【吹田】週イチでも通える!仕事で疲れたココロを元気にしてくれる古書店「天牛書店」

【吹田】週イチでも通える!仕事で疲れたココロを元気にしてくれる古書店「天牛書店」

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北摂に移り住んで四半世紀。これまで江坂→関大前→江坂→緑地公園→千里山とライフステージに合わせて居を転々としてきましたが、数年前に今の住まいに引っ越してしばらくした時に、あることに気付いたのです。

「ある古本屋さんに自転車で辿り着ける距離内で引っ越しを繰り返してきた」という事実を!
どうやら無意識で大切な場所の周りを転々としていたようです。

私、学生の頃から古書が大好きなんです。古書店に流れるゆったりした時間の中で、目に入る本を手にして思い思いにページをめくり、日々の仕事のことを忘れて没頭したり、新しい企画の着想を過去の文献から得たりすることが週末の楽しみになっています。予期せず出会うたまたま手に取った古書から、日本に伝わる瑞々しいことばや自分では思いつかなかった先人の発想やアイデア、時代時代に生きた人々の人生の一端を垣間見ることは私にとって充実した至福のひと時なのです。一期一会の古書の世界の中で、何かを感じて購入した本の隅に鉛筆で著者の名前が小さく書いてあった時など、運命を感じることすらあります。

今回ご紹介するのは、素敵な本との出逢いが楽しめる、大阪を代表する老舗古書店『天牛書店本店』。
私にとって、北摂での生活に欠かせない大切な場所です。

広々とした吹き抜け2フロアに古書10万冊が整然と並ぶ!良心価格で入替わりも早い!

天牛書店は1907年(明治40年)の創業。創業者天牛新一郎が大阪市南区(現大阪市中央区)で古本屋を商ったのが始まりで、民俗学者の折口信夫や作家の司馬遼太郎も通ったそうです。1945年(昭和20年)に大阪大空襲で店舗を焼失した後は道頓堀中座前に本店を構えますが、現在の本店は1988年(昭和63年)に移転された店舗で、緑地公園駅と江坂駅の間の閑静な住宅街にあります。

広々とした吹き抜けの2フロアに約10万冊の古書が様々なカテゴリに準じて整然と並べられており、一般的な古書店と比べてもとても見やすく、価格も良心的なので入れ替わりも早いと感じます。週末は高齢のお客様の買取り依頼が目立ちますが、若い女性や子供連れのご夫婦も訪れてお気に入りの古書を探しています。

私のお気に入りは1階の歴史や民俗学関係のコーナーで、良書が本当に多くて一生モノの本との出逢いを何遍も経験させてもらっています。北摂というエリアの特性なのか、大阪を代表する天牛書店の買取り力の賜物なのかわかりませんが、かつて歴史文化の中心であった京都の古書店に比肩するほどの充実度を誇っています。

2階には資料的価値の高い建築や鉄道関係の古書も多く並んでおり、例えば、昭和初期の横濱市電気局の車両竣工図表などが何気なく置いていたりします。奥にある安価な古書が並んでいるコーナーも意外な出逢いがあってお勧めです。合計金額が1,000円以上なら、クレジットカード払いも可能です。

稀少な古地図や浮世絵、古文書まで!人々の生きた証が時空を超えて体感できる空間!

1階のガラスケースには、江戸~明治時代の古文書や浮世絵、海外の希少な革表紙の古書などが陳列されていてとても見応えがあります。この日は、明治6年に長堀川に架けられた心斎橋の賑わいを描いた浮世絵、古代中国の動植物や妖怪や神獣を描いた地理書『山海経』の江戸後期の和本、16世紀のフランスで出版された『旧約・新約聖書』などが目に飛び込んできました。江戸時代の『山海経』はいつか入手して、じっくり堪能したいものです。

出逢いがあれば、別れもある。古書を売ってみよう!

私の家は古書が溜まる一方なので、机でうずたかくなっている本たちを見た家族に時折注意されます。「その本どうにかしてよ」と(苦笑)。そういう時はやむを得ず、読み終わった古書を泣く泣く買い取ってもらうことがあります。売りたい本を1Fのカウンターに持っていくと、その場で査定して買い取ってくれます。「高く買って、安く売る」の良心的な取り引きを謳われる天牛書店は、北摂の古書好きには切っても切れないパートナーです。

ゆったりした時間が流れる空間での古書との素晴らしい出逢いを、天牛書店でお楽しみください。

天牛書店

  • ■所在地
    大阪府吹田市江坂町5-14-7
    tel : 06-6337-0687
    ■営業時間
    11時~19時 年中無休(年末年始を除く)
    ■交通
    ・北大阪急行線/地下鉄 御堂筋線
    「緑地公園」駅下車 徒歩10分
     南出口千里山方面から南へ500m
    ・阪急千里線
    「関大前」駅下車西へ徒歩20分
    ・店舗前に6台駐車可

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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はHP等で最新情報の確認をしてください

  • ジモトミンのまのま

    2021年12月11日 09時42分

    kkさま、コメントありがとうございます。ぜひお立ち寄りください。きっとお気に入りが見つかると思います!

  • kk

    2021年12月10日 20時14分

    いいですねー、私も古書店に惹かれます、近くに行った折にはぜひ立ち寄りたいです!!

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ジモトミンのまのま

叩いたはずの石橋が、いつのまにやら綱渡り。普段ドタバタ仕事に追われる会社員が、心穏やかに過ごす休日をつづります。北摂在住歴25年。

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