【箕面】日航機事故のご遺族、谷口真知子さんとの出会い

【箕面】日航機事故のご遺族、谷口真知子さんとの出会い

箕面市J-POP大使の北川たつやです♪( ´▽`)

今回は2回目の投稿なので、箕面市での活動の一環をご紹介したいと思います。

 

2017年に僕の母校である箕面市立東小学校の50周年式典がありました!

僕は箕面市のゆるキャラ「たきのみちゆずる」の歌を中心に演奏をご依頼頂きました!

そこで出会ったのが、1985年に起こった日航機墜落事故のご遺族である谷口真知子さん。

520名の方が亡くなった大きな飛行機の事故でした。

谷口真知子さんと。↑↑

 

夫である谷口正勝さんが揺れる機内で『まちこ こども よろしく』

と走り書きのメモを残し、帰らぬ人となりました。

 

お孫さんとの何気ない会話がきっかけで、

谷口さんは命の大切さ、日常の大切さを描いた絵本『パパの柿の木』を作られ、

東小学校の式典でも読み聞かせをされていました。

絵本『パパの柿の木』↑↑

 

当時の校長先生が繋いで下さり、楽屋で『1985年は僕の生まれた年です!』

なんてお話をし、一緒に絵本を基にした歌を作らせてもらうことになりました。

 

日航機事故のことは物心が付いてから、ニュースで朧げに見た記憶しかなく、

全く知識も無かったですし、家族が亡くなった経験もないので

僕に曲が作れるのか…と不安でした。

 

でも『一緒の気持ちになるのは無理だが、一歩でも近づこう!』と思い、

事故現場である群馬県御巣鷹山や、遺書や遺品・事故の残骸などが

展示されている羽田空港にある安全啓発センターにも行きました。

 

谷口さんとも毎週のようにお会いし、当時の気持ちや年月が経ってからの

気持ちの変化を聞かせて頂き、歌詞に反映させました。

 

そして約半年かけて作った楽曲が『茜空』と言う曲です。

谷口さんが伝えたいのは事故の悲惨さではなく、

「行ってきます!」と言った人が当たり前に帰ってくる日常のありがたさ。

でも人はいつ、急にお別れするのかもしれないのだから、

一日一日を大切にして下さい、と言うメッセージ。

 

茜空を作らせてもらってから、日本全国のいろんな学校やイベントなどに

2人で行かせてもらっています。

谷口さんが読み聞かせとお話、その後に僕が茜空を含めて歌っています。

 

各所で講演していく中、千里国際学園にも呼んで頂き、その後のご縁で

千里国際学園の生徒さんが授業の一環で英訳をして下さり、それがアメリカでも発売されたり、

2022年にはなんとミュージカルにもなりました!(演技は素人の僕も少し出演しました!w)

 

谷口さんと出会ってから毎年、一緒に御巣鷹山に慰霊登山に行っています。

事故当時、生まれたばかりで何のゆかりもない僕が

こうして毎年行かせてもらっているのも不思議なご縁です。

 

でも谷口さんのおかげで、人の人生を聞いて歌にする

『ノンフィクション・シンガーソングライター』と言う肩書きになり、

今持たせてもらっているテレビのレギュラー番組『あなたのコト歌ってイイですか?』

に繋がっています。


これも全て正勝さんが作って下さったご縁なのかもしれません。今後も谷口さんと、命と日常の大切さを絵本と歌に込めてお伝えできたらと思っています。

 

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

 

3/12(日)@大阪市立こども文化センターにて

谷口さんの朗読とお話を聞いて頂けます!

ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。

◆インターネットでの申し込みはコチラをクリック◆

 

 

 

 

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箕面J-POP大使 北川たつや

7月15日 大阪府箕面市に生まれる。 LIVE以外にもラジオDJや京セラドームでのプロ野球公式戦にて3年連続国歌斉唱を経験。地元箕面市からも支持され、箕面市特命大使「J-POP大使」に就任。 2022年2月からはJ:COMにてレギュラー番組『あなたのコト歌ってイイですか?』がスタート。

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