3月26日(火曜日)~6月30日(日曜日)、柏市郷土資料展示室にて芹沢銈介作品展「芹沢銈介と人」が開催されます。
芹沢銈介さんは、1895年(明治28年)、静岡市生まれの工芸家。
東京高等工業専門学校(現東京工業大学)出身で、民芸運動の創始者・柳宗悦と交流がありました。
その後、沖縄紅型(びんがた)紅型の技法を学び、その影響は作品・作風に反映されていきます。
1956年(昭和31年)、61歳のときに型絵染で重要無形文化財保持者、いわゆる「人間国宝」に認定され、染色以外でもガラス絵、板絵など多彩な創作活動を展開、
1976年(昭和51年)、文化功労者に選出され、パリの国立グラン・パレ美術館で「芹沢銈介展」が開催、
そんな芹沢銈介さんの芸術に惹かれ、砂川七郎さんという方がその作品を収集、「砂川美術工芸館」を設立して集めた作品を公開した頃もあったそうです。
同館の閉館後、所蔵品の多くが柏市に寄贈されました。
その数なんと600点を超えるとのことです。
今年のテーマは「芹沢銈介と人」
テーマを選んだいきさつを柏市文化課の担当者にお伺いすると、
>芹沢氏は多くの作品を制作していましたが,その中でも人が描かれている作品について,まるで今から動き出すのでは……という迫力と魅力を感じました。
>そして,そのような作品が一堂に会するような企画展にしたいと考え,今回のテーマを「芹沢銈介と人」としました。
>推しの作品は、「明日とな云ひそ」という作品で、チラシ・ポスターの表を飾っています。
とのことでした。
そんな作品展が3月26日(火曜日)~6月30日(日曜日)、柏市郷土資料展示室にて開催されますので、この機会に訪れてみてはいかがしょう。
柏市郷土資料展示室
- 【開催情報】
開催期間:2024/3/26(火)~6/30(日)
※月曜日休館
開催時間:9:30‐17:00
会場:柏市郷土資料展示室
住所:柏市大島田48-1
料金:無料
問合せ先:生涯学習部文化課
TEL:04-7191-7403
主催:柏市教育委員会 URL:https://www.city.kashiwa.lg.jp/bunka/event/20240326.html
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この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。