アッ・・・っという間に、本番9/04を迎え、すいたフェスタ2022終了となりました。
本番写真を・・・と思っていたら、
やはり持ち場となるお祭り広場下手付近での撮影となってしまいました。
「小ネタ」ばかりで始まりましたが、やはり最後まで「小ネタ」です。
9月4日(日)暑さを覚悟していたのですが、スプラッシュの水攻め、瞬間的な大雨もあり、
時折、涼しい時間帯もあり、仕込日、本番共に想い出に残る2日間でした。
「野外イベントは最終的に、お天気がヤキモキさせる要因になります。
晴れれば、細かいことも解消できる勢いが出てきます。」
確かに、前日、当日共に朝から快晴で願いは叶っていましたが、
この天候の変わりようは「女心と秋の空」という感じでしょうか・・・(笑)。
今回は、お祭り広場付近の模様をお知らせ致します!!
■早朝7:30集合!!
まず前日の準備日、この日は、音響/照明の仕込みを行うことになっています。
搬入車両側は、ステージ近くの駐車スペースに、そして公共交通を利用するスタッフは、
万博記念公園中央ゲートを7:30に通過という予定で動きました・・・。
残念ながら諸事情により定刻8:00まで待機状態・・・。
しかし、その少しの時間を使ってでも打ち合わせをする東京舞台照明スタッフ!!
初対面でしたが、ノリも抜群! 言葉もキレイ! 今の若い子は偉い~素晴らしいです。
入場後、無事に作業は始まりました。
URL: 東京舞台照明大阪
■色んなものがセッティング【済】
会場を仕切るゲート類、イベント開催を彩るのぼり、
出展者・出演者・スタッフ・搬入物資や機材に使う数多くのテント類。
椅子・机にしても数多く搬入されセッティングすることになる野外イベント。
通常、そこに無いものを、こんな大きな会場に存在させるということは、大きな引越しと同等の内容です。
ダスキンレントールさんに感謝です。
今回担当の徳永さんは、通常時、ビシッとスーツ姿の女性ですが、現場となると仕切る人に大変身!!
私たちの無理難題にも瞬時に対応頂き、とても朗らかで優しい・・・。ホント素晴らしくカッコいい女性です~。
8/30(火)から会場入り、もう移動距離が長すぎて会場内の移動は自転車に乗っておられました!
尊敬すべき素晴らしい女性です。
出演者のパフォーマンスを、観客の視聴覚に伝えるためのポジションとなる
音響さんや照明さんのテクニカルな機材類。
この部分は、なかなか判りにくいものですが、手慣れたスタッフの方々が仕込んでいきます。
大きな音にするためのPA用スピーカーは、4mを越える高さに吊られ、
照明は、廻りに張り巡らされたイントレランス(足場)の単管に灯体(照明器具)を固定していきます。
そのひとつひとつを微調整する作業があるのですが、それらを書き出すと凄い物量になるのでこの辺で・・・。
URL: 株式会社ジョイサウンドプロモーション JOYSOUND PROMOTION Inc.
■前日準備として
当日の最初に行われるコンテンツ「スプラッシュパーティ」。なんと前日からの仕込みなんです。
2000㍑の水を運ぶ車2台が3往復・・・12000㍑、吹田市水道部がご協力頂いた次第です。
決められた水槽やプールにドンドン入れていきます。
これだけでは、なにがなんなのかも判らない状況が続きます・・・。
■電気「命」です。
前回も書いた大切なもの。各所に置かれた「仮設電源」から、各場所に電源を送る回線を作ってくれた方々です。
電源を確保しないと、マイクは使えない、音は鳴らない、照明はつかない、
映像もビジョンも映らない、検温器も作動しない、模擬店やイベント各所の運営も出来ない、
日が暮れると真っ暗・・・となってしまいます。
当日の朝も、テントの位置が移動となったりしました。
各テントにコンセント等を作って下さってますが、一緒に移動作業となってしまいます。
ホント、お手間を取らせました。ありがとうございます。
■アーティスト手配にご尽力頂いたおふたり
当日の朝早く、久しぶりにお二人揃ってお会いできました。
2020年から2回の中止を挟んで、3回目の正直!!
ゲストアーティストSHE’Sとの架け橋を作って下さった
アーティスト部会の西川さんと招聘業務を担当頂いた西浦さんです。
仮称「ザ・ウエスト」のお二人は、昔からの仲良し!!
この業界でお仕事や活動をされています。
これから始まるステージ前で写真を頂きました!!長時間ありがとうございました。
ゲストアーティスト演奏、トークセッション、楽器撤収までは大丈夫でした!
■一部の学生さんの紹介で申し訳ない!!
今回は、本当に沢山の学生さんたちがボランティアでお手伝いに来てくれました。
報告では300名弱とのこと。その学生さんの中の一部の方達が、ステージ周りのお手伝いをしてくれました。
模擬店や出展者、会場運営に関してのところにも、必ず「学生たちの姿」がありました。
この写真は、ゲストアーティストの機材運びをお手伝いした時。
「楽器は重いよね・・・」と言いながら、
この後のアーティスト会場入りを密かに心待ちにしている姿を頂きました。
Tシャツが青空のようだ~!!
■J:COMさん大活躍!!
今回のイベントは、ステージ横に大きなビジョンがセッティングされ、会場内の様子をお知らせ。
全ての会場で行われるイベントプログラムの写し込みから、
迷子のお知らせ、体調チェック、禁止事項等のインフォメーションを担当。
そして中継車が活躍する15:30からオンエアとなった「すいたフェスタ生中継番組」の2本立てです。
■11:35を過ぎてます・・・さて本番!! スタートから盛り上がり方はハンパな内容ではございません~!!
ゲストアーティストのリハーサルも終わり、スプラッシュパーティの立ち位置確認等、
本番は10分ほど押してスタート。
市長、議長、ジャルジャル後藤さんも無事登場。この当たりは、残念ながら写真撮れませんでした。
スプラッシュパーティは参加者700名募集ということで吹田市HPにアップされて8分で完売!!
これは、個人持ちの水鉄砲の数の話しになりますが、皆さん、大きなものを持ってやってきました!!
これは、夢に出てくる勢いです。スプラッシパーティは、こんな感じ~!!
■近くにいる台風君の影響
台風11号が日本列島の近くにおりました。
仕込みの日も雨は多少降りました、スプラッシュパーティで沢山の水がステージに押し寄せました。
しかし、本番日15:45頃、第一部の3チーム目の途中で「これくらいの雨だったら大丈夫」と思ったのも束の間。
もうスプラッシュパーティを越える本気度100%の雨となり、40分ほどの中断となってしまいます・・・
残念ながらステージ上はズブ濡れ状態。パンチカーペットを踏めば水が浮き出し、
滑りまくるような状況となり、委員会の方でステージ上のダンスや踊りは危ないと判断。
ステージ前での演舞となります。
この判断は、スタッフ一同、ステージ上での演舞を楽しみにしていた方々には、
本当に申し訳ない気持ちで一杯でした。説明することも悲しい状況が続きます。
沢山の観客の皆さんの協力も協力頂き、本番中に客席配置を3列後ろにズラすという荒技!!
MC:樋口大喜さんの誘導、会場スタッフの協力を得て、ステージ前を広くすることもでき、
皆さんの御協力が、とても有り難かった「すいたフェスタ2022」の一場面でした。
■ステージ袖から見える風景
私は、ステージ下手において進行に関するお手伝いをしていましたが、
ステージから見える風景はこんな感じです。
オープニング、著名人のご挨拶、700名参加のスプラッシュパーティ、
アーティストライブ「SHE’S」、吹田市出身で話しが盛り上がる トークセッション、
32組の音楽&パフォーマンスと続き、皆さんが楽しんでいる光景が、次々と飛び込んできました。
他の会場の進行具合も確認しながら進めていけるように頑張ったつもりですが、
ミスや反省は色々とあり、まだまだです(笑)。永遠と勉強、修行状態が続いていきます。
この年齢になると、少しはパーフェクトと言えるようになりたいものですね。
今は、体力続く限り、来年もやってみたいと思っています。
■一番心に残ったこと
この2年間、共に制作部分を担当してきたスタッフが、当日の昼過ぎに熱中症となり病院へ。
目一杯やってくれた子だったので、この連絡をまわりのスタッフから聞いた時、
残念に思っている気持ちが届いてきたようにも感じました。
やはりイベントは「人の思い」です。改めて感じることが出来たことに感謝。
今は回復傾向にあると聞いていますので一安心、さあ次はJASRACさんへ行きましょう!!
■お祭り広場 ラストシーン。
自分が担当したお祭り広場のラストシーンは尾﨑会長のご挨拶となりました。
私自身が上手からアテンドさせて頂いた唯一の方です。
前日に「尾﨑会長、持ってますね」とお声がけさせて頂きましたね。
ラストシーンのご挨拶前も、おひとりで一番前の客席にて演舞をご覧になられていました。
「3回目の正直」となった今回のイベント、大変なご苦労があったと思います。
本当にお疲れ様でした。
■お祭り広場ではバラしがスタート。
さて、お祭り広場が終わり、ステージまわりは密かに片付けが始まり出します。
(この20:15、雨の予報が出ていたのですが、降らなかったのです・・・)
そして、暫くすると下の広場からランタンが上がりだしました。
ランタンのオリジナル曲、清野拓巳さん、MIKIKOさんの演奏が遠くから聴こえます。
下の広場へダッシュ!!この時点で、まだ走れる自分が自慢ですね。
メイシアター古矢さんやTAKEFIVEマスターのヒカルさん、
清野さんやMIKIKOさんの顔が見えて、初めて自分の一日が終わったように感じました。
そして、このイベント全体のラストシーン「花火」で打ち止めとなります。
「すいたフェスタ2022」9月4日(日)、沢山のご来場、ありがとうございました。
さて、来場者カウントも20,000人ぐらいまで伸びたそうです。凄いですよね。
本当に沢山の方が、楽しんで頂いたのであれば、少し端っこで頑張った甲斐があります。
ほんの数日過ぎた段階で「来年はどうなるのかなぁ・・・」と
思えるのは、楽しかった証拠。幸せなことです。
もっと、沢山の方々に来て頂き、感じて頂ける内容になればと期待しています。
第1回目の開催、レポート内容は「小ネタ」というより
ステージ下手からの「端っこネタ」ばかりでしたが、
メインの内容は、また、いろんな媒体で見て頂きたいと思います。
最後まで、ご拝読ありがとうございました!!
個人的なことですが、当日に食べたものは、
差し入れで貰った「唐揚げ串刺し一本」美味しかった~。
頂いたお昼のお弁当は、結果的に食べる時間を取ることが出来ずに持って帰ることになりました。
このお弁当は、家で冷蔵庫に入り、次の日のお昼御飯となります(笑)。
家訓として、食べ物は大切にしていますので、昔から、このパターンは多々あります~。
この調子で来年も元気にやっていきたいですね。楽しかった1日に感謝です!!
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
江坂企業協議会催事委員会副委員長
大阪創都学園キャットミュージックカレッジ専門学校カレッジ企画室の井原です。13期務めた学校長を退任後、学校教育業務を続けながら江坂企業協議会や吹田シティプロモーション推進室等に協力、音楽を中心にイベント関連メディアを通しての地域活性化に務めます。野球・音楽・自動車・イベント制作が好きで、過去に大型免許/イベント業務管理者1級も取得。そして、関西では珍しいスワローズファン、宜しくお願い致します!!