<箕面発>こんにちは。箕面の地域特派員「ゆん」です。
箕面東部の粟生間谷に、歴史ある古民家をリノベーションした素敵なカフェが出来たと聞き、お邪魔してまいりました。「粟生間谷」という地名、箕面以外の方は読めない方も多いかもしれませんね。「あおまだに」と読みます。
駐車場からお店までの間も楽しんで
「100年以上続く古民家」。その言葉にワクワクしながら車を走らせると、期待を裏切らない風景の中に「十八代笹川」さんが現れました。
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この看板を目印に小さな川にかかる橋を渡って駐車場へ。秋晴れのこの日、青空に白壁、黒い瓦屋根と紅葉、ちょっと小旅行に来た様な気分になりました。お店の入り口はどうやら駐車場の反対側。白壁と小川の間を進みます。
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「あれ?今何かの下を潜ったよね??」
振り向くと大きな木が何本も並んでいました。壁の内側から反り出した木の枝がゲートの様に伸びていたんですね。楽しくてなかなかお店にたどり着きません(笑)
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大きなもちの木の足元に看板が見えました!
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立派な門構えに風になびく暖簾、風情があります。早く店内へ、と思いながらもつい立ち止まってしまいたくなるエントランス。
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暖簾を潜るとそこには丁寧に手入れされた美しい庭が広がります。こうして丁寧に手入れされていると、歓迎されているんだと感じますね。
シンプルさが引き立つスパイスカレー
「スパイスカレーとスペシャルティーコーヒーがいただけるカフェ」ということで、カレー大好き、コーヒー大好きな私はもうわくわくです。
・素揚げ野菜とポーク&チキンのカレー
・素揚げ野菜とやわらかポークのカレー
・素揚げ野菜とタンドリーチキンのカレー
・たっぷり素揚げ野菜のカレー
どれも美味しそうで迷います。私はたっぷり素揚げ野菜のカレーを、友人は素揚げ野菜とタンドリーチキンのカレーをいただきました。
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たっぷり素揚げ野菜のカレー 1200円(サラダ付き)
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素揚げ野菜とタンドリーチキンのカレー 1400円(サラダ付き)
辛味をひかえ、香りを引き立たせたとおっしゃるこちらのスパイスカレー、「辛さより旨味」なカレーが好きな私の好みにぴったりです。スパイスの香りに揚げ野菜の甘味がプラスされ、とても奥行きのあるカレーでした。
挽きたて淹れたてのコーヒーをいただく贅沢
十八代笹川さんが選び抜いた、日本国内また海外でも活躍する3つのロースターの焙煎豆が並ぶコーヒーメニュー。メニュー表に銘柄と特徴をとてもわかりやすく書いてくださっていました。バリスタさんに好みを伝えて選んでいただくのもいいですね。
選んだ豆を専任のバリスタさんが目の前で挽きドリップしてくださいます。
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この日私がオーダーしたのは「グアテマラ」(650円)。目の前で挽いた豆で、一杯ずつ丁寧に淹れていただいたコーヒーをいただく贅沢、たまりませんね。
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そして、美味しいコーヒーとくればスイーツも、ですよね!チーズケーキ(800円)をいただきました。酸味と甘さのバランスが私の好みにぴったり!!ガトーショコラやプリンもありました。カレーの後の美味しいコーヒーとスイーツ、最高です。
建物本来の姿を活かし「余計なことをしない」をコンセプト
木造建築の良さを残すため「余計なことをしない」リノベーションをされたというこちらの建物。大きな梁が「見せる」形で残されています。また、お店の奥のスペースには広いテーブルとアンティークの椅子が並びます。
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入り口を入ってすぐのコーナーは大きな窓からたっぷりの陽差しが差し込みます。日本の古い柱と観葉植物は相性も良くセンスあふれる空間です。
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お天気の良い日に美味しいコーヒーをいただきながら読書を楽しむ、そんなシーンを想像したくなるスペースです。
地域の居場所=サードプレイスになれば
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実はこの日、ちょうどこの暖簾の前でひとりの男性が声を掛けてくださいました。
「お店へいらしてくださったんですか?どうぞどうぞお入りください。」
穏やかな口調のその男性は「ここ、息子の店なんです」、笹川家十七代目でした。
偶然お会いできた十七代目はとても気さくな方で、お店の前の大きな「もちの木」の話やお屋敷にまつわる昔話を拝聴することができました。お父様である十七代目の穏やかで気さくなお人柄からも、地域の人たちのサードプレイスになればとおしゃる十八代目のお人柄が伺えます。
建物の中の別のスペースでは、カフェ以外の使用も検討されていらっしゃるとのこと、これからもいろいろ楽しみな「十八代笹川」さんです。
十八代笹川
住所:箕面市粟生間谷東1-27-1
TEL:090-6878-0781
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水曜休
(駐車場9台、無料)
https://www.cafe-sasagawa.com/
(リビング北摂Web特派員:ゆん)
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