【柏の葉】「地元に出社する」文化を…アスタノット株式会社を取材してきました!

【柏の葉】「地元に出社する」文化を…アスタノット株式会社を取材してきました!

2011年7月、課題解決型まちづくりコンセプト「世界の未来像をつくる街」を掲げ始動した、「柏の葉スマートシティ」。
つくばエクスプレス・柏の葉キャンパス駅前に広がる近未来的でスタイリッシュな、それでいて緑豊かな街は、これまで、日本が抱えるさまざまな社会課題に対して「公・民・学」が垣根を越えて連携し、「共創」をキーワードに街づくりのモデルを作ってきました。

そんな柏の葉スマートシティのプログラムの一環でできた施設のひとつが、「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」です。

今回、こちらのKOIL内にオフィスを構える「アスタノット株式会社」が、レイソル柏とパートナー契約を締結したとのことで、その背景や目的についてお話を伺ってきました!

柏の葉

柏の葉駅前はバス停までおしゃれ…それでいてわかりやすい!

柏の葉

駅から徒歩20秒。
KOIL、三井ガーデンホテル、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)の3棟が立ち並ぶ一角は、緑と木の調和でほっと心が落ち着くオアシスのような空間です。

キーワードは「健康」!リスティング広告会社だからこその着眼点

アスタノットは、2016年に社長の小笠原弘充さんが立ち上げたリスティング広告の代理店。
本社は東京・秋葉原にありますが、2018年にKOILのコワーキングスペースにサテライトオフィスを構え、こちらのサテライトオフィスにて事業運営を行っているとのことです。

アスタノット

そんなアスタノットが柏をホームタウンとするサッカーチーム・柏レイソルとパートナー契約を締結したのは今年の5月。
遡ること今年2月にはNECグリーンロケッツともパートナー契約を締結しており、地元のスポーツ事業への意識の高さが伺えます。

アスタノット

両チームとのパートナー関係について、背景にあるのは、

①「地域に根付いた企業×スポーツの力」でさらなる地域振興を目指すこと
②スポーツの力で当社スタッフの健康意識の向上を目指すこと

の二点だと語る小笠原さん。

小笠原さんがご自身やスタッフのみなさんの「健康」を重視するのには、過去の苦い経験があるそうで…。

「以前、毎日自宅で一人でリモートワークをしていた時期があるんですが、動く必要がないせいでとても太ってしまって…」

外へ出ないことで運動不足に陥り、人と直接会わないこともまた不健康に繋がってしまうのではないか、と考えた小笠原さんは、

・仕事とプライベートで環境を変えること
・毎日他人と顔を合わせること

の重要性を痛感したそう。

自社の社員だけでなく、地域で暮らす人々の健康も促進していこうという取り組みの根底には、そんな信念があったんですね!

目指すのは「東京近郊で一番”イケてる”会社」

前述したご自身の過去の経験から、「出社して環境を変える」「他の人と顔を合わせる」ことが重要と考える一方、とはいえ、毎朝満員電車のストレスに耐えて出社するのは働き方として健全とは言えない…。
そこで、「地元に出社する」という考えに行きついたそうです。

「東京近郊に暮らしていると、どうしても『出社=東京に出る』という印象が強い。それを変えていきたいんです」
と語る小笠原さん。
ご自身の地元でもある柏にオフィスを構え、拠点を移したのも、その一環です。

今の目標は「アスタノットを東葛一のマーケティング企業にすること」!

「地元に出社すること」、すなわち「家の近くで働いて健康になること」を通して、会社の健康意識の高い社内カルチャーを醸成しています。

そんな、「東京近郊で一番”イケてる”会社」を目指すアスタノットの今後の取り組みについても要注目です!

アスタノット

社長の小笠原さんを、KOILの入り口でパシャリ。
素敵なお話をありがとうございました!

アスタノット株式会社

KOIL 柏の葉オープンイノベーションラボ

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まちっと編集部ナタリー・ティエン

「まちっと」コンテンツプロデューサー。三度の飯と酒をこよなく愛する、ソロ活の求道者。宝くじが当たったらラム酒の風呂に入りたい。三千世界の酒場を巡り、いつか運命の一杯と相まみえる日が来ることを願ってやまない夢見がちな三十路です。よろしくお願いします。

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