以前、「ささやき書店」ご店主の下村さんにおススメしてもらった「みくり食堂」。「好きなようにお料理してるらしいんだけれど、何を食べても本当に美味しいの。特にマフィンは絶品だから、もしあったら食べてみて」。こうまで言われたら、行くしかないですよね!
今もご縁の続く「ささやき書店」
今年の2月に取材に訪れた際、あまりにステキなお店だったのでこちらの貸し棚を申し込んだ私。生活の激変でバタバタな毎日ですが、絵本に囲まれたこの店内に入るとホッとします。そして、ひと月の棚代1100円を支払うときに下村さんとお話するのも楽しみの一つ。そこで話題となった「みくり食堂」さん、今回やっと訪問することができました!
自宅の一階を改装した小さな絵本屋さん。おとぎの国への扉はかわいい赤
私が借りている棚の屋号は『ピリカ古書』。「自分だけの本棚を作る」という醍醐味がたまらないのです
URL: 【池田】赤い扉をくぐって絵本の国「ささやき書店」へ♪おもちゃに夢中の子どもを横目に母はじっくり選書にいそしむ
ほっこりなパラダイスがここにも
「ささやき書店」から北へ真っすぐ歩くこと約2分(詳細は下記のリンクまで)。こちらも住宅街に溶け込んだ佇まいの「みくり食堂」。鉢植えが並ぶ入口に親近感がわきます。栗のイラストがかわいい看板を読み込んでから、引き戸に手をかけました。
さりげないオシャレ感が漂う玄関周り。少し透けて見える店内にワクワクします
お食事のメニューは定食のみ。内容はご店主のおもむくままに
URL: 【池田】250メートルのまっすぐな道沿いに並ぶ30本の桜!歩き花見をメインに近くのお店も楽しんで
いたるとろこにキュートな存在感
もう、一目で、かわいい。味のあるテーブル、ミントブルーの壁、個性的な器、そしてあちこちに飾られた置物たち。店内を彩るアイテム数は多いのに、調和のとれたステキ空間となっています。ご店主さんのセンスと人柄が伺えるようで、しばらく見とれていました♪
テーブル席が3つのすっきりとした配置。その周囲のあちこちに雑貨やアート作品が
吊り下げ照明は1つ1つそれぞれ違って、どれも魅力的。いくつもの小さな光に癒されます
ぬくもりを感じる食器の数々。こちょこちょと主張している小物類が愛おしい!
私が座った二人掛けテーブルの脚は古いミシン。レトロなガラスコップと最高の相性
栄養豊かなカラフルランチ
定食の詳細は店内にある黒板に書かれていました。ラタトゥイユや煮物、ラぺ、炒めものなどおかずはなんと9種類!揚げたり炒めたりする調理の音が聞こえ、しばらくして運ばれてきたのは鮮やかな色彩のプレートでした。満開のお花畑みたい!眼福なのはもちろん、下村さんが絶賛したようにどれも本当に美味♪うだるような暑さが続く夏、滋養の必要を感じたらぜひ訪れてみてくださいね。
これだけの食材、家でそろえるのはムリ!外食のありがたさを再実感です
五分づきごはん、お味噌汁、メインプレート。3日分ぐらいの栄養が詰まっていそう!
この日のメニューはほとんど全部植物性でしたが、お肉やお魚の日もあるのだとか
汁物はスープのことが多く、お味噌汁はめずらしいのだそう。後乗せモロヘイヤに「こんな薬味みたいな使い方できるんだ」と感動
もっちもちの五分づきごはん。ぬか臭さも全然なくて食べやすかったです
定食をオーダーすると300円になる穀物コーヒー。マイルドな口当たりと深いコクが特徴です
本日のデザート(300円)はマフィンではなく、ジェラートでした。すももの味が濃縮されていて、衝撃の美味しさ!
レジの近くにあった販売コーナーはご店主のセレクト。小豆島産の八方だしとそうめん、今の時期にぴったりですね
みくり食堂
- 住所:大阪府池田市姫室町6-13
電話番号:072-786-7066
営業時間:12:00~夕方まで。予約にて夕方から夜まで営業。
定休日:水、木、その他(要SNSチェック)
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この記事を書いたのは…
ジモトミンイナリーバ
若いとき世界に向いていた目が今は地元に全集中。徒歩や自転車で見つける街の情報、楽しくてたまりません♪