<箕面発>こんにちは。北摂・箕面の地域特派員「ゆん」です。
「勝ちダルマ」で有名な箕面市北部にある「勝尾寺」。勝運のお寺として人気ですが、四季折々の自然の美しさでもとても有名なんです。
今回は、その勝尾寺の美しい新緑と色鮮やかな花々をご紹介いたします。
8万坪の境内に自然が広がる勝運の寺「勝尾寺」
大阪の都心から車で30分ほどの場所にあり、8万坪もの境内に自然が広がる勝運の寺「勝尾寺」。箕面と言えば秋の紅葉で有名ですが、紅葉が美しいスポットは新緑の季節には青もみじが美しく、地元の私たちはこの季節をとても楽しみにしています。
平安時代に、六代座主「行巡」が、清和天皇の病を祈祷で治したことから始まるその歴史は、現在では受験や厄除け、病気、スポーツ、商売など「人生のあらゆる場面で勝つ寺」として信仰され、受け継がれているそうです。
「勝つ」とは他者を負かすことではなく、己に打ち勝つ「七転び八起きの精神」。その象徴が「勝ちダルマ」なのだそう。境内には、願いが叶った勝ちダルマが沢山奉納されています。
そしてその勝ちダルマの赤との見事なコントラストを見せてくれているのが、木々の新緑。新緑の美しいこの季節は、箕面の山々の緑、青い空、白い雲、ダルマの赤、その全てがまるで絵画のようです。
新緑、シャクナゲなど色とりどりの花々が見事
本堂へと続く階段はまるで新緑のトンネル、そしてその両脇にはピンクのシャクナゲが沢山咲いていました。例年シャクナゲは5月中旬から下旬にかけてが見頃のようですが、今年は少し早くから楽しめました(写真撮影は4月下旬)。
階段の上に見えてきた、大日如来像が祭られた多宝塔です。
多宝塔の足元にはサツキでしょうか、赤やピンクのお花がまるで絨毯のように咲き誇っていました。赤・ピンク・黄色・白・緑、それぞれが複数の顔を持っており、自然界にある色彩美に魅了されます。
境内の至る所に小さなダルマが。これらは勝尾寺のおみくじ「ダルマみくじ」です。
おみくじを引いた参拝者が境内のいろいろな場所に奉納されて帰られ、それがまた写真スポットにもなっているんです。ポツンと木の枝に乗っていたり、綺麗に整列していたり、突然現れるダルマたちに思わずカメラを向けたくなりますよ。
四季折々の表情を見せてくれる自然あふれる勝尾寺の境内。今が見頃の新緑とシャクナゲもぜひ、楽しんでいただければと思います。
勝尾寺いいトコ一度はおいでキャンペーン(5月31日まで)
箕面市観光協会主催の「新緑カーニバル」のチラシに「勝尾寺いいトコ一度はおいでキャンペーン」が実施されていると掲載されています。観光協会発行の「新緑カーニバル」のチラシ、または箕面市内在住であることの証明書(運転免許証など)を提示すると、入山料(大人500円・小中学生400円・未就学児100円・2歳以下無料)が無料になるそうです。詳しくは箕面市観光協会のHPをご覧くださいね。
(リビング北摂Web特派員:ゆん)
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