こんにちは。さなとみさとです。
季節はもうすっかり秋ですね。
「読書の秋」「食欲の秋」「芸術の秋」... 秋には色々ありますが、大阪青山大学からは「学びの秋」の情報をお届けします。
本学は、食と栄養、保育・教育、看護のそれぞれの分野における専門的職業人を育成する大学です。
メインキャンパスのある箕面市を中心に、地域と歩む大学、地域に根ざした大学を目指して、地元特産品とのコラボ商品の開発や地域イベントへの参加、また本学の施設や主催イベントに地域の方々をお招きするなど様々な連携活動を行っています。
今回の記事は、そうした活動の一環として年に一度実施している、公開シンポジウム開催のお知らせです。

今年のテーマは「AI 時代の大学教育を考える」
大学が取り組む教育や研究活動に関連の深いテーマを軸に、講演やパネル討論を通して、最近の教育研究に関する成果の一端を紹介します。
今年は「AI 時代の大学教育」をテーマに、本学の専門領域である『食と栄養』『保育・教育』『看護』を切り口とした講演を実施します。
これら 3 つの専門分野に情報教育センター長による基調講演を加えた、 4 つの講演について順に紹介していきます。
①「教育における AI 活用の現状と未来」
今や私たちの生活にすっかり馴染みのツールとなった生成 AI。これまで多くの時間や労力が必要だった情報収集・整理、文章や資料の作成などが、生成 AI の活用によって格段に省力化され、仕事の効率がアップするのを実感している人も多いのではないでしょうか。
しかし一方で課題もあります。大学教育の現場では、例えば、生成 AI の浸透が学生の主体的な思考力や創造性、研究倫理に関する意識の低下などを引き起こすのではないかという懸念が持たれています。
急速な進化を遂げる生成AIに期待される一方で、使用現場でのルール作りが追いつかないという不安。教育において活用するにはどのようなことに注意し、どのようなスキルを身につけていけば良いのか。一つ目の講義では、情報教育を専門とする講師が AI 活用の現状と未来について解説します。

②「管理栄養士養成教育における AI 活用」
食と栄養のスペシャリスト管理栄養士の世界に目を向けると、「献立作成」「栄養価計算」「栄養指導案の作成」「情報検索」など、多様な作業を生成 AI が支援できるようになっています。
一見、飛躍的に便利になったように感じられますが、生成 AI が生成する情報には不正確な内容や対象者の状況を十分に反映していない回答が含まれる可能性があり、専門的な知識に基づく検証と判断が不可欠です。
生成 AI の利用を単なる作業の効率化にとどめず、AI が生成した回答の妥当性を評価し、根拠に基づいて修正するとともに、その判断理由を説明する学修へと発展させることが、AI 時代の新たな教育課題として見えています。
この講義では、生成 AI と専門職の役割を整理し、これから育てていくべき能力と、その方法について考えていきます。

③「学校現場における生成 AI 活用を踏まえた教員養成」
本学の教員養成においても、今や生成 AI を活用するスキルの育成は不可欠です。
実際の教育現場ではいま、生成 AI はどの程度活用されているのでしょうか。
この講義では、昨年度まで公立小学校の主幹教諭として、生成 AI を活用した授業実践や教材開発に取り組んできた講師が、先生や児童・生徒による生成AIの活用事例を紹介し、教員養成課程で求められる指導内容と今後の課題について考えます。
小・中学生の保護者の方には、お子さんが学校でどのような形で生成 AI に触れているのかを知る機会にもなりそうです。

④「AI を活用した看護シミュレーション教育への可能性」
本学の看護学科では、現実の状況やプロセスを模擬的に再現しながら授業を進めるシミュレーション教育を推進しています。
膨大な臨床データを蓄積・分析し、再現プログラムに落とし込むことのできる生成 AI は、より精度の高いシミュレーション教育の実現に大いに寄与することが期待されています。
一方で、患者の表情や沈黙、不安に気づき、その人の背景や価値観を理解し、何が最善かを考え、寄り添う。こうした看護の力を育むにあたり、AI にできることは何か。この講義では、生成 AI を、学生が「考え」→「判断し」→「実践し」→「振り返る」ための学びのパートナーとして捉え、看護教育全般に与える影響と、今後のあり方について、皆さんと一緒に考えます。

講義の後には、登壇者が一堂に会するパネル討論も予定されています。
お気づきの方も多いと思いますが、この記事に掲載した写真は全て AI 生成画像です。
今はまだ『AI らしさ』が残るこれらの画像も、いつかは本物と区別がつかなくなる日が来るかも知れません。
生成 AI に大きな可能性を夢見る人、不安の方が大きい人、誰にとってもまだまだ未知なるこの分野について、より多くの知識や多様な観点に触れ、有効な活用方法の発見や不安の解消に繋げていただく機会になればと思います。
多くの皆さまのご参加を、心よりお待ちしています!
第 5 回 大阪青山大学 公開シンポジウム
- 開催日時:2026 年 10 月 24 日(土)13:30 ~ 17:00(開場 12:30)
開催場所:大阪青山大学 箕面キャンパス
参加費 :無料
対象者 :どなたでもご参加いただけます。
お申し込み:下記 URL から申込フォームへとお進みください
問い合わせ:大阪青山大学 広報室
TEL:072-722-4165(代表) 072-722-6643(直通)
メールアドレス:pr@osaka-aoyama.ac.jp
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…

大阪青山大学 Hot Voiceさなとみさと
箕面市西部にキャンパスを構える大阪青山大学は、食と栄養、保育・教育、看護の分野で社会に貢献する人材を育成。
地域とともに歩む大学をモットーに、専門性を生かした各種コラボを推進しています。
商品開発、子育て支援、イベント、講座など、地域の皆様と繋がれる情報を中心に、学生の様子やキャンパス周辺の街ネタも交えて、大学と地元の「今」を発信していきます。
















