【吹田】大学×市役所=TikTok!?

 こんにちは。SUITA Colorsのイエローです。我が家のこどもたちは、時間があればゲームにタブレットでYouTubeを見てケラケラ笑ってます。はい、平和な家庭です(笑) 今回、大学×市役所でTikTok、YouTube、Instagramで動画を作成したと聞いたので、ちょと調べてきました。

吹田市役所がTikTokにチャレンジ

 今回、なんと吹田市がTikTok、YouTube、Instagramにチャレンジ!との情報をキャッチし、早速見てみました。
おー、大学生と作業服を着た下水道部の職員との掛け合い。これかっ!

【写真】動画の一覧。大阪学院大学×吹田市「下水道プロジェクト」の文字が!

【写真】動画の一覧。大阪学院大学×吹田市「下水道プロジェクト」の文字が!

URL:(Tik Tok)大阪学院大学×吹田市 下水道プロジェクト

URL:(YouTube)大阪学院大学×吹田市 下水道プロジェクト

 内容は、どデカいマンホールの探検から、ヘルメット積みとバラエティに富んでます。ちょっと、馬鹿馬鹿しいネタも(笑)。
 令和4年(2022年)10月~12月で、合計20本の動画を作成されたとのこと。イエロー的には、ヘルメット積み、勝利した職員のドヤ顔、むっちゃ嬉しそうな顔が推し動画です!(^^)!

【写真】イエロー推し動画。面白いで!

【写真】イエロー推し動画。面白いで!

発表会の様子

 2月7日、発表会があるということで、こちらにも参加。
 今回の取組は、吹田市と大阪学院大学の連携協定に基づくPBL授業(Project/Problem-based Learning)で、吹田市の課題に対する解決案を発表したことからスタートしたそうです。ちなみに、PBL授業とは、課題を基にした学習法で、答えが一つに決められていない問題について、解決に向けて取り組む経験を通して学んでいく授業のことです。
 吹田市が出した課題は「下水道に関する情報を若年層へ届けたい」。んんん、確かにイエローも、下水道のことはよく知らないです…。

【写真】緊張気味で始まった発表会

【写真】緊張気味で始まった発表会

 発表が始まると、びっくりしたのは、学生さんがムチャクチャしっかりしている。スティーブ・ジョブズさんばりに、スクリーンの前に出てきて、両手を広げる様には、これは只者ではない感が!

【写真】堂々としたプレゼン姿

【写真】堂々としたプレゼン姿

 スライドの1枚目は、ベトナムの田舎のトイレでは、トイレットペーパーが流せないこと、パキスタンでは住居の合間を下水が流れていることの紹介から。確かに!日本って、下水道が普及して、こうゆう風景は見ないから、当たり前になっているけど、下水道が整備されているからこそ、有難さや興味が湧かないんだ、と冒頭からガツンとやられました。

学生さんの発表から感じたこと

(1)きっかけは大学の授業。そこからもっとやってみたいとの思いに。
 まず、凄いな!と感じたのは、大学の授業で発表して単位も取得した後に、引き続いてこの課題解決にチャレンジしようとしたこと。授業の発表で、最優秀賞に選ばれたこともあって、自分たちの提案を市役所に実現して欲しいと強く思ったそう。
 普通は、思った後は熱が冷めていきそうなところ、市役所にメールを送って「是非一緒にやりましょう!」と熱いラブコールを送ったそうです。日曜劇場に出てきそうな展開ですね。
もひとつ、凄いなと思ったのは、下水道部の職員さんがこのラブコールに応えて、「やろう!」と立ち上がったこと。まさに、ドラマの始まりです。

(2)地道な調整、現状分析
 そうこうして、『下水道プロジェクト』と名付けられた取組はスタートしたそう。市役所としてもやるからには入念に準備をということで、約半年かけて打合せに、施設の見学、市民さんの下水道に関する意識調査を実施。
 そもそもレベルアップ管ってなんやねん、ってところから下水処理場の見学を体験するうちに、「あそこも見たいんですよ」「そこは危ないから無理や」「なんでなんですか、見せてくださいよ!」みたいなやり取りもあったそうです。学生さんも職員の熱量が高まっていく風景が目に浮かびました。
 また、真夏の駅でのアンケート調査は、50サンプルしか集まらず焦っていたところ、大学や高校にアンケートを依頼して600サンプルを超えて、つながりの大事さを感じたエピソードもいいなぁと思いました。

【写真】学生さんも、職員さんも一緒に取り組んでいる姿

【写真】学生さんも、職員さんも一緒に取り組んでいる姿

(3)実際に動画を発信開始。でも思ったようにはいかない…
 で、満を持して動画撮影開始!勿論、「時間がたっぷりある夏休みを利用して、ストックを量産しよう!」「面白い内容!質重視で!」「準備が大切、台本作りは入念に!」で始めたものの、セリフが出てこず何回も撮り直しが続き、思うようには動画作成本数が増えない時期もあったそう。最初、なかなかうまく行かないのは、ほんとドラマの世界です。
 でも、転機はやってくるのです!(^^)! イエローの推し動画『ヘルメット対決してみた』で、YouTubeショート動画、初再生数1000回を突破!思わず、おめでとう!と叫びたくなりました(笑) 実は、この動画、面白いんちゃうん、とあまり考えず撮影したそうです。ここから、質から量に方針転換し、『※※してみたシリーズ』『レベルアップ管』『真面目系』とジャンルを開拓していったそうです。そのときの流行をハッシュタグに付けると閲覧数が伸びるなどの発見もあったそうです。

【写真】質重視で開始するも、ストックはたったの3本…。この頃は焦ったそう。

【写真】質重視で開始するも、ストックはたったの3本…。この頃は焦ったそう。

【写真】成功体験から方針変更。活き活きした笑顔になったような気もすます。

【写真】成功体験から方針変更。活き活きした笑顔になったような気もすます。

(4)学んだことは僕にも響く大事なこと
 プレゼン終盤で、今回のプロジェクトで学んだことは、①計画通りに進まない、②その都度試行錯誤が必要、③行動することでアイディアが出る、④現場を訪れる重要性、だったとのこと。
 これ、アラ40のイエローにとっても響く、いい振り返りだと思いました。いい加減でなく、真剣に取り組んだからこそ実感できたんだと感じ、凄くいい経験されたなと思いました。これ、市役所の職員さんにとっても嬉しかった言葉だと思いますね

【写真】この場面、グッっときました。やりきったからこその感想。

【写真】この場面、グッっときました。やりきったからこその感想。

(5)夢はでっかく
 夢は「世界に日本の下水技術を広めたい」
 吹田の下水道に触れて、世界まで羽ばたいて欲しいですね。頑張れ!
 普段は地中にある下水道。「目に見えないものを魅せる」をテーマに、大阪学院大学の学生さんが、若者層へ効果的に発信することを目的に動画作成に取り組んだことがよく分かりました。
 
 ちなみに、2月17日からは、EXPOCITY内の吹田市情報発信プラザ(Inforestすいた)にて、『下水道フェア』を実施します。今回作成した動画も流す予定ですので、ぜひお立ち寄りください。

【写真】夢は大きく「世界に日本の下水技術を広めたい」

【写真】夢は大きく「世界に日本の下水技術を広めたい」

【写真】今回のプロジェクトを進めてきたメンバー。プレゼン無事終了して、やり切った顔ですね。

【写真】今回のプロジェクトを進めてきたメンバー。プレゼン無事終了して、やり切った顔ですね。

大学のあるまち吹田

 最後に、吹田って大学を数えると、大阪大学、大阪学院大学、関西大学、千里金蘭大学、大和大学って、確かに沢山大学がありますね。発表会でお会いした、市役所シティプロモーション推進室の職員さんに聞くと、市内の大学とは大学連携協定を結んでいて、日頃から交流されているとのこと。
 確かに、すいたフェスタや千里キャンドルロード等でのボランティアや、先日のまちっと記事で紹介されていた大学との連携授業もされてるんですね!いいまちだぁ(#^.^#) ここ、またの機会に掘り下げよっ。

【写真】万博記念公園でのすいたフェスタで活躍する学生ボランティア

【写真】万博記念公園でのすいたフェスタで活躍する学生ボランティア

【写真】ダスキン×関西大学×吹田市の取組。もったいないをおいしいに変えてしまおうプロジェクト。

【写真】ダスキン×関西大学×吹田市の取組。もったいないをおいしいに変えてしまおうプロジェクト。

 以上イエローでした。
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