【豊中】創業から56年！地元で愛される和菓子屋さん「福寿堂」

2021年12月6日

はじめまして！豊中ロマンチック街道とコーヒーとスイーツが大好きなＫeimuママです！どうぞよろしくお願い致します。

はじめて投稿させていただくところは、豊中ロマンチック街道の近くの野畑図書館の前にある福寿堂です。朝早くからお客さんが訪れる、地元で愛される和菓子屋さんです。季節の移ろいを取り入れた和菓子、そして定番といわれる和菓子がとても美味しくて、子供と図書館へ行く度に、寄りたくなる和菓子屋さんです。

お話を伺うと、創業は５６年前だそうで、元々は今の場所から少し西に現在あるスギ薬局の所に賑わう市場があり、その中にあったそうです。市場がなくなり、現在の場所には１８年前に移られました。長い歴史をもつ和菓子屋さんです。「５６年前に祖父がお店をはじめて、今も家族皆で和菓子を作っています。」と京都で修業をされたお孫さんがお話してくださいました。

和菓子の種類の多さにびっくり！

店内に入ると、和菓子の種類の多さにびっくりします。朝生（あさなま）といわれる朝に出来たての生菓子も並んでいて、創業当時から変わらない味の福寿堂の名物といわれている草餅に目が留まります。濃厚なよもぎの香りのお餅の中のあんは、こしあんと、粒あんの２種類あります。

そして、桜餅は、春頃だけの和菓子のイメージがありますが、こちらでは年間を通して購入することができます！！

ふっくらと柔らかそうな期間限定のミカン大福も並んでいました。

草餅はこしあんと粒あんの２種類！きなこがかかっている方が粒あんです

年間を通して購入することのできる桜餅

豊中は高校野球発祥の地！

豊中は「高校野球発祥の地」への想いを込めて福寿堂では「野球箱」とよばれる和菓子も完全予約制で販売されています。グローブの形をした栗饅頭、ボールの形をした紅白の上用饅頭、スパイクの形をした最中など、野球部の卒部式、野球の好きな方へのプレゼントにおすすめです。

５６年の歴史をもち伝統を大切にした和菓子、そして魅力あふれる新商品にも同時に目が留まります。

季節の移ろいを表現された上生菓子や柔らかな黄色がとてもきれいな箕面の柚子を使った「ゆず上用」が並んでいました。「ゆず上用」は「みのー１グランプリ２０２１」で敢闘賞を受賞されたそうです。

時期の決まった和菓子、秋の深まりのこの時期には猪の子供のウリボウのように可愛い「亥の子餅」もとても気になります！

すがすがしい朝の時間帯に行かせていただき、和菓子を見させていただいている間にも地元の方が次々と来られて、出来たての和菓子や、お気に入りの和菓子を購入されていました。
ちなみに、ロマンチック街道のほど近くにある幼稚園に通っていた息子の入園式と卒園式の時には福寿堂の紅白饅頭をいただきました。地元に根差した和菓子屋さんですね。

豊中は高校野球発祥の地！和菓子を通じて野球を愛する気持ちを大切な方へ

奥が上生菓子。手前が「ゆず上用」

季節の和菓子、「亥の子餅」

おいしそうな和菓子を早速購入しました！

桜餅の中はこしあんです。程よい塩加減と、控えめなあんの甘さが上品な美味しさです。

草餅はきなこがかかっている粒あんの方を選びました。よもぎの香りが濃厚で、もちもちの食感、ひとくちいただくと、長く地元で愛されることに納得！

ゆずモチはもちもちのおもちの中の白あんに柚子の風味が目を見開く美味しさです。

亥の子餅の中には大きな粒あんが新鮮で、控えめな甘さがとても印象的です。

ミカン大福は、白あんと、ひと手間かけられたミカンの甘さに、ほっぺたが落ちそうになる美味しさです。

どの和菓子にも共通していることは新鮮な美味しさでです。愛情がこめられた手作りの和菓子をいただくと、ほっこり温かい気持ちになりました！和菓子を通じて季節の移ろいを楽みませんか？

桜餅１６０円、草餅１５０円、可愛い柚子の形のゆず餅１８０円