★柏、我孫子、松戸、流山、野田の東葛5市で、街を盛り上げ、支えている、“街の仕掛け人”を紹介します
Kashiwa Special Sounds 代表
小野広一さん
5月下旬、一般公募によるテレワーク演奏動画「みんなで鳴らそう♪！宝島」が、YouTubeに公開されました。総勢49人の演奏会は、6/15時点で再生数1万回を突破。この動画を制作した小野広一さんに話を聞いてきました。
「テレワーク演奏会は、4/26にSNSで一般公募しました。全国からの応募者32人に加え、若手プロ講師や柏市内の中高吹奏楽部顧問の先生方にも協力してもらい、49人の演奏動画が完成。指揮者は、柏市立柏高等学校吹奏楽部（通称“イチカシ”）の石田修一総監督にお願いしました。吹奏楽の素晴らしいところは、たくさんの人が集まって1つの音を奏でるさま。動画でも、その良さを感じることができるので、ぜひ見てほしいですね。
私自身ギターやベースを演奏するのですが、管楽器の魅力を知ったのは6年程前。『呼吸を通じて音を届ける楽器は、こんなにも表現の幅が広いのか』と感銘を受けました。また、柏は吹奏楽がとても盛んな街で、この魅力をもっと広めたいと思い、イベント企画団体『Kashiwa Special Sounds』を設立しました。
設立当時は柏駅前の演奏会だけでしたが、2018年3月に管楽器の演奏体験ができる『柏de 管楽器♩！』を開催しました。ギターやピアノは触れる機会が多いですが、管楽器はリコーダーぐらいしか触れる機会がありません。楽器体験は子どもだけでなく大人にも好評で、130人以上が参加してくれました。今年3月も『柏de吹奏楽PARTY（ぱ～り～）♪！』を予定していましたが、コロナの影響を鑑みて中止を決定。でも、このまま何もしない訳にはいきません。緊急事態宣言で自宅待機を余儀なくされていたGWには、自宅からの演奏動画を募りテレワーク演奏動画『みんなで鳴らそう♪！宝島』を制作。そして、ブルーインパルスや様々な場所で打ち上げられた花火をヒントに、『見上げる音楽鑑賞会』を思いつきました。駅前ビルの屋上で演奏し、屋上の様子は各自のスマートフォンで観覧いただく。新たな生活様式の演奏スタイルとしてモデルケースになればいいなと考えています。今は10月実施に向けて、様々な調整を行っているところです。吹奏楽はホールで鑑賞することが一般的ですが、お子様連れは泣き声を気にしたり観覧マナーがあったりと、敷居が高いイメージがありませんか。駅前なら子ども連れでも気軽に参加することができます。音楽は人の心を豊かにしてくれます。イベントを通じて音楽や楽器の楽しさを感じてもらえたらうれしいですね」
PROFILE
小野広一さん。青年時代を松戸で過ごし、現在は柏在住。「Kashiwa Special Sounds」代表、「音楽の街かしわ実行委員会」事務局長。高校でコピーバンドを結成。2014年ビッグバンド『Swing Beat Team♪HIROSHI』のベーシストとして年間40ステージ以上の演奏活動を行う。2014年「柏MUSIC SUN」の実行委員会のメンバーになり、イベント運営に携わる。2015年「Kashiwa Special Sounds」設立
テレワーク演奏動画「みんなで鳴らそう♪！宝島」
https://youtu.be/jYbKB0hZA0w
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