【池田市】『ゆるあみあみくらぶ』での細編みモチーフが万博へ!世界のみなさんに私のデビュー作をお披露目です

【池田市】『ゆるあみあみくらぶ』での細編みモチーフが万博へ!世界のみなさんに私のデビュー作をお披露目です

ずっとずっと、興味があるのに手を出す勇気がなかった編み物。

そんな私が「ゆるく編み物を楽しみましょう♪初心者大歓迎」というフレーズに背中を押され、『ゆるあみあみくらぶ』に参加を申し込みました。

ハローワーク池田から横断歩道を渡ってすぐ。レトロな棟の一か所です

場所はレンタルスペースのSUBACO(スバコ)。

猪名川の青、街中の桜、五月山の緑など、色やカタチで池田を表しています

斜め向かいには栄本町コミュニティセンター跡地。

ワークショップで制作に携わった懸垂幕が今日も鮮やかです。

参考URL:【池田市】三分咲きの3月末『わたしたちの池田』お披露目会 青・ピンク・緑の懸垂幕のもとでハイ、ピース♪<PR>

 

ゆるいけど、活発!『ゆるあみあみくらぶ』

池田市では市民活動がとても盛況。

SUBACOは利用料金が格安のレンタルスペース、そして非営利目的なら無料です。

またオープン日(イベント開催時除く)であれば、フリースペースとしても開放されていて、ふらっと休憩できたりも。

SUBACOを活用する団体がこんなに!どれもおもしろそう♪

『ゆるあみあみくらぶ』は去年発足した活動。

発起人で部長は阪大生の児玉さんです。

メンバーは児玉さんの「ゆるく編み物をしたい人、来てください」との呼びかけで集まった人たちです。

ゆったりとした口調で常にニコニコしている児玉さん。ご本人は編み物初心者だそう

最初は「誰か知り合いが1人でもきてくれたらいいな♪」というくらいの気持ちで始めたそうですが、今では編み物の達人が中心です。

しかも11月15日・16日開催の『おさんぽマルシェin IKEDA』ではヤーンボミングを実施しようと計画するまでに。

さらになんと、5月15日には大阪・関西万博のマルシェに急遽参加されることになったそうです。

万博出店に向けて準備に急ピッチ

「ゆるく編み物を楽しみましょう♪初心者大歓迎」という言葉を真に受けて、手ぶらでやってきた私。

ところが、おや?

なんだかあわただしい雰囲気です。

その筋では有名な今村謙人氏によるワークショップで作られた屋台。手作りの温かみがあって毛糸作品にぴったり

木材でできた屋台を囲んで、いろいろな毛糸のモチーフを飾り付けています。

「実は3週間前に『大阪・関西万博のマルシェに出店してほしい』とオファーがきて、その準備に追われているんです」とのこと。

この日はちょうど出店日の1週間前。

各自用意した様々な作品を広げ、屋台のどこに配置しようかとアイデアを出し合っていました。

活動紹介やワークショップ、グッズ販売などを構想されていました。中には五月山動物園を思わせる動物の編みぐるみも

みんなでお茶飲みながらおのおの好きなものを編み、その中の世話好きな方が超初心者の私にやさしく教えてくれる、という都合の良い妄想でやって来たんですが。

どうしよう。。。

参加者は名札をつけます。土台はもちろん毛糸のモチーフ♪

「編み物はよくされるんですか?」という問いかけに「いえ、編み針を持つのも今日で人生3回目くらいです」というバツの悪い回答でしたが、児玉さんは「うれしい!そんな人を待っていたんです!」と大歓迎してくれました。

毛糸のふわふわ感が大好き!という先生。でもご自身の娘さんはあまり興味がないそう。うちも母は編み物が上手ですが、私は・・・

みなさんお忙しそうでしたが、私が超初心者だと知ると丁寧に教えてくださいました。

あまり意識したことのない指の神経を使い、ぎこちない手つきでなんとか数段編み上げました。先生はめちゃくちゃ褒めてくれました

前回、編み針で何か作ったのは小学5年生ぐらいのころ。

40数年ぶりの編み物は、毛糸がすべって針に掛からない状態からスタート。

そんな私に先生は根気よく細編みを手ほどきしてくれて、何とか覚えてからは1人で黙々と取り組みました。

うっ、指がつりそう。

まるで鉛筆で字を書くようにさらさらと編み針で毛糸を紡いでいく先生たち。なんてステキな風景、憧れるわ~

先生たち(私から見ればみなさんが先生)はおしゃべりしながらもテキパキとモチーフを繋げ、屋台をデコっていきました。

すごい、なんでそんなことができるんだ・・・。

「自由にやっていいの!四角が三角になっても全然いいの!」と言われたけど、まさか本当に三角になろうとは。まっすぐ編んだハズなのに

しばらくすると先生が「できた?」とやって来たので、「ま、まあ・・・」といびつな形の編みかけモチーフを見せました。

すると「初めてでここまでできるなんて、がんばったね!このコも繋げてゼッタイ万博に連れて行くからね!」とそのまま持って行ってしまいました。

え、万博?

ということは、海外の人の目にも映るかもしれないってこと?

「日本人、以外ト不器用デスネ」とか思われないかな。

色とりどりのモチーフで屋台は魂を吹き込まれたように生き生きし始めました。万博ではたくさんの人を感動させてくれることでしょう

自分が編み物を経験した後にみなさんの作品を見ると、あらためてどれだけ上手かが分かりました。

まっすぐ均等に目がそろっているのが奇跡のように思えます。

私も練習を続ければ、こんな風にできるのかなぁ。

「今日、出来上がってきたんです!」と児玉さんから特製ステッカーをいただきました。なぜニワトリかは謎ですが、カワイイ♪

『ゆるあみあみくらぶ』は月に1、2度のペースで開かれています。

次はいつも通り、のんびりと編み物を楽しむ会となりそうです。

私のような超初心者でも楽しめたので、ぜひお気軽にお問合せしてみてくださいね。

11月のヤーンボミングに向けて毛糸やモチーフの寄付も募集中です。

ゆるあみあみくらぶ

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ジモトミンイナリーバ

若いとき世界に向いていた目が今は地元に全集中。徒歩や自転車で見つける街の情報、楽しくてたまりません♪

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