【柏市】柏市に指定文化財はいくつある？天然記念物も文化財？

2025年1月29日

こんにちは。柏市在住の地元民（ジモトミン）、「まちっと柏」ライターのKOJI-KOJI（コジコジ）です。

柏市に指定文化財はいくつあるかご存知ですか？

前々から気になっていて、なんとなくは知っていたんですが、あらためて確認しましたので、そのご報告レポートです。

柏市の指定文化財ってなに？

柏市の自然と歴史の中で生まれ、受け継がれてきた伝統文化を継承し、柏市にとって貴重な文化財として指定されたものの総称が柏市の指定文化財です。

指定文化財には、国が指定したもの、千葉県が指定したもの、柏市が指定したものがあり、その数はそれぞれ、2、10、27となっています。（2024年12月30日時点の柏市のＨＰより）

ちなみに国指定重要文化財は「旧吉田家住宅」と「紙本墨画淡彩弄玉仙図」。

「旧吉田家住宅」はよくイベントなども開催されているので著名ですよね。

一方の「紙本墨画淡彩弄玉仙図」は調べるまで知らなかったんですが、岩佐又兵衛勝以(１５７８～１６５０）という近世初期に活躍した風俗画家の代表作。

この作品は摘水軒記念文化振興財団という、柏市に事務局を置く公益財団法人が所蔵しているそうです。

柏市指定文化財（天然記念物）はいくつあるの？どんなものが指定されているの？

柏市の指定文化財は前述のとおり、国指定が2、千葉県指定が10、柏市指定が27、計39あります。

今回は柏市指定文化財のうち、天然記念物について探ってみたいと思います。

というとで、いくつあるのか調べてみると、6つありました。

列挙すると、

・カタクリ群生地
・寿量院の玄圃梨
・高柳・善龍寺の五葉松
・弘誓院の銀杏樹
・法林寺の大銀杏
・妙照寺の杉樹

となっています。

樹木が5つ、花の群生地が1つですね。

このうち3つは見たことがあり、3つはまだ見たことがないです。

見たことがあるのは、

・カタクリ群生地
・法林寺の大銀杏
・妙照寺の杉樹

の3つ、

まだ見たことがないのは、

・寿量院の玄圃梨
・高柳・善龍寺の五葉松
・弘誓院の銀杏樹

の3つです。

カタクリ群生地

逆井にあるカタクリ群生地は2024年3月の終わりに見に行って記事も書いているのでリンクします。

URL：【柏】3/31「今が見頃の花」速報～カタクリやミツバツツジなど～

法林寺の大銀杏

法林寺の大銀杏は何度か見に行っており、2023年11月に記事を書いているのでリンクします。

URL：【柏】【名戸ヶ谷】法林寺の大イチョウ～黄葉がきれい～

妙照寺の杉樹

杉樹のある妙照寺へは2023年11月上旬に行きました。

妙照寺は、柏市大井にある日蓮宗の寺院で、山号は長国山。

お寺の公式ＨＰによると、「妙照寺は平安時代の弘仁年中(810年頃)に建立された真言宗の寺院でありました」とのことで、もともとは真言宗のお寺だったんですね。

この頃から数えると1200年以上もの歴史。

すごいですね。

お寺もすごいですが、杉樹もまたすごく、境内にある説明板によると、ここにある杉の樹は柏市で一番大きな木だそうです。

樹齢は不詳なれど約750年、幹回り約6ⅿの大杉樹。

ご利益がありそうで、あやかりたいですね。