【百舌鳥八幡】初開催の「はちまんマルシェ」は堺の魅力が凝縮したお祭りでした

こんにちは。さとです。

3月某日、友人のリリーカメラさんと深井の「エルマーズグリーンコーヒー」さんを訪れた際に、

イラストも文字もタイトルも手書き、しかも色付けは色鉛筆!それでいてとってもオシャレな雰囲気を醸し出すイベントフライヤーを発見しました。

一切れの紙から強烈に漂う、只者ではなさそうな気配。6月の開催で3ヶ月も先だけど速攻カレンダーに記入したほど気になっていたイベントに、リリーカメラさんと一緒にお邪魔してきました。

今回は、全て彼女の写真ですので、その世界観も併せてお楽しみください。

只者ではないフライヤーがこちら。イラストだけでなく文字もほどんど手書きなのが珍しい

 

イベントのチラシ一つとっても、丁寧に準備を積み重ねられたことが伝わります。

 

主催は八幡宮のお膝元、うめうめカフェさん

このイベントの開催を考えたキッカケは、うめうめカフェさんが周りの飲食店さんと経営に関する話をしていた際に

「100%コロナ前のように景気のある状況には戻らない」という多くの声を耳にしたこと。

さらには、世界遺産登録もされている百舌鳥古墳群の中で暮らしているけれど観光の観点からも恩恵があまり感じられない、ということ。

「もっと百舌鳥に人を集めたい!百舌鳥を元気にしたい!」という強い思いで

2023年の9月にイベントを思い立ち、そこから9ヶ月もの準備期間を経て、第一回目の開催に至りました。

 

チラシに使われている素敵なイラストがスタッフさん用のお揃いTシャツになっていて感激

 

「マルシェって何?っていう世代にも来てもらいたかった」

会場に百舌鳥八幡宮を選んだのは、誰をも受け入れる寛容さがあるからだそうです。

確かに、私も百舌鳥八幡宮へは年に1〜2回行く程度で、あまり自分には馴染みのない場所にも関わらず

どこか懐かしく、スッとその場に溶け込むことができるのが神社の良いところだと感じました。

古墳群の中心に位置し、パワースポットとしての役割も担うこの場所は、まさに会場として打ってつけです。

 

黄色いスタッフTシャツを着て会場を忙しく動き回る主催のうめうめカフェ吉田さん

 

イベントの目的を考えた時に、多様な世代に来てもらいやすい場所として自ずと百舌鳥八幡宮に白羽の矢が立った訳ですね。

 

開始前から大行列の満員御礼!

イベント当日は、開場の10時より前から行列ができ、開始直後から地面が見えないほどの人で参道が埋め尽くされていたそうです。

我々が到着した12時過ぎには、飲食はほぼ完売していて、再販を開始した飲食店舗には行列ができていました。

極上ふわとろわらび餅はにわら堂さんの再販に、長蛇の列が

 

 

出店も多種多様

出店店舗は、うめうめカフェさんのお知り合いやご縁のある方々を中心に、地元の自治会の方々、公募での受け付けもされていました。

雑貨やお花などオシャレなお店から量り売りのお店もあれば

普段はWEBでお店をされているZakka POCHETTEさん。可愛い雑貨がたくさん

日常に特別な彩りを添える、華やかだけど可憐なfleur du confortさんのお花

ハーブ、スパイス、ドライフルーツ。必要なものを必要な分だけ買えるSWITCH BACKさん

編み物教室も好評な、m.standardさんの繊細な刺繍✖️天然石のアクセサリー

comfy オリーブさんのドライフラワーは、温かみのあるデザインが魅力的

保護猫について考えるキッカケを提供するブースまでありました。

売上は保護活動に使用されるという、動物愛護保護団体SunriZooさんによるチャリティブース

本格的な釜焼きピッツアも!

大阪公立大学前にあるPizzeria aoさん。この日のために、お店の味を野外で再現

うめうめカフェさんのブースのお弁当も、瞬く間に売り切れていました。

今回のイベントの主催!大阪公立大学近くにある発酵食と野菜のお店。自家製調味料を使った、野菜と発酵食のランチBOXは早々に完売

午前中の混雑がひと段落して、程よく賑わう参道

一番驚いたのが、お賽銭を入れて参加できる「お参り縁日」。ミニサイズの賽銭箱も手作りだそうで、お賽銭を入れるとスーパーボールすくいや玉入れ、型抜きに輪投げ、巨大スマートボールが体験できる、子ども達が大喜び間違いなしのお店がズラリと並びます。

近隣に事務所を構える市会議員さんが中心となって出店してくださったんだとか。

料金設定が”お賽銭”なのが、神社らしい。常に子ども達で大盛況

堺と言えば!のあの方が登場!!

イベントを楽しんでいたら、何やらある方が来るという噂が。

 

写真のどこかにひっそりと隠れていますが、分かりますか?

このイベントならではでもう一つ、こちらも子ども達が大興奮していたハニワ部長とのゲーム対決!

チェアダーツという聞き慣れないゲーム。子ども達は立って投げるので、ハニワ部長へのハンデですね

ハニワ部長に勝つともらえるお菓子と参加賞のステッカー。かわいい

堺で、しかもハニワ部長のホームである百舌鳥古墳群ならではの催しに関心しきりでした。その手があったか〜!

ハニワ部長に深々とお礼を示す吉田さん。どこに行っても大人気のハニワ部長

夏のような日差しが照り付ける、お天気良好な日でしたが、広い境内では本殿でお参りできたり、手水舎周辺など日陰になる場所でくつろげたり、川が流れていたりと程よく涼が取れて

この日の花手水は紫陽花でした。見た目も涼やか

 

会場のすぐそばにある駐車場にはデイサービスをご利用している方が車椅子で遊びに来られている風景や、ベビーカーを押す子連れのファミリーも多く

ワンちゃんのお散歩がてら見に来られている光景もちらほら

シルバーカートを押しながら、お店をご覧になられる方も

自転車で身軽に覗きに来られた地元の方や、習い事終わりに友達同士で寄った子ども達、お宮参りで参拝に来られたご家族など、まさに幅広い世代の人が来られていて、主催の吉田さんが思い描いたイメージ通りの風景だったのではないかと感じました。

雑貨ブースを裏で支えた、WASH +さんの笑顔に見送られて会場を後にしました

「第一回」の文字からも推測される、これから末長く続くであろう「はちまんマルシェ」。次回はどんな内容になるのか、開催が今から楽しみです。

第一回 はちまんマルシェ

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まちっと堺・泉北編集部さと

地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと堺・泉北」の編集部、さとです。 生まれも育ちも大阪で、結婚を機に泉北ニュータウンに移り住み、居心地の良さに気付けば早8年。緑豊かな環境に癒されながら日々を過ごしています。

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