【吹田】「あなたの知らない下水道の世界」を堪能してみた 9月24日(日)に見学会も!

【吹田】「あなたの知らない下水道の世界」を堪能してみた 9月24日(日)に見学会も!

 こんにちは、SUITAcolorsのイエローです。先日、「吹田で一番熱い日を!」と、すいたフェスタも開催され、もう秋がくるなぁ((*p'∀'q))ワクワク♬ って全然涼しくないやん…。食欲の秋が待ち遠しい食いしん坊イエローです。
 今回は、地下10mで、市民生活を守るべく熱く活動するエンジニアの世界を見てきたのでレポートします!

9月10日は「下水道の日」

 吹田市では、9月10日の「下水道の日」を中心に、毎日の生活に欠かせない「下水道」の役割や仕組みについて、この機会に理解を深めて欲しいと、さまざまなイベントを実施されているそう。
 イエローはご縁あって、大阪学院大学×吹田市「下水道プロジェクト」をレポート したこともあり、吹田市下水道部さんとは浅からぬご縁が。
https://machitto.jp/hokusetsu/56469/
 既に、
 ●9月2日(土)地域防災総合訓練の下水道部ブースで『浸水対策を知る』をテーマに出展
 ●9月3日(日)ゆいぴあ夏祭りの下水道部ブースで『遊びながら下水道の役割を知る』をテーマに出展
 ●9月6日(水)~15日(金)吹田市役所本庁1階ロビーにて『下水道の日』パネル展を実施
 等されています。イエローが、むちゃくちゃ興味を惹かれたイベントに、【工事現場見学会】【水再生センター秋の施設見学会】があって、今回は9月24日開催の【工事現場見学会】の現場をレポートさせてもらいます(σº∀º)σ

【写真】左:地域防災総合訓練の下水道部ブース、右上:ゆいぴあ夏祭りの下水道部ブース、右下:吹田市役所本庁1階ロビーにて『下水道の日』パネル展

【写真】左:地域防災総合訓練の下水道部ブース、右上:ゆいぴあ夏祭りの下水道部ブース、右下:吹田市役所本庁1階ロビーにて『下水道の日』パネル展

まずは準備段階 緻密な計算の世界を実感

 見学会の会場に到着すると、まずは大きな建物にビックリ。作業は、シールド工法(シールドマシンとよばれる機械を使ってトンネルを掘り進んでいく工法)で進めていくのですが、もちろん土を掘るので、この土を搬出するのに大きなクレーンも必要となるため、大きな建物が必要になるそうです。

【写真】見学会の会場となる建物。建物内には、大型のクレーンも。一説にはゲームセンターでお馴染みのクレーンゲームの着想はココから来た説も。

【写真】見学会の会場となる建物。建物内には、大型のクレーンも。一説にはゲームセンターでお馴染みのクレーンゲームの着想はココから来た説も。

 地下の工事現場に行く前に、下水道部職員の北方さんから 、工事に関する説明が地上であります。これ、よーく聞いておくと、地下に行ったときホォォォーてなること間違いないやつ。なぜ工事をするのか、工事の手法としてのシールド工法、シールドマシンの大きさや性能、水を流すための勾配(100mにつき6cm)、地下を掘り進めるための支障となる埋設物を迂回する方法…。どれも、「なるほど!」「すごいっ!」「そこまで考えて調整してるんや!」とアラ40男子にイエロー、プチ感動でした。わずか70cmの隙間を計算して埋設位置を決めていくなんて、ホントすごい技術だと感心。今回は、道路や線路の地下を通す工事なので、大阪府さんや阪急電鉄さんとも緊密な会議や日々の報告をされているそうで、安全を守るためのプロセスも感じました(๑ˊ͈ ꇴ ˋ͈)アリガト〜

【写真】地上での説明風景 。

【写真】地上での説明風景 。

いよいよ地下の工事現場へ

 いよいよ、工事現場へ。急な階段を降りてトンネル入口に。建物では3~4階の高さになるそうですが、10mを地下から見上げることはなかなかない体験です。ちょっと古いですが、NHKさんの『プロジェクトX』で見たような風景にワクワク。

【写真】いよいよ入り口に。

【写真】いよいよ入り口に。

 いよいよ完成したら入ることができない空間に。土の搬出用の作業貨車や、先頭での作業場所まで歩いて行けるよう歩道もあり、酸素もしっかり送り込まれているので安全です。途中、地上の位置と下水道埋設ルートを示す資料もあって、ここでも北方さんが説明してくれます。

【写真】坑内を歩いて行きます。地上の位置や、坑内の機器についても丁寧に説明してもらえます。

【写真】坑内を歩いて行きます。地上の位置や、坑内の機器についても丁寧に説明してもらえます。

 工事では、①土を掘る(土を搬出)→②前へ進む→③壁(セグメント)を組み立てる、を繰り返して進んでいくそうなのですが、イエローは③のセグメントに興味が!だって、長期間劣化しないような性能を維持するの、ほんと大変だと思うのですが、1つあたり1トンを超えるパーツを5つ組合わせて円をつくるのってすごい技術だなと思いました。しかも、場所によってはカーブするので内径と外径で長さが違うパーツを用意しておくのすごくないですか! いやぁ、興奮ポイントがみなさんと違っていたら、ごめんなさい(m´・ω・`)m ゴメン…

【写真】坑内の壁(セグメント)の様子。実は、1つ1つに記号が記してあり組み合わさっています

【写真】坑内の壁(セグメント)の様子。実は、1つ1つに記号が記してあり組み合わさっています

【写真】坑内が曲がっているのわかりますか。地上にあるもの(道路や線路)と調整しながらルートを決めているですよね。壁(セグメント)をルートにあわせていく技術スゲー。

【写真】坑内が曲がっているのわかりますか。地上にあるもの(道路や線路)と調整しながらルートを決めているですよね。壁(セグメント)をルートにあわせていく技術スゲー。

 最後、先頭のシールドマシンのところに到着。ここは作業中なので背を屈みながら前進。The工事現場の雰囲気がありました。シールドマシンを動かすために電気車など70mにも及ぶ作業車が一緒についてくるほか、運転席は画面にボタンが沢山あってハイテクを感じました。現地見学会の最後には、「ここが映えスポットです」と長い直線の紹介も。現場での写真撮影は自由なので、是非、今しか入れない箇所での記念写真をどうぞ。

【写真】工事現場の先頭。見えるのはシールドマシンの後部ですが、現場感がすごい。

【写真】工事現場の先頭。見えるのはシールドマシンの後部ですが、現場感がすごい。

【写真】下水道職員さんイチオシの映えスポット。ぜひ、体験してみてください。

【写真】下水道職員さんイチオシの映えスポット。ぜひ、体験してみてください。

見学方法をおさらい

 最後に、当日(令和5年9月24日(日))の見学方法をおさらい。
【時】午前9時から午後1時まで
【所】大阪学院大学高等学校総合スポーツフィールド北側(南正雀2丁目33番地先)
【申込】事前申し込み不要。動きやすく汚れてもよい服装で、直接現地にお越しください。
    (坑内ツアーは、先着順で300名です)
※来場する際は公共交通機関をご利用ください。
※自転車の駐輪スペースはあります。

 詳細は、工事現場見学会チラシ をご覧いただきご確認お願いします。
 お時間ある方、是非、参加してみてはいかがでしょうか。

 以上、イエローでした。
 ※本記事へは個別の返信はしていません。

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