商工会議所とのコラボメニューとして、

「北摂スパイス研究所」と考案した“さば缶スパイスカレー”が

箕面市立小学校(12校)、小中一貫校(2校)、中学校(6校)の給食メニューに登場しました!

子どもたちが苦手な「魚」をスパイスでおいしいカレーに!

この企画は、箕面商工会議所を通じて、北摂スパイス研究所から学校給食とのコラボについて提案があり、

これまでに給食に使用していない食材を取り入れて食育に活用する機会となることや、

子どもが苦手な食材を食べやすくアレンジした新たなメニューの開発などを目的に実施されました。

今回、材料に選ばれた「さば缶」。

特有の臭みがあるなどの理由で魚料理を苦手とする子も多く、

給食の残食量を減らすよう学校側も思考錯誤中だったそう。

そこで、魚の臭みを消す効果があるスパイスと組み合わせることで、

子どもが喜んで食べてくれる魚料理ができるのではないかと考え、さば缶を使ったメニューが考案されました。

カレー粉は使わずに、クミンシード、コリアンダーなど4種類のスパイスをオリーブオイルで炒めて香り付け。

骨ごと加工され、カルシウムを手軽に摂取できるとして「さば缶」が使われました。

試作と試食を繰り返し、メニューの完成には企画から約1年かかったとか。

メニュー考案に参加した栄養士は、「箕面市では、市内小中学校で同じメニューを提供しているため、味覚の発達状態が違う小学生から中学生まで、

全ての子どもたちがおいしいと感じられるように、スパイスの組み合わせと配合する量の加減に苦労しました」と話します。

さば缶スパイスカレーを食べた子どもたちからは、「見た目からちょっとスパイシーな味かなと思ったけれど、めっちゃおいしかった」

「魚が入ったカレーは初めてで、スパイスと聞いて辛いかなと思ったけれど、意外と甘くておいしかった」などの感想があり、好評だったみたいです!

地域の飲食店と学校が協力することにより、おいしい新メニュー誕生で子どもたちもにっこり。

こういった地域活性につながる素敵な取り組みが、どんどん増えていくといいですね。

※画像は箕面市より提供

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まちっと北摂編集部だんだん

大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、だんだんです。 大阪で生まれ育ち、社会人半ばで上京してから出産を機にUターン、憧れていた北摂住まいに。自然豊かで人があたたかく、便利で住みやすいこの街に愛着を感じる毎日です。万博記念公園の外周を走るのがお気に入りのランニングコース♪アイコンの画像は2歳のときの私です。

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