【豊中】心に潤いをくれる場所 築87年の古民家ブックカフェ「つぐの庭」

【豊中】心に潤いをくれる場所 築87年の古民家ブックカフェ「つぐの庭」

SMILE編集部員Mです。豊中市で活動する私たちでも「え?こんなところに?」と思える場所にひっそりとたたずむ隠れ家カフェが「つぐの庭」さんです。
蛍池駅から住宅街へ少し入り込んだところ。心が疲れてホッとしたいときにそっと訪れたい素敵な場所ですよ。

小さなかわいい看板。熊はお店のキャラクター

小さなかわいい看板。熊はお店のキャラクター

まるで実家を訪れたようななつかしい古民家

蛍池公民館にて「CoCoLoBa」さんの音楽イベントを終えた日、久しぶりに編集部員数名で一息つこうと「つぐの庭」さんへ。
そこは蛍池駅からは豊中市立第十八中学校の池をぐるりと回り込み、店など全くなさそうな住宅地にありました。
かろうじてカフェだとわかるのは、「珈琲」の垂れ幕と小さな黒板。
引き戸をあけると靴を脱いで上がる玄関。まるで実家のような懐かしいほっとするたたずまいです。
通していただいた部屋は、畳の部屋ですがテーブルセットがあり、奥にある小さなお庭が美しいこと。
雨の日だったので、緑がしっとりと光り、お庭を見ているだけでも心が落ち着きます。

玄関を上がると脇にはかわいい雑貨が並ぶ棚

玄関を上がると脇にはかわいい雑貨が並ぶ棚

縁側の奥の庭は緑が美しい

縁側の奥の庭は緑が美しい

壁一面の本棚

壁一面の本棚

お昼の「むしやしない」と絶品の手作りおはぎ

お昼時だったので「むしやしない」というメニュー名の軽いランチをいただきました。
おにぎりに和のお惣菜。でもとにかく感動したのはご飯の美味しさ!
こちらのご飯は、高知県四万十川の清流で作られた仁井田米を使っているそうです。子連れの編集部員は、追加でおにぎり(一個150円)を注文しましたが、美味しさに子どもがパクパク。大人用のおにぎりまで食べられていました(笑)
「食後にもしよかったらおはぎをプラス100円でおつけしますよ」とオーナーさん。編集部員全員の手が上がりました。
おはぎはこちらのお店の名物。きなこ、ごまと季節のおはぎの3種類があり、すべて朝から店主のオーナーさんが手作りされているそうです。
おなじ四万十のおいしい餅米を使い、甘さも控えめで懐かしい味。
また食後についてくるコーヒーが美味しくて。

軽食を意味する「むしやしない」(1000円)は食後のドリンクつき

軽食を意味する「むしやしない」(1000円)は食後のドリンクつき

おはぎ(3種類・1個200円)と香り高いコーヒー。「季節のおはぎ」はよもぎでした

おはぎ(3種類・1個200円)と香り高いコーヒー。「季節のおはぎ」はよもぎでした

コーヒーのほかに東方美人茶やスパイスティーなど。シフォンケーキもオーナーさん姉妹の手作り

コーヒーのほかに東方美人茶やスパイスティーなど。シフォンケーキもオーナーさん姉妹の手作り

ぎっしり詰まった本棚は絵本や発達支援ライブラリーも

一面本の詰まった棚には、絵本や書籍のほかに発達支援関係の本がずらり。
実は、こちらのカフェでは「よりそいTime」といって毎月第4土曜にカウンセラーの方が来られてお話会を開いておられます。
「子どもの成長のことで不安になっている親御さんが、ここに並んだ本を読みに来たり、カウンセラーさんにちょっと話を聞いてもらったりして心が楽になればいいなと思いまして」と話すのはオーナーの妹さん。
実はそれ以外にも、「絵本のよみあいカフェ」「あみものクラブ」「西洋美術史倶楽部」など、共通の好きなものを持つ人がちょっと集まれるような場所も。
ここに来ておいしいコーヒーを飲みながら、好きなものについて話せる場所ができたら、それこそ心のオアシスになりそうです。
こちらは子連れも歓迎だそうですが、ただ古民家で木がささくれだっていたり、敷居の段差があったりするので、つまづいたりしないようくれぐれも親御さんがしっかり見守ってあげてください、とのこと。
心がザワザワした時や落ち込んだ時の心の避難場所になりそうなこのカフェ。お庭を眺めたり、本棚からお気に入りの本を見つけたりして、生活の中で潤いの時間をつくりたいですね。

「古民家ブックカフェ つぐの庭」
豊中市蛍池中町4丁目5ー23
定休日 日、月、木
11:00〜17:00
阪急蛍池駅から徒歩7分

子どもの手に取りやすい高さに絵本

子どもの手に取りやすい高さに絵本

いろいろな会や講座を開催。店の隣にもレンタルスペースがあるそうです

いろいろな会や講座を開催。店の隣にもレンタルスペースがあるそうです

「絵本読み合いの会」は、大人が好きな絵本を持ち寄って紹介し合います

「絵本読み合いの会」は、大人が好きな絵本を持ち寄って紹介し合います

お店のあちこちにある素敵な「シャドーボックス」はオーナーさんの作品

お店のあちこちにある素敵な「シャドーボックス」はオーナーさんの作品

つぐの庭

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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください

  • hey-yuko

    2023年06月13日 09時51分

    壁一面の本棚!素敵☆憧れます~いつか自宅にも作りたいです♡ 古民家っておばあちゃん家みたいで落ち着きますよね。夏の縁側、扇風機と蚊取り線香の匂いとか、エモいです。

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