本日紹介させていただくのは、”ONKO”(オンコ)藤田智子さん。
焼き菓子を中心としたおやつの製造・販売をされています。
大阪と和歌山の県境に近い海のまち・加太で育った藤田さん。
幼少期には、お母さんがガスオーブンで作ってくれる素朴なお菓子をよく食べていたと振り返ります。
横で見ているうちに、見よう見真似で自分でも作るようになり、
お菓子作りの楽しさに目覚めた藤田さんは、中学、高校とずっと好きでお菓子を作っていました。
社会人になるとき、何の仕事に就こうか悩んだ末
「やっぱり自分の好きな事をして働きたい。お菓子を作る人になろう」と決心しました。
そこから学費を貯めて製菓学校へ通い、和歌山市内のフランス菓子のお店で4年間修業を積んだそうです。
その時の経験は、英国風のお菓子を多く作るようになった現在でも役立っているそう。
家族の愛に支えられて
菓子職人という目標を叶えて充実した日々を過ごしていた藤田さん。
結婚後に大阪へ転居し、子育て期間中は本格的なお菓子作りから離れていましたが
お子さんの成長と共にまた作りたいな、という想いが芽生え
自分のオリジナルのお菓子を作るようになりました。
ご主人も甘い物が好きで、試作を食べて感想をくれたり
出店を手伝ってくれたり。
お子さん達も応援してくれているそう。
また屋号の”ONKO"は、
少女時代に親戚のおじちゃんから呼ばれていた藤田さん自身の呼び名だそうです。
「おんこちゃん」
という、あったかい響きで呼ばれるのが大好きだった。
愛に包まれて育った少女時代、幸せな時間や空気を覚えていて
食べてくれた人にもそんな幸せな時間、空間を持っていただける
お手伝いが出来たら良いな。
という想いからこの名前にしたんです、との事。
すてきな由来ですね♪
ライターのつぶやき
藤田さんのお菓子はスコーン、ショートブレッド、ダンディーケーキなどイギリスのお菓子が多いですが
ほかにもユニークなものがいろいろ。
砂浜で日に透けるシーグラスを思わせる、”琥珀糖”は
加太出身の藤田さんならでは。
白、ピンク、ブルーの薄い色合いが可愛く、プレゼントにも喜ばれそう。
私個人的にリピート率が高いのは、
”米ポンクッキー”
と
”トフィーナッツ”です。
前者は、クッキーの中にポン菓子のお米粒が混ざっていて、
とっても軽い食感になってます。
昔食べた懐かしい甘みと、クッキーのさくさくした生地が相まって
子どもも好物です。
後者は濃厚なキャラメルにアーモンドなどのナッツがランダムに
入っていて、大小バラバラのひと口サイズでお口にポイ、と
つまみやすい、疲れた時に甘さと元気をチャージできるお菓子です。
量り売りしてくれるので、MY容器を持っていっています。
現在ONKOさんのお菓子が買えるところですが
・泉ケ丘駅近くの大蓮公園LiP
・高倉台のまちいえきっちん内”第2水曜日のおみせ”(今後の予定は未定)
・和泉市の「農林産物直売所 葉菜の森」
になります。
また、6月からは和泉市の製造工房でも毎月販売の予定だそうです。
さらに5月末に泉大津市にオープンしたPine Place Marketという
「食」のセレクトショップでも数種類が買えるそう。
ぜひチェックして下さいね。
(出店予定etcについてはInstagramで”ONKO”さんのアカウントをご確認下さい。)
ONKOさんのInstagram
大蓮公園 Life is Park(LiP)
- 堺市南区若松台2-5
葉菜の森
- 和泉市大野町973-3
Pine Place Market
- 泉大津市昭和町3-30
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンにし
泉北ニュータウン(のはしっこ)生まれ育ち。約5年のブランクを経て泉北へ戻りました。子どもの頃は気づかなかった泉北のいいところを最近あれこれ発見して、毎日が楽しくなっています。 泉北で暮らす人に、もっともっと、このエリアのすてきな人・お店・場所が知られてここが好きと感じる人が増えていったらいな。