ずっと気になっていた、閑静な住宅街の一角にある不思議な雰囲気の古いマンション。夜になると、一階のカーテンのない部屋の天井に掛かる、大きくてレトロな照明から心地よい光が漏れ出ます。土日の日中には時々雑貨屋とおぼしき看板が表に出され、そこには珍妙な『パピエ・ナツミカン』の文字が!意を決して入ってみると、おもちゃ箱をひっくり返したような、色とりどりの東欧雑貨が楽しめる異国情緒あふれる楽しい雑貨屋さんでした!
ミーシャにクルテク!ロシアやバルト三国周辺の珍しくてレトロな雑貨が所狭しと並ぶ!
千里山の古いマンションの階段を上ると、ヤギたちが向いている右の方向に進み、開放されたマンションの一室を覗いてみると『異国の雑貨 パピエ ナツミカン』『ひつじ舎』の二店がシェアした賑やかな空間広がっていました。
私たちが子供のころは、60~70年代のソ連や東欧は社会主義国として自由のないとても恐ろしい国々という印象が刷り込まれていましたが、大人になってこの時代のロシアやチェコやバルト三国で育まれた文化やデザインを調べてみると、造りは素朴で無駄がなく色使いも洗練されていて、とても魅力的に感じます。そんな異国情緒あふれるモノたちを愛してやまない女性オーナーが、このお店を切り盛りされています。
レトロな感じが懐かくてオシャレ!クリスマスのデコレーションは東欧で決まり!
手作り感があって暖かい印象で、色合いもデザインもレトロでノスタルジック。マンションの一室が東欧の蚤の市になってしまったような、そんな錯覚に囚われそうなほどです。可愛らしい雑貨がところ狭しと並び、目に入るものすべてが味わい深い。今年のクリスマスの飾りにピッタリではないでしょうか?
東欧だけじゃない!インテリアに合う日本の作家ものも沢山あります!
ロシアや東欧のお品は約9割で、実は日本の作家さんの雑貨も1割ほど並んでいます。洗練されたデザインの小物が多く、近くに住む幅広い年齢の人が買い求めているようです。
とにかくにぎやかで楽しい空間で、ノスタルジックな感覚を味わってみて!
店内の隅々に目をやる度に、新しい「懐かしさ」を発見する。『パピエ ナツミカン』はそんな空間。ぜひ一度お立ち寄りください。
異国の雑貨 パピエ ナツミカン(ひつじ舎と一室をシェア)
- 異国の雑貨と紙モノ
ロシアやラトビアなどその周辺の雑貨や海外の紙モノ・文具など。
手作りカードや版画パネルを店主が作って売っています。
〒565-0851
大阪府吹田市千里山西6丁目30−24 石田マンション 202
open;11:00-16:00 不定期営業(インスタで営業日を確認してください)
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この記事を書いたのは…
ジモトミンのまのま
叩いたはずの石橋が、いつのまにやら綱渡り。普段ドタバタ仕事に追われる会社員が、心穏やかに過ごす休日をつづります。北摂在住歴25年。