【池田】お坊さんの3万冊の蔵書を収めた「ふるえる書庫」で物々交換?!知性とアートが交差するリノベ古民家にて

【池田】お坊さんの3万冊の蔵書を収めた「ふるえる書庫」で物々交換?!知性とアートが交差するリノベ古民家にて

私が愛読している池田市在住のブロガーさんの『いけだより♪』。いつも近辺の神社仏閣や個性的なお店の紹介をされているのですが、そこにひと際気になる記事。古江町の如来寺に『ふるえる書庫』というスポットが誕生したのだとか。月に何度かのオープン中、8月には『ふるえる物々交換展』と聞くだけでワクワクするイベントが!決めた、この日に行ってみよう♪

住宅街の路地からたどり着くのは新しい『知的財産』

初めて訪れる如来寺は細い路地を少し上がったところにありました。その門戸の脇にたたずむ古民家が『ふるえる書庫』。趣きを残したままリノベーションされた一軒家、その大きなガラス戸の向こうにはぎっしり詰まった本棚が垣間見えます。縁側がまたステキで、ここでのんびりしたいしたいなぁ~。

静かな住宅街。近くには池田市立児童館、東へ徒歩2分のところには池田市立人権文化交流センターがあります

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坂道になった路地に入るとすぐに如来寺の門が現れます。『ふるえる書庫』はその右手前に

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縁側にゆったりとしたスペースが広がる家屋。小さい頃よく遊びに行ったおばあちゃん家を思い出しました

縁側にゆったりとしたスペースが広がる家屋。小さい頃よく遊びに行ったおばあちゃん家を思い出しました

「みんなで作るコミュニティ型の書庫」として

『ふるえる書庫』を開いたのは、浄土真宗本願寺派如来寺の副住職の釈大智(しゃく だいち)さん。一目拝見して思ったのが「うん?お坊さん??」。有髪でラフなファッション、醸し出す雰囲気は派手なイラストを描くアーティストのようでした。(*個人の感想です)
360年続くお寺の蔵書を一般開放するため、門徒さんから譲り受けた民家を改装し、昨年の11月から運営を開始。「みんなで作る」書庫として、仲間を募集されています。本を読んだり借りたりはもちろん、ゲスト店番を務めたり、自分だけの本棚を持ったり、イベントを企画したり。人々が交流し、文化が育まれる場所として期待されています。

今も増え続けているという住職の蔵書は3万冊!本の閲覧や貸し出しは無料です

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宗教関連、哲学、心理学の書籍を中心に小説や写真集などジャンルは多岐にわたります

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あー!私の大好きな米朝一門のCDが!!借りられるかどうか確認しなければ

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奧には2階へ続く階段がありました。靴を脱いで上がって行くと

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ため息の出るような読書スペースが窓際に。居並ぶ本棚から少し離れた癒しの空間です

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ヨシザワ ハナさん担当の『ふるえる物々交換展』へ

扉を開けてまず私の目をとらえたのは華やかな金髪の美人さん。今回の『ふるえる物々交換展』にはアーティストであるヨシザワ ハナさんの私物がテーブルの一角にディスプレイされていました。京都在住のハナさんが蚤の市などで見つけたレトロな品や、旅先で拾った「なにこれ?」な自然物まで。訪れる人も何か思い入れのある小物を持参し、テーブル上のモノと交換するという流れです。そのときにエピソードトークが交わされ、物々交換を通してのふれあいを肌で感じました。楽しい♪
初めての試みだったにも関わらず大好評だったようで、たくさんの来場者を惹きつけたこの企画。これからも定期的に開催していってほしいな。

お美しい外見の中身はにぎやかな関西人のハナさん。阪急百貨店の催事に選ばれるほどのアーティストですが、めちゃめちゃフレンドリー!

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私が持ってきた「もう必要ないけれど捨てられないモノ」2つ、小さなロブスターのフィギュアとガラスコップと交換

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『ふるえるBook』に感想を書くことで物々交換は完了。「参加者で本を書き上げていく」という二次的なミッションも心憎い♪

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書庫の一角では『マナリ荘』のおからドーナツと『LiLo Coffee Roaster』のコーヒーの販売。完璧な布陣です

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ふるえる書庫

  • 住所:池田市古江町451
    (駐車場あり。限られた台数分なので要事前確認)
    開館日はSNSをチェック
    (2023年8月は4日、6日、18日、24日の予定)

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ジモトミンイナリーバ

若いとき世界に向いていた目が今は地元に全集中。徒歩や自転車で見つける街の情報、楽しくてたまりません♪

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