【池田】赤い扉をくぐって絵本の国「ささやき書店」へ♪おもちゃに夢中の子どもを横目に母はじっくり選書にいそしむ

2023年2月23日

まち・ひと応援

ジモトミンイナリーバ

寒い季節の週末。屋外で過ごすにはまず私がツラく、5歳の娘と行く場所を必死でサーチ。するとステキなお店の情報が・・・絵本と焼き菓子、そして貸し棚の「ささやき書店」です。

白い壁に藍色のひさしと赤いドア。早速かわいい♪

住宅街にたたずむ一軒家は探すのもまた楽し

阪急電鉄宝塚線「池田」駅から南へ徒歩約10分。「カップヌードルミュージアム」もほど近い住宅街の中の中。「こんなところに？」とちょっとドキドキしながら進んでいくと、おシャレな雰囲気のお家がふと現れました。

池田市立呉服小学校沿いの道を袋小路に入ってすぐです

このドアの向こうにはどんな世界が広がっているのかな？

絵本、おもちゃ、焼き菓子・・・かわいいものギュッと！

「ささやき書店」の誕生は2021年10月。ご店主の下村さんがご実家の一部をリフォームされました。新しい壁や床、でもどこか懐かしさを感じる間取り。窓から光が差し込んで暖房もほんわり。色とりどりの絵本やおもちゃが棚に並び、トレーには美味しそうな焼き菓子が積まれていて・・・天国なの？ここ。

玄関で靴を脱いでの入店。小さな子が直接床に座っても安心です

飾り棚にねずみくんシリーズの絵本を見つけた娘は「これ知ってる～！」と大はしゃぎ

9年ほど前からスイーツを手掛けている下村さん。「murmur（ムルムル）」という屋号で製造販売されています

児童館なみに遊びたおした5歳児

お店の雰囲気に脳内お花畑状態の私に対し、娘は靴を脱ぐやいなや、目についたおもちゃにまっしぐら。ヨーロッパ製の知的玩具でおままごとをしたり、楽器を鳴らしたり、歌を歌ったり。ときどき下村さんが「スゴイね！」「こういうこともできるよ」と優しくお相手をしてくださったおかげで始終ご機嫌。その間に私も絵本を吟味することができ、久しぶりにときめく1冊に出会えました。

あまりにキレイだったので下村さんに「本当に使っていいんですか？」と確認したおもちゃたち

おもちゃとともに場所を変えながら延々と遊び続ける娘（なんと2時間！）

「ここまで楽しんでくれてうれしい！」と言っていただけました

カルチャーの交流＆発信としての一面も

主に新刊の絵本を扱う「ささやき書店」ですが、貸し棚ではそれぞれの借り主が古本や自作の本を販売されています。30㎝四方のスペースに各オーナーの個性が伺えて、その人物像を妄想するのもおもしろくて。
これまでイベントや活動を通じて人脈の広い下村さんは、地元の池田市や周辺都市の気になるお店をよくご存じ。また気さくな方なのでお話していてワクワクしました！子連れでも一人でも楽しめる小さなパラダイス、見っけ♪

他のお店のショップカードがずらり。たくさん持って帰ってネット検索しました♪