こんにちは。まちっと堺・泉北編集部のさとです。
毎年1月下旬頃から早咲きの梅が咲き始め、梅の名所としても有名な荒山(こうぜん)公園の梅林。
今年は例年よりも少し開花が遅めのようです。
2月4日時点では、約1,100本植えられている梅の木の9割以上が蕾の状態でした。
荒山公園内の梅林は、多治速比売(たじはやひめ)神社を囲うように植えられ、広域に渡って楽しむことができます。
堺市のHPでも約50品種以上と記されているように、梅の木を見ているとたくさんの種類があることに気付きます。
多治速比売神社の敷地の一部を取得し、昭和57年に開設された、公園面積約17万平方メートルの総合公園で、梅林が有名です。
梅林は、総面積約2万7,000平方メートル、昭和59年から昭和60年にかけて整備されました。
現在、約50品種・約1,100本あり、2月中旬から3月上旬に見頃を迎えます。
また、この他にも1月初旬には蝋梅(ロウバイ)、3月中旬には山茱萸(サンシュユ)、4月初旬には約700本の桜、8月中旬には坊主池の蓮と一年を通して、長い期間花を楽しむことができます。-荒山公園概要 堺市HPより引用-
中でも本数が多いのか、果実を収穫するために栽培される実梅の品種にあたる白加賀(しろかが)梅の通りがありました。
白加賀の花びらは白色で一重咲きの大輪花。開花時期は中咲きだそうです。よ〜く見ると、赤色のガクの中から、白い花びらが顔を出そうとしている様子がうかがえます。
同じく中咲きの浮牡丹(うきぼたん)は、八重の可愛らしい花びらが特徴の梅です。
枝が細くてトゲ状の小枝が多く、葉は小さく毛がないのが特徴の野梅性(やばいしょう)品種の道知辺(みちしるべ)は、絵に描いたような一重で可憐な花びら。
早咲きなので、もうすぐ咲きそうな気配も感じられます。
花色が明るい紅色をしている紅梅性品種の寒紅梅は、八重で華やかな花びら。こちらも早咲きだそうです。
梅林の近くに植えられている蝋梅(ろうばい)は、咲いている花も多く間もなく見頃を迎えそうですが、こちらも例年より開花が遅いようでした。
普段は無料で駐車場を開放している荒山公園。
梅と桜の開花時期は車での来園者の増加が見込まれることから、周辺道路の混雑解消と公園利用者の安全確保のため、臨時駐車場を増設して、全駐車場が有料となっていますのでご注意ください。
梅見の前後には多治速比売神社の参拝や、公園の遊具で遊ぶのも良いですね。
梅の開花状況は、堺市のHPでも確認することができますのでご確認のうえお出かけください。
荒山公園(こうぜんこうえん)の梅林
- 南区宮山台2丁3
※例年2月中旬から3月上旬が見頃
※令和7年2月7日(金)〜7年4月6日(日)の期間、荒山公園駐車場は有料
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
まちっと堺・泉北編集部さと
地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと堺・泉北」の編集部、さとです。 生まれも育ちも大阪で、結婚を機に泉北ニュータウンに移り住み、居心地の良さに気付けば早8年。緑豊かな環境に癒されながら日々を過ごしています。