まちをつなぎ、まちを育む。
北摂・千里ニュータウン民の野村仁志です。
今回は茨木市北部にあるニュータウンで開催されます「第2回山手台マルシェ」をご紹介させていただきます
茨木市山手台
山手台は1978年にできたニュータウンで、今年はまちびらきから45年目を迎えます。
高台にあり、大阪平野を一望できるこの街は、自然豊かで、子育てするには最適な場所です。実際に、まちびらき当初から山手台は子ども達で溢れ、地域の運動会や、地域のお祭りであった『山手台フェスティバル』も多くの人で賑わいました。
一方で、近年は高齢化が進み交通問題や医療問題を抱えています。この問題を解決し、街を活性化することを目的に活動しているプロジェクトが共創ラボ@YAMATEDAIです。
共創ラボ@YAMATEDAI
共創ラボ@YAMATEDAIでは山手台地域の地域課題をテーマとして、地域交通プロジェクト・健康プロジェクト・コミュニティハブプロジェクトの三つのプロジェクトを行っています。
中でも、私たちコミュニティハブプロジェクトは、地域住民や地域で活動する団体や事業者、各種コミュニティを『繋ぐ場』を作ることを目的としています。
私たちは、山手台には高齢化による交通問題と医療問題がある一方で、近年、子育て世代の方々が増えていることに着目しました。
地域の問題は一部の人の問題で終わっていると解決しません。
地域の方々が世代を超えて繋がり合う場ができれば、解決すべき課題を世代を超えて話し合うことができる。その中で、住民皆がより豊かに過ごすために何をするべきかが見えてくるのではと考えました。
『暮らし』をもっと、『らしく!』
一人ひとりに違った価値観や生活スタイルがあります。特にニュータウンは閑静な場所や、住民との適度な距離感を好んで住まわれている方も多いです。反面、地域の情報が伝わりにくいというマイナス面もあります。
特に、新しく山手台に加わった子育て世代は地域の人や情報を知らない中で移り住み、コロナ禍を迎えました。この山手台には素敵な景色はもちろん、素敵なコミュニティや人々が住んでいます。もしかしたら、地域の魅力を知ること、そして、自分自身が地域に関わることで、個々の暮らしが、より豊かに、より自分らしく過ごせるようになるかもしれません。
この魅力を繋ぐきっかけとなり、皆さまの暮らしがもっと自分らしく、豊かになることを目指すのが、私たちコミュニティハブプロジェクトであり、『山手台マルシェ』です。
URL: ■第1回山手台マルシェ(過去記事)
山手台マルシェの企画会議も、当初の参加者は街づくり協議会を中心に数名ほどでしたが、今は、住民や近隣事業者、ボランティア団体などの現役世代も加わり、意見交換も活発になってきました。自分たちの街を自分たちで良くしていきたい!そんな熱を感じます。
山手台マルシェ
山手台マルシェは地域が主役です。出店するのも山手台や山手台近隣、茨木市内の住民や事業者が半数以上、それに加えて、山手台マルシェのコンセプトに賛同した事業者で構成されます。
そして、そのイベントを山手台街づくり協議会や近隣の方々、茨木商工会議所や茨木市、大阪大学共創機構がサポートしていきます。
第二回目となる今回は、前回の倍近くの23団体がキッチンカーや飲食、雑貨・ワークショップ、自然あそびなどを展開してくださいます。
私たちCo珈琲も参加。実は、Co珈琲の『つなぐ、育む。』というコンセプトや地域が交わる空間の中にあるという設定は、この山手台の皆さまと関わる中で生まれたもので、キービジュアルやラベルにも山手台の景色を使わせていただいています。
本当に魅力的な景色、魅力的な人々がある茨木市山手台。お時間ありましたら、是非お越しください。
第2回山手台マルシェ
- 日時 :2023年6月10日(土) 10時00分から15時00分まで※雨天時は翌11日(日)に順延
会場 :山手台コミュニティセンター&サニー幼稚園駐車場
主催 :茨木市山手台街づくり協議会
協力:関電不動産開発株式会社、関電ファシリティーズ株式会社、茨木サニータウンショッピングセンターテナントの皆さま、サニー幼稚園
企画運営:わがまちブランディング(BRANDoSEE)、株式会社クロックワークスタジオ、茨木商工会議所
アクセス:阪急茨木市駅・JR茨木駅から阪急バス「山手台7丁目」・「茨木サニータウン」行き「幼稚園前」下車 西へ約70メートル
※会場周辺に駐車場はございません。公共交通機関をご利用くださいませ。
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
地域ブランディング専門家野村 仁志
「『人』や『企業』・『団体』が元気になれば、『まち』は必ず元気になる。」という想いで大学や行政と共に地域ブランディングに取り組んでいます。関われば関わるほど好きになる北摂、千里の魅力をお届けします。