【池田】北摂のナゾ地名を調査!編集部 北摂自由研究① 呉服町 どう読む?

【池田】北摂のナゾ地名を調査!編集部 北摂自由研究① 呉服町 どう読む?

こんにちは!まちっと編集部のバンハルです。
以前リビング北摂Webで取り組んでいた「編集部 北摂自由研究」から、北摂の地名に関するクイズとエピソードを紹介します。
知っているようで知らない地名の世界。へ~そんな由来があるのね!と発見もいっぱい。
地名にはまさに北摂ならではの”謎”が詰まってますよ。
≪2019/11/27公開 北摂自由研究から≫
◇     ◇     ◇

取材をしていると、珍しい地名を目にすることがあります。地図を見ると、珍しい地名、読み方が分からない地名など、北摂には気になる地名がいっぱい! そこで、「編集部 北摂自由研究」を立ち上げ”深掘り”することに。 記念すべき第1回は、池田市の「呉服町」です。

 

呉服町

ついつい「ごふくちょう」「ごふくまち」と読みたくなりますが、不正解!
「くれはちょう」が正解です。では、その由来とは?

 

織り姫伝承を由来に大正時代に誕生

「呉服町」は阪急池田駅の南西に位置し、西隣は室町と姫室町。南に進むとダイハツ工業本社があるダイハツ町です。
地名の由来を池田市役所に聞きました。

その回答によると、「呉服」の地名が誕生したのは大正10年。大規模な地名変更が行われ、昭和19年には「呉服町」も新しい地名として付けられました。地名になった理由として、池田市に伝わる「クレハトリ・アヤハトリ伝承」が、住民たちによく知られていたからと考えられています。

「クレハトリ・アヤハトリ伝承」とは、1500年以上前に、大陸の呉国から池田にきたクレハトリという姉妹が、はた織りの技術を広めたという言い伝えです。
詳しくは池田市HPをクレハトリ・アヤハトリ伝承

市内には地名だけでなく、呉服小学校、クレハトリをまつる呉服神社もあります(ただし、神社の住所は呉服町ではなく室町)。
呉服小学校は昭和14年4月の創立当初は「東雲(しののめ)尋常小学校」という名前でしたが、創立からわずか4カ月で「呉服小学校」に改称されることに。神社や地名でなじみ深い名前が、住民に支持され、改称にいたったと考えられているそうです。

池田市呉服町には何がある?

阪急池田駅直結のショッピング施設「IKEDIA(イケディア)」は呉服町にあります。 また、「IKEDIA」内には、今年5月に池田市立図書館が開館。アルネ・ヤコブセンの家具が並ぶ空間は、まるで北欧のようです。

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まちっと北摂編集部バンハル

大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、バンハルです。 夫と息子+琉球MIX犬(女の子)と暮らしています。以前千里中央に事務所があったときは、お昼休み、コラボの図書館に通いづめてました。おすすめは大阪モノレールから見下ろす街並み。特に秋は紅葉が素晴らしい! アイコンの画像はバンハル3歳のときのものです。

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