こんにちは。まちっと堺・泉北編集部のチャチャです。
2026年も間近!
「新年を迎えたら初詣に行くのが恒例」という方も多いでしょう。
毎年同じ神社に初詣に行く方がほとんどだと思いますが、今回は堺市の神社に関する情報をピックアップしてまとめました。
※行事内容、開催ルール等の詳細は各記事ならびに各イベント・各施設のホームページ/SNSをご覧ください。
※大鳥神社、菅原神社、出雲大社(いずもおおやしろ) 大阪分祠の情報は2025年12月5日現在のもの。
その他は取材当時の情報です。内容などが変更になる場合があります。詳しくはWebサイトなどで確認してください
※各社寺へは、なるべく公共交通機関の利用を
大鳥大社

アクセス JR鳳駅歩3分
問い合わせ TEL 072-262-0040
初詣参拝時間 午前6時~午後6時、授与所開所時間 午前9時~午後5時
菅原神社

アクセス 阪堺大小路電停歩2分。南海堺駅・堺東駅歩10分
問い合わせ TEL 072-232-2450
初詣参拝時間 24時間参拝可能。授与所は1月1日深夜0時~午後6時。2日・3日午前9時~午後5時
初詣行事 元日深夜0時~歳旦祭。1月9日~11日は戎祭
出雲大社(いずもおおやしろ) 大阪分祠

アクセス 南海初芝駅歩15分
問い合わせ TEL 072-285-2431
初詣参拝時間 12月31日午前5時~(終夜開門)1月1日午後7時。2日から午前5時~午後7時
初詣行事 12月31日午後4時~大祓式、同午後5時~除夜祭。元日深夜0時~元旦祭、同正午~歳旦祭。元日~1月3日の午前9時~午後3時は新年特別祈願祭。1月15日左義長(とんど焼)
百舌鳥八幡宮

秋祭り「ふとん太鼓」や、「はちまんマルシェ」でも有名な“百舌鳥八幡宮”。
大阪府指定の天然記念物である、樹齢800年の大くすも迫力があり、パワーをもらえます。
拝観自由・無料
JR阪和線「百舌鳥駅」下車
南海高野線「百舌鳥八幡駅」下車
住所:堺市北区百舌鳥赤畑町5丁706
https://www.mozu8.com/
櫻井神社
割拝殿(わりはいでん)は、鎌倉時代の様式を今に伝える建築です。
堺市で唯一、国宝に指定されている大変貴重な存在です。
拝観自由・無料
南海バス「桜井神社前」下車
住所:堺市南区片蔵645
https://sakurai-jinja.org/wp/
初詣どこ行く?
堺市内の神社をご紹介しました。
少し足をのばして、お参りするのもいいですね。
2026年の初詣はどこに行くか、ぜひコメントでも教えてくださいね!
【鳳】大鳥大社の「先が見通せる御守」がSNSで話題!人気の秘密とは?
こんにちは。まちっと堺・泉北編集部のもちのです。 SNSを中心に、大鳥大社の「先が見通せる御守」が人気を集めているのを知っていますか? 2年ぶりに大鳥大社を訪れたところ、以前と違った賑わい方をしていることに驚き、神社の方にお話を伺いました。 今回は、このお守りに込められた願いや、現地の状況などを詳しくご紹介します! 大鳥大社とは 開門時間:4月1日~9月30日→午前5時30分 10月1日~3月31日→午前6時 閉門時間:午後6時 授与所開所時間:午前9時~午後4時30分 大鳥大社は堺市西区に位置し、最寄り駅はJR阪和線・鳳駅です。 大鳥大社の歴史は約1900年前に始まります。非常に長い歴史を持つ、由緒ある神社です。 こちらには、二柱の神様がお祀りされています。一柱は、日本武尊(やまとたけるのみこと)で、もう一柱は、大鳥連祖神です。 日本書紀や古事記に登場する、日本武尊の武勇は広く知られているため、堺市内外にも訪れてみたいと思っていた方は多いでしょう。 そんな歴史のある神社が、今、若い世代や海外の参拝者からも注目を集めています。 日本初のスケルトンなお守り「先が見通せる御守」が、SNSで大きな話題になったからです。 「先が見通せる御守」がSNSで話題!人気の理由は? このお守りは、2023年10月に授与が始まりました。 そして2024年の正月、ある参拝者がX(旧Twitter)に投稿したところ、それが120万回もリポストされ、瞬く間に全国にその名が知れ渡ったのです。 このお守り、角度によって描かれた模様や文字の色が変わり、透明なので向こう側が映り込みます。 何とも美しく、珍しい見た目のお守りです。 ■「先が見通せる御守」誕生の背景 「先が見通せる御守」は、平成最後の年に誕生した「勝みくじ」がルーツです。 おみくじで「凶」を引いた幼い頃の経験から考案した、良い運勢しか出ないこのおみくじ。 コロナ禍で未来が見えない不安が広がる中、「少しでも明るい未来を見通せるように」との願いから、「勝みくじ」の「強運」を透明なおみくじとして授与したところ、これが大反響を呼びました。 その人気を受け、2023年には、透明なデザインが未来への希望を象徴する「先が見通せる御守」が誕生。 こちらには、若い世代や海外の方にも日本の伝統文化に触れてもらいたいという、温かい願いが込められています。 このお守りの紐は10色から選べるため、中には「推し活」の一環として、好きなアイドルやキャラクターのメンバーカラーを選ぶ人もいるようです。 これも人気の理由の一つかもしれませんね。 また、受け取ったお守りを本殿にかざして写真に収めると、さらにご利益があると言われています。 この日も、多くの方がいただいたお守りをかざして、写真撮影をされていましたよ。 ■大鳥大社の方にお話を伺いました 以前とは雰囲気が大きく変わったように感じられる、大鳥大社。 この賑やかで楽しげな境内の様子を見て、神社の方々は何を感じているのでしょうか。 今回は、大鳥大社の権禰宜 川原さんにお話を伺いました。 ――特にどのような層からの反響が大きいですか? 男性と女性を比べると、圧倒的に女性の参拝者が多く、年齢層は幅広いです。 また、平日に訪れる方の5割近くは、海外の方です。 ――この賑わいをどう感じていますか? ツアーの行き先に大鳥大社が選ばれることも増え、観光バスでいらっしゃる方もいます。今まで神社を訪れることが少なかった方や、大鳥大社を知らなかった方など、日本各地の方が参拝されるキッカケになっているようで、有難いことです。神職一同、とても嬉しく思っております。 ――これまで神社を訪れる機会がなかった方も多いようですが、注意事項などありますか? 授与所の開所時間は、午前9時~午後4時30分なので、時間を過ぎてしまったらお守りを授与することができません。こちらについては、ご注意ください。 また、土日祝日はより多くの方が参拝されるので、駐車場も混雑します。公共交通機関で訪れる方がスムーズな場合もあります。 ■授与状況は公式サイトをチェック 先が見通せる御守の授与状況は、公式サイトで確認できます。 お目当ての色がある方は、先に確認してから行くといいですね。 「先が見通せるおみくじ」も人気!勝みくじ 御祭神のヤマトタケルノミコトの勝運や武運にあやかった、大鳥大社の「勝みくじ」も、根強い人気があります。 このおみくじで一番良い「強運」を引くと、透明なおみくじ「先が見通せるおみくじ」を授かることができるのです! 勝みくじで「強運」以外を引いた場合は、紙のおみくじになります。 しかし、どの結果が出ても、そのメッセージをどう受け取るは自分次第ですよね。 この「勝みくじ」は、一年中引くことができるそう。 大鳥大社「先が見通せる御守」で明るい気持ちに! 長い歴史のある、大鳥大社。近年は若い世代や海外からの参拝者も増え、境内はこれまで以上の活気があります。 「先が見通せる御守」を受け取ることで、より明るい気持ちになれたらいいですね!ぜひ、お気に入りの色を見つけてください。 この「先が見通せる御守」の授与状況については、事前に公式サイトで確認することをおすすめします。

まちっと編集部もちの
【西区】泉州の奇祭「やっさいほっさい」は 熱かった!
堺に 「泉州の奇祭」と言われる お祭りがあるのは ご存知だろうか? その名も「やっさいほっさい」 毎年12月14日開催! 当日 朝から 石津太神社へ 丸1日「やっさいほっさい」に 密着 「やっさいほっさい」を 知る人も 知らない人も 堺唯一の奇祭 是非ご一読を!

ジモトミンじゅん
【深井】野々宮神社へ不思議な龍木を見に行こう
地元がイヤだ(イヤだっ)出ていくんだ(出てく)って♪ キミはボクの気持ちも(なんにも)知らずに♪ 出ていってしまったんだね(カムバック)♪ 謎だらけの出囃子で始まりましたが、毎回こんな感じで参ります。 どうぞ最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします! ピッピッピッ チィーーーチィーーー 鳥たちが鳴いている。 サササァーーーー 木々の葉擦れが心地よくて、自然に包まれている感覚になる。 ここは小さな森。 深井駅を降りて徒歩5分の場所にある「野々宮神社」だ。 400年以上の歴史がある神社なんです。 別名「火(ほ)の宮」。 境内には下記4つの社が合祀(ごうし)されています。 ・稲荷神社 ・春日神社 ・八幡神社 ・厳島神社 写真はありませんが、伊勢神宮の遥拝所もあります。(ちょうど神社から向かって伊勢神宮の方角にありました) 御祭神は下記の3神です。 ・素盞嗚命(すさのとのみこと) ・火産霊命(ほむすびのみこと) ・菅原道真公(すがわらのみちざねこう) 発火と鎮火、文字の神々を祀っているので、お詣りしたらご加護があるかもしれません。 まずは本殿にお詣り(二礼二拍手一礼)、ご挨拶してから境内散策してみると…… 1万平方メートルもある敷地内の「常陵郷(とこはか)の森」は『堺市保存樹林』に指定されている場所なだけはあって、まさに「小さな森」です。 この看板にも書かれてあるのですが、その中でも一本だけ異彩を放つ樹木があります。 カイヅカイブキ(貝塚伊吹) と呼ばれる木です。 見つけた瞬間、ものすごく惹かれました。 なんだコレは! と。 まさにイブキ=息吹、を想起させるように樹から「生命力」が溢れ出ています。 近づいてみます。 え! ウソっ! 木の幹が螺旋状に渦巻いている!? よく見ると、木の表皮が「ウロコ」のよう。 本物の龍は見たことがないですが、長年生きているとしたらこんな風なのかもしれないと思いました。 きっと見る人に何かを感じさせるものがあると思います。ぜひ直接あなたの目で見て欲しいのです。 境内にて 境内のベンチに座って記事を書こうと思い立ち、「どっこいしょ」と座りました。 持ってきていたノートパソコンを開きながら本文を書いていたら、ご夫妻や中年男性おひとり、おじいちゃんから孫まで3世代揃ったご家族がお詣りに来られていました。 向かい側斜め奥のベンチをみたら、おばあちゃんが大きな買い物袋をベンチの上に置いて「どっこいしょ」と。座ってお茶か何かのペットボトル飲料をグイっと飲んでフゥーーーっと一息。 一服を終えたおばあちゃんは立ち上がり、臥牛(がぎゅう)の像に近づいて立ち止まり、優しい手つきで撫でては微笑んでいました。 私のとなりのベンチをみたら、震える手つきで500ml缶のアルコール飲料をプシュと開けて、グビグビのんでるおじいちゃん。 そのあと美味そうにタバコをすって境内の景色を見回していました。 これが神社。本来の姿なんだと思う。 来るものを拒まず、去るものを追わず。 ここに若いひとたちの姿があればなおのこと「いい場所」だなぁと思う。 4−500年前からここは神社として変わらずに在り、地域の人々が通う場所だった。 境内をよく見ると人々の想いが重なって、その時代時代の人たちが財を投じて整備してきたあともある。 本堂前には「寛文三年」(1663年)や、「貞享三年」(1686年)と刻字された石灯籠がある。 長年雨風に耐えてきたものに敬意を感じながら、近づいてまじまじと眺めてみる。 何気なく石灯籠の穴を覗き込んだら…… 500年前の景色が見えた気がした。 龍の木に出合って、なんだか得した気分で鳥居をくぐって神社横の道路を歩きはじめた。 向かい側から5〜6人の女の子たちが自転車に乗って走ってきたので端に寄った。 通り過ぎる瞬間に「なぁなぁ、野々宮神社で休憩してこーやー」という声が聞こえた。 あ、若い人たちも普段使いしてるやん…… 歴史があり、小さな森があり、多世代にわたる人たちが出入りする、可能性に満ちた場所。それが野々宮神社。 【アクセス】 ●電車→徒歩での行き方・・・ 大きな道路沿いの道は交通量が多いため、車で来られる方以外はオススメしません。 これから紹介するルートの方が車が少ないので良いと思います。 泉北高速鉄道「深井駅」のプラットホームを降りたら、中百舌鳥・難波方面の出口へ向かってください。そのまま1階出口からロータリーを左側に道なりに大きな道路まで出ます。 信号を渡ってすぐの道を左に曲がります。 少し直進すると鳥居が見えてきます。 「火(ほ)の宮」と呼ばれる野々宮神社さんに、昇り龍のようなカイヅカイブキが1本あることに意味がある気がしてなりません。 またふらりと行ってみたいと思います。 みなさんもよろしければどうぞ☆ ★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。 ※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください

ジモトミンたつのこ龍次郎(りゅうじろう)
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この記事を書いたのは…

まちっと編集部チャチャ
地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと堺・泉北」の編集部、チャチャです。10年前、結婚を機に関東から堺市に引っ越してきました。他所からきた私を優しく受け入れてくれた、堺の街が大好き!堺っ子の娘に、プロフィールイラストを描いてもらいました









