「まちっと柏」をご覧の皆様、東葛地域アンバサダーのグリフォンです。
今回は、イオンモール柏店のリニューアル計画についてまとめてみます。
来春、フードコートがリニューアル決定。閉店が相次ぐ1Fも実は改装か?
イオンモール柏店は、旧日立物流の倉庫跡地に2006年5月オープン。
核店舗の「イオン柏店」を中心に約100の専門店が入居しています。
最近では柏レイソルのスポンサーとなり、ホームゲーム時に駐車場を開放したり、チケット半券やアプリ提示で特典が受けられる仕組みを導入するなど、地域との連携も進めています。
そんなイオンモール柏店ですが、館内に掲示されたポスターから「来春のリニューアル計画」が進んでいることが判明しました。
ポスターには「フードコートが生まれ変わる」と明記されており、新名称の一般募集も実施中。
採用されるとプロデザインのロゴとともに館内や公式サイトに掲示され、さらに2,000円分のお買い物券がプレゼントされるそうです。
実はフードコートだけじゃない?1F・2Fは閉店ラッシュ
2025年8月17日時点での閉店・閉店予定状況は以下の通りです。
- 1F
ルームアンドルーム(8月24日閉店予定)
ハピンズ(8月17日閉店予定)
おいしい笑顔 鳥ぷろ(7月31日閉店)
麻布十番モンタボー(7月27日閉店)
とん勝武蔵(7月27日閉店)
鰻川(5月25日閉店)
セリア(8月17日閉店予定) - 2F
未来屋書店(7月13日閉店)
楽童(3月31日閉店)
さらに「わくわく広場」は9月3日に1Fルームアンドルーム跡地へ移転予定。
これだけ退店が続けば「大規模リニューアル」と考えるのが自然です。
来年で開業20周年を迎えることもあり、節目の改装となる可能性が高そうです。
全国のSC動向から読み解くリニューアルの背景
2024年に公開された「SC白書」から、ショッピングセンターの最新動向を見てみましょう。
- 2024年末の全国SC総数は3,037(平均テナント数53、平均店舗面積17,751㎡)
- 新規オープンは38件と低調
- 施設は小型化・複合化の傾向(住宅・オフィスとの一体化)
- テナント構成は「物販61.1%」「飲食18.2%」「サービス20.7%」
- 2024年の総売上は32兆円超で過去最高
つまり「モノ消費」から「体験・サービス消費」へのシフトが進んでいます。
イオンモール柏店がフードコート強化を打ち出すのは、この流れに沿った動きといえるでしょう。
1Fは飲食回帰?それともサービス型店舗に?
開業当初の1Fは飲食店が充実していましたが、現在はサイゼリヤや田所商店、唐庄酒家、スタバ、ケンタッキーなど限られた店舗に。
今回の改装で再び飲食が増えるのか、それともサービス特化型店舗が増えるのか注目されます。
個人的には「イオンシネマができれば」と思いますが、施設規模(イオンシネマは大規模店舗じゃないと建設が難しい)や構造(建造から20年が経過し老朽化)を考えると実現は難しいようです。
フードコートの現状と今後
現在のフードコートは、リンガーハット、マクドナルド、銀だこ、松屋、幸楽苑、サーティーワン、アジアごはん、ピノキオ、ココマンナ、鶴丸うどんと幅広いラインナップでにぎわっています。
閉店予定の店舗もなく、改装には数か月単位の工事が必要となるため、その間の営業停止や客離れが懸念されます。
来春リニューアルを掲げている以上、10月~12月頃には何かしらのアナウンスが出る可能性がありますね。
皆さんもぜひ「どんな形のリニューアルになるのか」を楽しみにしながら、新しいフードコートのネーミングを考えてみてください。
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この記事を書いたのは…
東葛地域アンバサダーグリフォン
「#柏を盛り上げよう運動」で、柏市民に柏の街をもっと好きになってもらうための活動をしています。カメラを通した柏の息吹を、みなさんにお伝えできるよう日々撮影中。自分たちの住んでいる街をもっと好きになりたいと思いませんか? そのお手伝いをいたします!