早いもので、季節は師走。2023 年もあとわずかです。
お正月をどう過ごそうか、考えている方も多いのではないでしょうか。
我が家ではここ数年、大晦日に除夜の鐘をきき、元日の朝はゆっくりが定番でした。
ところが今年は子どもたちから「初日の出を見たい」という要望が!
起きられる ... ??
一体どこに行けばいい!?
不安材料ばかりですが、少し調べてみることにしました。
子連れでそうそう遠くへも行けず、選択肢は地元一択です。
以前ご近所さんとの立ち話でちらりと聞いた箕面山の展望台のことを思い出し ...
軽く検索してみると、阪急「箕面」駅を起点として半径約 1 km の範囲だけでも、『青空展望台』『あおぞら展望台』『旧わくわく展望台』『望海の丘』『憩いの丘』と、いわゆる「展望台」と呼ばれるスポットが多数存在することが判明。今回はその中でも比較的標高の低い『憩いの丘』に登ってみることにしました。
口コミ情報「新稲北公園の先を登っていく」を頼りに公園を目指します。
箕面池田線の箕面第1中学校前交差点を 80 m ほど西へ進んだ先の角を北上すると、まもなく左手に新稲北公園が見えてきます。
通称「キノコ公園」と呼ばれる、大きなキノコの四阿(あずまや)が目印の公園です。
右手には紅葉丘住宅の棟が連なります。
公園の先の二股を左側に進み、道なりに歩きます。
最初は普通の住宅地ですが、200m も歩けば家もまばらになり ...
振り返ると既になかなかの眺望が開けていました。
途中分かれ道もありますが直進し、公園のスタートから 400m 足らずで舗装路は終了します。
その先に何やら物々しいフェンスが見えてきたため、行き止まり!? と身構えましたが、柵は簡単に開け閉めできるものでした。
ただし注意書きの通り、獣害を防ぐため、開け放しは絶対に NG です。
柵の中に入ると今度は「立入禁止」の文字に再び焦りますが、直進せずに右折して進めば大丈夫です。
写真では見えにくいですがちゃんとした橋が架かっています。
渡った先には地図もあり、展望台を含めた山中のスポットがかなり詳細に表記されています。
そしていよいよ山中へ。なだらかな登りからスタートします。
道幅も広く、歩きやすい!
しばらく行くと登りがきつくなりますが、階段状にきちんと整備されているので危険な感じはありません。
子どもたち(6 歳、8 歳)もスタスタと登って行きます。
地面の形状は、下の岩盤があらわになった比較的硬いもので、少々滑りやすくなっています。
15 分ほど(大人だけなら 10 分ほど)歩いたところで、簡易な休憩スペースが出現。
ここまで特に標識などはありませんでしたが、整備された道が続くので、迷いそうなポイントはありませんでした。
ここからの眺めも十分きれいでしたが、木々に遮られて東の空は見えなさそうです。
休憩スペースを後にして、さらに歩を進めます。
少し足場の悪いところもありますが、ペースを落とすことなく 5 分ほど歩くと、『憩いの丘』の標識が見えてきました!
山裾に比べると道幅が少し狭まったこと以外には殆ど変わらぬコンディションで道は続きます。
熊笹やシダ類が青々と茂っているため、冬場でも蛇や虫対策として足首まで隠れる靴がおすすめです。
何度目かの階段を登りきったところで突如眺望が開け、芝生の広場が現れました。
『憩いの丘』に到着です。
石垣に囲まれた平坦なスペースで、遊具も点在しています。
南の斜面全体が開けており、ここからなら日の出も拝めそうです!
美しい紅葉も印象的でした。
歩いた時間は、スタート地点の公園から、休憩時間を除き約 30 分。大人の脚なら 20 分程度でしょうか。
子どもと歩いても程よい距離で、極端に危険と思われる箇所もなく、楽しいハイキングになりました。
初日の出となると道中は真っ暗で、厳しい寒さが予想されるため、小さい子ども連れは少ししんどいかなというのが正直なところですが、自分である程度安全確保のできる小学校高学年以上の子ども連れや大人同士であれば、無理なく登れるのではと感じました。
同じく展望スポットとして知られる『旧わくわく展望台』が標高 395m なのに対し、『憩いの丘』の標高は 225m と、高さ的にも難易度は低めです。(余裕のある方は、より良い眺望を求めて『旧わくわく展望台』を目指されるのも良いかもしれません!)
登られる際は、基本的な装備に加え、安全な靴とライト、熊除けの携帯ラジオをお忘れなく!
憩いの丘
- 箕面市箕面8丁目19−11
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この記事を書いたのは…
ジモトミンSunnie
箕面在住 25 年 +。身近な自然から季節の移ろいを感じられる長閑な暮らしを満喫しています。食べる、走る、自然を愛でる、歴史を紐解く etc. いろんな趣味の目線から街の魅力を発信していきます。