こんにちは、流山市一年生の２児のママ、レモンキャットです。
前回ご紹介した「美ヨガ」の講師でもあり、地元の老若男女に向けて様々な支援活動をされている出口真由子先生を深掘りしたいと思い、取材して参りました！
今回のインタビューで、先生の幅広い活動だけではなく、根源から湧く「深い愛」を感じることができ、インタビューをさせていただきながらも、とても温かい気持ちになれました。
産前産後ママやそのご家族、転入者や人と関わることが大好きな方にはぜひ知っていただけたら嬉しいです＾＾！
──まずは先生のことを教えてください。現在どのような活動を行っていますか？
現在は主に３つの活動を行なっています。
①流山市民団体『赤ちゃんと一緒に流山 de 美ヨガ&マタニティヨガ♪』にて、赤ちゃん連れのママや妊婦さん向けに『赤ちゃんと一緒におしゃべり美ヨガ&マタニティヨガ♪』や『カウンセリング勉強会』を開催
② 流山市民団体『笑いヨガ de PPK in 流山』にて、主に中高年向けの笑いヨガ(ラフターヨガ)を開催
③ 東京 QOL カウンセラーカレッジにて、一般の方向けの各種講座やカウンセリングを担当
そのほか「幸福力アップ講座」など、講座や講演会での登壇もさせていただいております。
なるほど！産前産後ママだけではなく、幅広い方に向けての支援活動をされているんですね＾＾
──では、支援活動をはじめたキッカケを教えてください！
一人のママのお声から美ヨガの活動が始まりました
もともとは、約10年前に「自分の健康のために」と、普通のヨガをマダムたちと優雅に開催していました。
そんなある日「赤ちゃん連れでも参加していいですか？」という産後ママからのお問合せがあり、
「どうぞ〜！一度いらしてみてくださ〜い＾＾」とお応えしたところから、赤ちゃん連れの美ヨガが始まりました。
当時は、流山市の『母になるなら流山』のマーケティング活動が始まった頃で、あれよあれよと赤ちゃん連れの産後ママや、マタニティさんのお申し込みが増えていきました。
ママたちのお声を聞いて感じた重要な課題
美ヨガで産前産後の方々の色々なお話をお聴きしていく中で、ママたちの生の声をお聴きし、ハッとしたんです。
・赤ちゃん連れの方が、精神面で安心して行く場所が少ないこと
・夫以外の大人と話す機会が少ないこと
・地方から転入し、知り合いがおらず気持ちの面で孤独な中で子育てをしている方が多いこと
など、ママご自身の力ではどうすることも出来ない、たくさんの課題を感じました。
ちょうどその頃は、大学の心理学部で「孤立・孤独が人の心を蝕む」といった学びをしていたので、なおさらです。
ヨガで身体を動かすことも大切だけれど、実際にはそれ以上に『一人ひとりの人柄が伝わってくるような、挨拶以上の話をお互いにできる場』の方を求めている方々がいる。
「孤立・孤独を作らない」ことの方が重要そうだ！と気付きました。
課題はママたちだけではなく現代人みんなに通ずることだった
また、「孤立・孤独を作らない」ことは、産前産後の方だけの課題ではなく、深刻さや緊急度は違えども、どの世代も現代人は精神的な孤独を感じていて「誰かと挨拶以上の話をしたい」と願っているということにも改めて気付き、ママ以外の方にもそのような場を作りたいと考え、『おしゃべり笑いヨガ(ラフターヨガ)』の活動にも力を入れました。
何気ない日々の出来事をアウトプットすることが大切
『おしゃべり笑いヨガ(ラフターヨガ)では、日々のどうでもいい(笑)と思われがちな雑談から、喜怒哀楽の感情をともなった出来事などをお話していただいています。
例えば「タンスの角に小指ぶつけちゃった〜！」とか「夫にムカついた...！」など、
一見どうでも良いって思いがちな話をベースに笑いの体操（ラフターヨガ）に結びつけて笑い飛ばしたり、笑いにつながらなくてもなかなか人に言えなかった出来事を打ち明けてみんなで共感しあったり。
話すことって、実はとても重要だったりするんですよね。
なるほど！確かに小さなことでも人に話して聞いてもらえるだけでスッキリしたり癒されたりしますね！
産前産後ママからご年配の方まで、幅広い方が先生と一緒にご自身のエピソードを楽しんだり共有しているんですね〜！
そしてその活動は、一人のママさんのお声や心理学の観点から、現代社会の問題に気づき立ち上がって活動を始められたんですね。
私も、転入後に美ヨガで人と繋がることができて、心が軽くなった一人ですし。
話すこと、笑うことって本当に大切なんだなって思いました！
──活動を通して感じることはありますか？？
初めて参加してくださる方が、最初はよそ行きで緊張感のある防衛的な表情だったのが
メンバーで語り合い、笑ったり驚いたり共に泣いたり怒ったりといった様々な感情やエピソードを共有していく中で、ご自身のペースでゆっくりとリラックスされていき、
帰る頃には別人のようにお顔がほころび、他の参加者さんとも仲良くなられていく姿を拝見すると「人生は善き出逢い次第で変化するんだな〜。良かった良かった〜！」と、とても嬉しく、秘かに(笑)達成感を感じています。
確かに、私も初参加の時は内心ドキドキ緊張していました！
笑顔で振る舞いつつも内心はキョロキョロそわそわ。笑
けれど、不思議と自分に集中しやすい環境でしたね。
レモンキャットさんも最初は少し緊張感されていましたね！笑
けれど、転入先でも新しい知人友人を得て、自分らしくこの流山という土地を愛したい！と真剣に考えて勇気を出されている方ではないかなぁ〜と感じましたよ＾＾
そう感じてくださっていたんですね！
ちょっと恥ずかしいけど嬉しいです＾＾！
──活動を通しての思い出エピソードも教えてください！
約 10 年間でおおよそ1,000組の母子と出逢ってきたため、お一人おひとりとの思い出がた〜くさんあるんですよね＾＾
今こうしてインタビューを受けて振り返ると、「美ヨガと出逢って友人知人がたくさんできて私の人生が楽しいものに変わりました!」や「久しぶりに先生を見ただけでホッとして泣けてきちゃった」や「あの時、先生に出逢えて本当に救われました」、「何かあったら先生に話を聴いてもらえばいい!と思うと毎日を頑張れる」とおっしゃっていただくことが多いなぁ、とじんわりと思い返しています。
そうですか〜！たくさんのママたちはもちろん、先生にとっても大切で温かい場なんですね！
──最後に、まちっと柏の読者様に向けて一言お願いします＾＾
産前産後はホルモンのバランスによって精神的にも不安定になる中、命がけで子を産み、ほぼ不眠不休で、得体の知れない重責感を感じながら手探りで子育てをしています。夫婦関係もスッカリ変わり、『ママ』としてではない『私の人生』についても想い悩む時期。
また、産後は自分自身の成育歴や実母との関係等、夫婦関係、子育ての課題を明確に感じざるを得ない時期でもあります。
だからこそ、生き方を深く見直すチャンスの時だと私は考えています。
ぜひ『赤ちゃんと一緒におしゃべり美ヨガ&マタニティヨガ♪』や『カウンセリング勉強会』を通して、お一人でも多くの方に、生き方が少しでも楽になるお手伝いができたら、と願っております。
お忙しい中ありがとうございました！どんどん便利になっていく世の中だからこそ、「繋がり」を意識にあげることも大切ですよね＾＾！
私もまた美ヨガに参加します！引き続きよろしくお願いします♫
おおよそ1,000組もの母子とヨガを続けて約10年。
育休中ママに人気のカウンセリング講座も赤ちゃんと一緒に受講可能。
笑いヨガでは、先生の笑顔に参加者も思わず大笑い！
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この記事を書いたのは…
ジモトミンレモンキャット
流山２年生。好奇心旺盛で「出かけること」と「食べること」が大好きな２児の母。趣味は写真と鉱物あつめ。新しい土地で出会うワクワクを綴っていきたいと思います。
