【豊中市】春日町のヒメボタル学習会&観察会に親子で参加してきました!

【豊中市】春日町のヒメボタル学習会&観察会に親子で参加してきました!

こんにちは!
車椅子で北摂のお出かけを楽しんでいる、ゆっけです。


5月17日(土)、豊中市立野畑図書館と「ヒメボタル特別緑地保全地区」で開催された《ヒメボタル学習会・観察会》に、小学3年生の息子と参加してきました!

実はこのエリア、大阪府内でも数少ない“自然のホタル”が見られる貴重なスポット。
しかも、絶滅危惧種に指定されているヒメボタルが、こんなに身近な場所に生息しているなんて…みなさんご存じでしたか?

「ヒメボタルって名前は聞いたことあるけど、実物を見たことはない」
そんな私たち親子が、今回初めて間近で観察することができて、大感動の夜となりました!

この記事では、当日の学習会や観察会の様子、服装・持ち物の注意点、親子にうれしいポイントまで、詳しくレポートしていきます。

学習会・観察会スタート!ヒメボタルとの出会いにワクワク!

学習会・観察会スタート!ヒメボタルとの出会いにワクワク!

ヒメボタルってどんなホタル?

実はヒメボタルは、川にすむゲンジボタルやヘイケボタルとは違い、“陸にすむホタル”なんです。
生息地は川ではなく森の中。そして、光るのはなんとオスだけ!

しかも光り方にも特徴があって、「パッ、パッ、パッ」とリズミカルに点滅するのが、ヒメボタルならではの魅力なんだとか。

そんな豆知識を、学習会ではクイズ形式で楽しく学ぶことができました。

うちの小3息子も、クイズが始まった瞬間から大興奮!
図書館のスクリーンに映し出される問題に、番号札で答えるスタイルで、子どもも大人も夢中に。

ちなみに私は、一問だけ不正解だったのですが…なんと『クイズ王』バッジをゲット!
それを見て悔しがる息子と、わいわい盛り上がった時間になりました。

ホタルはサナギや幼虫、卵も光るって知ってた?

ホタルはサナギや幼虫、卵も光るって知ってた?

クイズでヒメボタル博士に!みんなで楽しく学びました

クイズでヒメボタル博士に!みんなで楽しく学びました

「ヒメボタルってこんな形なんだ〜」うちわ作りで楽しく発見

「ヒメボタルってこんな形なんだ〜」うちわ作りで楽しく発見

いよいよ観察会へ!“パッパッパッ”と光る幻想的な森へ

学習会のあとは、スタッフの方の案内で観察エリアへと移動しました。
春日町2・3丁目に指定されている「ヒメボタル特別緑地保全地区」は、豊中に残る貴重な自然のひとつ。

入り口では「ホタルを驚かせないように、懐中電灯は使わず真っ暗な中を歩いてくださいね」と説明があり、ちょっぴり緊張しながら森の中へ入っていきます。

すると…

“パッ、パッ、パッ…”

いました!ヒメボタルの黄色い光が、暗闇の中で小さく点滅しています。
まるで夜の森に浮かぶ小さな星たち。幻想的なその光景に、親子で思わず息をのんで見入りました。

スタッフの方が「このあたりにいますよ〜」と静かに案内してくれるので、初めてでも安心。
目が暗さに慣れてくると、あちこちで光が見えてきて…気づけば周りは、まるで光の舞台のようでした。

スマホでなんとかパシャリ。黄色い光、わかりますか?

スマホでなんとかパシャリ。黄色い光、わかりますか?

息子のすぐそばにヒメボタルが…!

息子のすぐそばにヒメボタルが…!

服装・持ち物の注意点は?事前準備で快適に

観察エリアは舗装されておらず、森の中そのままの自然な地形が広がっています。
その分、静けさや雰囲気がしっかり守られていて、ホタルたちにとっても安心できる環境になっていました。

◾️ ベビーカー・車椅子はやや難しめの場所です。
私自身、車椅子で参加しましたが、行ける範囲で楽しみました。
小さなお子さん連れの方は、抱っこ紐があると安心だと思います。

◾️ 長袖・長ズボン・長靴がおすすめ!
虫が多く、ぬかるみのある場所もあるので、肌の露出を避けてしっかり対策をしていくと安心です。

◾️ 虫よけスプレーや懐中電灯はNG!
ホタルたちに悪影響を与えてしまう可能性があるため、使用は控えてくださいとのことでした。

豊中のヒメボタルの見頃は、5月中旬〜6月初旬ごろ。
雨の翌日や湿気の多い日は特に活発に光るそうで、出現数も増えるのだとか。
条件がそろう日を狙って、ぜひ幻想的なホタルの世界を楽しんでみてくださいね。

	「ヒメボタル発光疑似体験マシーン」で、満点のホタルの光を体感!

「ヒメボタル発光疑似体験マシーン」で、満点のホタルの光を体感!

まとめ:親子で楽しむ“自然との出会い”は宝物

普段の暮らしの中ではなかなか出会えない、“本物のホタル”。
そんな貴重な体験を、親子で、しかも身近な場所でできたことは、わが家にとって大切な思い出になりました。

昔は豊中のあちこちで蛍が見られたそうですが、今ではそのほとんどが失われてしまったのだとか。

そんな中でもヒメボタルのすむ自然を守ろうと、地域の方々や行政が調査や保全活動を続けてくださっていることを知り、「自然ってすごいね」「ずっと残っていてほしいね」と、親子でしみじみ話し合える、そんな夜になりました。

夜のおでかけはちょっぴり勇気がいりますが、ヒメボタルを見てみたいな、と思った方は、ぜひ機会があれば足を運んでみてください。

そのときは、ホタルたちの暮らす森や、まわりの人たちへのやさしさを忘れずに——。
静かに、そっと、幻想的な光を楽しんでみてくださいね。

パネル展示で知った、豊中のホタルと自然のつながり。「大事にしないとね」と息子も実感!

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春日町ヒメボタル特別緑地保全地区

  • ◾️場所:豊中市春日町2・3丁目地内

令和7年度 ヒメボタル学習会・観察会(イベントは開催済み)

  • ◾️開催日:5月17日(土)・5月24日(土)
    ◾️時間:午後7時〜9時(受付は午後6時半〜)
    ◾️場所:豊中市立野畑図書館 2F 集会室(豊中市春日町4-11-1)
    ◾️参加費:無料
    ◾️定員:各日40名(申込先着順)
    ◾️申込・問い合わせ:豊中市 公園みどり推進課
    ◾️アクセス
    バス:春日町二丁目・春日町四丁目・野畑小学校前(豊中駅/千里中央駅方面から)
    ※駐車場がないため、公共交通機関をご利用ください。

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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください

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ジモトミンゆっけ

太陽の塔が見える街で、車椅子生活をしながら子育て中。小学生の息子は警察・消防・自衛隊が大好きで、週末は北摂のイベントに出没しています!車椅子でも安心して楽しめるお出かけスポットや親子での体験を発信しながら、北摂の魅力を一緒に見つけていけたら嬉しいです!

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