「教えたい／教えて」コーナーに、ニックネーム「たんま」さんから、
「JR茨木から、エキスポに向けてのバス路線がありますが、歩道橋を渡って階段を降りてバス停まで行くしかルートがなく、ベビーカーの際困ります。
横断歩道をつけてもらえると嬉しいなとずっと思っています。」
という投稿をいただきました。ありがとうございます！
たしか、そうやったかな・・・？と、JR茨木駅の西口ロータリーを実際に見に行ってみました。
JR茨木駅西口のロータリー。デッキから
「万博記念公園駅（エキスポシティ前）」に向かう4番バスのりばに行くには
デッキを通って、階段を下りる方法しかないですね。
おお、確かに、4番のりばへのアクセス、階段のみなのね
5番バスのりばから、横断歩道出てたら便利っぽい？ いや、結構交通量多いか。
これって、バリアフリー化されてもっと便利にならへんのかな・・？
ということで、茨木市の市街地新生課にお話を聞いてきました！
JR茨木駅西口の現状って、どうなん？
今回お話をお伺いしたのは茨木市の市街地新生課の吉備眞人さん。
現在のJR茨木駅西口の状況と、これからの取り組みについて教えてくださいました！
茨木市 市街地新生課 吉備眞人さん。ありがとうございます！
実は、JR茨木の駅前が現在のかたちに整備されたのって、1970年、大阪万博の年なんですって。
50年強が経過してたんですね。
2015年にバリアフリー化を目的とした暫定的な整備によって、現在の仕様に。
ほとんどのバス乗り場の平面化が実現したんですが、現在は休日運航のみとなっている「万博記念公園駅(エキスポシティ前)、自然文化園・万博記念公園中央・千里中央」線については
停車場のスペース、週末混雑時にバスを待つ人の列のスペース確保・安全の配慮により、4番のりばを運用することに。
横断歩道の設置を検討したものの、一般車両やバスの往来と安全面を熟考した結果、現状は設置に至っていない、ということを教えていただきました。
階段の利用が難しい場合は、6番のりばの近鉄バス「阪大病院・美穂ヶ丘」行きのバスで「日本庭園前」まで行くと、エキスポシティまで500mと少し距離はありますが、階段の上り降りをすることなく行くことができるそうです。
※なお、JR茨木駅からエキスポシティへは、平日限定で、無料送迎バスが運行されています。（2023年9月29日まで）詳細はコチラ
現状、すぐに4番のりばへのアクセスがよくなりますよ！というお話は難しそうなんですが
今回いただいたような、バリアフリーの課題や、経年的な劣化が進み、JR茨木駅西口のにぎわいが少なくなっている今、魅力やにぎわいのある街、そして安心安全で便利な街にしたいという声は多くあがっていて、
その声をカタチにする、再整備の計画があるんですって！
JR茨木駅西口駅前の再整備で、こんなエリアに変わっていく！
JR茨木駅西口駅前周辺がこれから、魅力的な街と変わっていくように、再整備の検討が始まっています！
地域の特性や課題、これからの計画、社会動向を踏まえて、掲げられたのは
① 交通環境がもっと良くなるように
② さまざまな街の機能があつまるように
③街に魅力・にぎわいが生まれるように
④ 防災性が高まって安心安全な駅前になるように
そして
「だれもが、いつでも、どこへでもつながることができる、暮らしの質を高める対流型駅まち空間」
を目指して、さまざまな取り組みをされています！
◆「市民や、駅を利用する人へのアンケートの実施」
実際に地域に関わる人が求めている、駅前周辺の役割って何だろう？を知るために、Ｗｅｂアンケートを実施。
飲食店や、商業施設の他、憩いの場・オープンスペースが求められていることが見えてきました。
2021年12月1日～12月28日。Webアンケート。n:735
◆「まちづくりワークショップの開催」
アンケートをもとに、市民の暮らしをよりよくするため、周辺がどのようになれば過ごしやすくなるか？
市民の皆さんと「まちづくりワークショップ」を開催し、議論。多くのアイデアが生まれました。
まだ、アイデアの段階ですが、イメージを見るだけで、ワクワクします！
アイデアを重ね合わせて作成したイメージ図の一部。※変更の可能性あり
2023年は、アンケートやワークショップを通じて集まった意見やアイデアを参考に
まちづくりの方向性や、将来像を実現するために、基本計画の素案をまとめる１年となるそうです。
実際にJR茨木駅西口周辺が大きく変化するのは、もう少し先になりそうですが
着実に変わっていく様子を見守っていきたいなと思います。
将来、バス利用時のバリアフリーはもちろんのこと、行って楽しい、集って楽しい街並みになることが、とっても楽しみですね！
吉備さん、ありがとうございました！
茨木市 市街地新生課への問い合わせ（メールフォーム）はこちらから
※本ページ5枚目以降の画像データは茨木市よりご提供いただきました
★この記事が気になったり、いいね！と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
いいね
お気に入りに追加
この記事を書いたのは…
まちっと北摂編集部こんちゃん
大阪・北摂（豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻）で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、こんちゃんです。 北摂生まれ北摂育ち、一度北摂を出て、もうきっと戻ることはないと思っていましたが偶然のきっかけで北摂に夢のUターン！ 北摂に縁と魅力と愛を感じ暮らす毎日。この愛を存分に発信できればと思っています！ テーマは（レコードを掘って、音楽とオーディエンスを繋ぐDJのように） 「北摂の人・モノ」を掘って掘ってつなぎまくる！ 「北摂の魅力ある人・モノ」を発掘して、「北摂」らしいか検証し、また別の「北摂」を教えてもらって「北摂の街・人・モノ・想い」を繋いでいこうと思っています！
